構音指導の流れ(あくまで私の場合)
1.ごあいさつ(10分)
指導室に入る前に、挨拶と世間話をします。
「おはようございます」「こんにちは」を聞けば、なんとなく1週間の構音の様子が見えてきます。「お、たくさん練習してる」「気にしてるけど、わかんなくなっちゃったかな」「全然きにしてないね^_^」
世間話で、今日どのぐらい頑張るか考えましょう。体調やメンタルを気にして見ましょう。音の様子もよく聞いてみましょう。
2.口舌の体操(5分)
MFTをやっていくのもいいのですが、しっかり動かせる、指導自体初心者向けということもあり、私は歌に合わせてやります。
「あいうべ体操」や、替え歌で口、舌を動かしていきます。1曲2〜3分で2曲ぐらいやります。
3.構音指導(20分)
初めての指導ならば、単語テストをします。
どの音に歪み、置換、省略があるのか、評価します。そこからターゲット音を決めましょう。
ターゲット音が決まっているなら、音を出す練習です。ターゲット音が決まったら、音が出せるまで練習です。この日のうちに出せないこともあります。うまく出せた時は、即時評価。出せない時は、やり方を微調整したり、完全に違うやり方に変えたり。こちらも試行錯誤していきます。
ひたすら、出し方、まね、自力を繰り返します。何十回も音をだします。
出せるようになれば、次に進みますが、そこは、また次の機会に書きます。
4.ゲーム(15分)
音遊び的なゲームをします。ウノやジェンガをしながら自分の番でターゲット音を出す。風船バレーでターゲット音をだす。音楽に合わせて音をだす。すごろくなんかも使います。ここは、楽しく遊びながらやりますので、音が崩れる場合もありますが、楽しく修正しながらやりましょう。
5.大人トーク(5分)
家での練習、家での様子など聞きます。次回に活かせるように、練習をどんな気持ちで取り組めているのか確認します。お母さんの気持ち、思いも聞きます。また、食事の様子や噛んでいる様子を聞き、改善できること(食材の大きさ、固さなど)を提案します。
6.ごあいさつ(5分)
宿題と、次回まで気をつけるポイントを伝えます。
まとめ
構音指導のやり方を簡単にまとめました。自分メモ程度です。他の人の参考には、なりませんね…
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