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着物教室 ■大人の習い事

私の着物教室は、
夫が、訳あって買ってきた9月某日の新聞の広告に、
着物教室のキャンペーンの広告をたまたま見つけたから。
ついでに、その当時に、付下げを誂えていただいたから。絶対自分で着れなきゃ着なくなる、こんな大層なものをタンスの肥やしにはしたくない!(母が嘆いていたように。)

その教室がまあまあ近い距離(ドアドア40分程度)で
運良く、私の申し込んだタイミングでは、土曜昼のコースがあったことも、ポイントだった。
定員が集まらないと開校しないとかで珍しいそうです。

若い方から、年輩の方まで、共通してるのは、まじめそうで、おっとりとした人柄(私は除く)。

先生方は、毎週、異なる帯と着物を、美しく着こなされていて、また、私たちの持参品にも、決して、否定なさることはない。
何より、4回目からの参加で、全くのできそこないの生徒である私が、最終目前で、着物はほぼ完璧に1人で、帯も枕までは1人で着られるようになりました。
来週で最終だけど、おそらく、ギリギリ、全部の工程を覚えられそうです。
※ほかの生徒さんは、3回前くらいには修得してたので、私は特別覚えが悪い。

覚えれば、覚えるほどにとっても面白い着物。

本科を終えると、研究科があるのだけど、
そこでは、振袖や袴の着付けを覚えるのだと言うことで、一度は、進級を見送ったのだが、
次週が最終日となり、ちょっと心変わりをしてきている。

なぜかと言うと、着物教室が、とても楽しかったから。
私の現在のスキルでは、なんとか着付けは叶ったけど先生方のように美しく着たい、とか。
あと、せっかくなら、他人に着付けできる資格を取得してもいいかも?
とコスパ重視の下心もある。

私が着付けができたら、母や姉は、もっと着物を着るだろうな?とか、義母は着物たくさん持っているから、借りればいろいろと着られるし、トカ。
老後は、着付けの収入もあてにできるか?
とか。(1回当たり1万円はなかなかよいね、と、前々から思っていたし。)

伝統芸能、に興味があるので、もっと深く関わりたいとか。

単純に、毎土、日本橋に通いたい、とか。

これを書いているうちに、みるみると
やりたい気持ちが膨らんできているのがわかる。

来週には、姿見も設置予定だし。

明日は教室が休みなので、月曜に、スケジュールなどを確認して、無理がないなら研究科、いくことになりそうな予感です。

習い事つながりで
先日70超えのマダムと食事をしたら、
「栄養士になりたい。」とか
母(農家の娘)は、
「ぶどうを育てるため、栽培を勉強しに、知り合いの農家に訪ねる、」
とか
職場の人に関しては
「自分の病気がきっかけで医学部に入り直した」とか
言ってたことを思い出した。
何かを追いかける大人って、良いですよね。
この年になって、興味のあることがはじめてわかった気がします。

社会から求められるスケジュールにはだいぶ遅れたけど
自分もそんな大人たりたい。人生はまだまだ長いことですし、ゆっくり行きましょう。



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