性欲が発生するメカニズム
有り余る性欲にお困りのみなさま、こんにちは(失礼)
さて、今日は元性欲大魔神の私が性欲のメカニズムについて書いていきたいと想う。
そして、有り余る性欲に本当に困っているならば、それは同時に性欲を超える心の準備ができているということでもある。
ちなみに、私も完璧に超越したわけではないが、以前と比べれば賢者レベルではある。
さて、まずは性欲を発生させている主な感情を羅列させていただく。
①承認欲求
②不安
③罪悪感
主にはこの3つ。他にも恥などが挙げられるが、そこまで重要ではない(人によっては重要)ので割愛する。
順に説明していく。
①承認欲求
もうね、性欲と言えばコレ。一番コレ。なぜならば、セックスというものは、自分の一番恥ずかしい部分、見られたくない部分、隠したい部分、つまりありのままの自分をさらけ出し、それを使うからである。
ありのままの自分を男性側は受け入れられ、女性は求められる。
これほどの承認はない。だからこそ、承認欲求と性欲はだいたいセットと言ってもいい。
また、別の表現をするならば、異性から認められたい褒められたい等が性欲というカタチになって顕在化しているにすぎない。一番手っ取り早く承認を得られやすいから。
②不安
次に不安。コレは異性として求められている安心が欲しいから、それが性欲として現れているもの。
そもそも、相手を異性として(最低限)認めているからこそ性行為に及ぶわけで、だからこそその行為は相手に安心を与える。
あぁ...俺(私)って男性(女性)として見られてるんだ。ホッ。
というように。ある意味、承認欲求っちゃ承認欲求。
だから、分類の仕方によれば不安からの性欲も承認欲求に含まれるかも。
③罪悪感
罪悪感にはさまざまな種類がある。
例えば、女性性を否定してしまったり、感じてしまうことへの罪悪感。他には不倫や浮気などをしてしまう罪悪感。
前者は主に女性が当てはまり、性欲にブレーキをかけるものだが、後者は(個人差はあるが)性欲を燃え上がらせる感情になる。
しかし大切なことは、(例外もあるが)そもそもの不倫や浮気という行為(今時の言葉を使うと婚外恋愛?)が承認欲求だったり不安から来る行動なので、性欲の源となるのはほとんど①の承認欲求と②の不安に集約される。
繰り返すが、主に承認欲求と不安が性欲を発生させている。
逆に言うと、これらを自分で満たせられれば性欲は落ち着いていくのだ。
で、有り余る性欲に困っている人というのは、実は心のどこかでは性に飽きており、本当に欲しいのは異性とのセックスやオナ◯ーではなく、承認や安心だったりする。
私はそんなメカニズムが分からない時から、ひたすらに自分を安心させ、認め続けた。
安心するためや認められるための行動や発言をやめていった。
それと同時に性欲も大魔神から賢者へと移行していったのだ。(賢者は言い過ぎか)
まあこれを頭で分かったところで性欲は変わるわけではないのだが、過去の私なら知っときたかったな。
とはいえ、自身の性欲にそこまで困ってないならば、飽きるまで経験し、楽しめばいい。
いずれ楽しめなくなる日が来るまで。