転職体験記:視能訓練士として新たな一歩を踏み出すまで
こんにちは、ふくろうです。私は12年間、視能訓練士として働いています。2度の転職を経験。
今回は、私が転職を決意し、新しい職場で再スタートを切るまでの経験をシェアしたいと思います。この経験が、同じように転職を考えている方々の参考になれば幸いです。
転職の準備
転職を考えたきっかけは、子供の誕生とスキルアップです。収入面はもちろんのことワークライフバランスをより良くしたかったことと、長年勤めた眼科以外での業務のやり方や考え方を身につけスキルアップしたかったからです。
転職にむけて最初に行ったのは情報収集です。
業界の動向を把握し、求人情報を調べることから始めました。特に私の場合はインディードやジョブメドレーが役立ちました。協会の求人ページは私が知りたい情報がなくあまり参考にできませんでした。
次に、自分のスキルや資格を再確認しました。視能訓練士として必要なスキルを整理し、どの部分が強みでどの部分を改善すべきかを見直しました。
転職活動のプロセス
履歴書や職務経歴書の作成には特に力を入れました。これまでの経験や実績を具体的に記載し、自分の強みをアピールしました。求人サイトやエージェントも活用し、幅広く情報を集めました。
面接の準備も重要なステップでした。
新卒の時はあらゆる質問を想定して事前に準備をするのが一般的かもしれませんが、転職なので最低限の志望動機くらいしか考えませんでした。聞かれたことを素直に答えることが重要だと考え、仕事する上での考え方や転職について自分が考えていることを熱く伝えるだけで問題ないと考えていました。自信を持って答えられるように気持ちの面で準備しておくのが大切でしょう。
面接では、新卒の面接と違い、緊張感がありつつもフランクな空気間で担当者の方とお話したことが特に印象的でした。やはり前述の予想通りで事前に準備できない質問が多く、「聞かれたことに素直に答える」が正解でした。
転職後の生活と仕事
新しい職場での最初の数ヶ月は、慣れるのに少し時間がかかりました。しかし、周囲のサポートもあり、徐々に新しい環境に馴染むことができました。特に、新しい職場での初めてさわる検査機器や外来での工夫、今まで携わらなかった業務内容、新たな視能訓練士さんとの出会いが私にとって大きな成長の機会となりました。
総括とアドバイス
転職を通じて、私は多くのことを学びました。新しい環境に飛び込むことは決して簡単ではありませんが、それでも挑戦する価値があると感じました。同じように転職を考えている方々へ、以下のアドバイスを送りたいと思います。
◎情報収集を怠らないこと
業界の動向や求人情報を常にチェックし、自分に合った職場を見つけることが重要です。
◎自己分析をしっかり行うこと:
自分の強みや弱みを把握し、それをどのようにアピールするかを考えましょう。
◎準備を怠らないこと:
履歴書や職務経歴書の作成、面接の準備をしっかり行い、自信を持って臨みましょう。
私が感じた転職の注意点
私は一度目の転職は失敗でした。
院長のパワハラ、職場環境の崩壊、診療内容が劣悪でスタッフの一員として在籍したくないレベルで精神的に病みました。
これは事前に見抜けず入職後にわかったことでした。ここの職場では常に面接に来る人がいて、入職してもすぐに辞めていく現状でした。
私もその中の1人でした。
この経験から感じたこととして、転職を考える際に、求人サイトに長期間掲載されている企業には何らかの悪い理由があると感じました。
常にアンテナを張り、ここはブラックかも・・・と危険を察知しておくことも大切で、良い転職のチャンスを見逃さないようにすることが重要だと考えています。求人情報をじっくりと見極め、準備を整えておくことが成功への第一歩だと思います。
これからも視能訓練士としての道を歩み続け、新しい挑戦を楽しみにしています。
みなさんも一緒に頑張りましょう。