駄・随筆 第二回「蝉時雨」
メンバーから雑なテーマを貰い、そのことについて徒然なるままに駄弁り散らす。それが「駄・随筆」。
第二回は「蝉時雨」。
蝉時雨…。ステキ…。蝉が時雨の降るが如く一斉に鳴く様を表す言葉。…ステキ。うん、ステキ…なんだけれども、このテーマで書けることなんてあるだろうか?いや、みんなも一旦思い浮かべてみ?テーマ「蝉時雨」でnote書ける?いや僕は書いてみるけどさ。そんなヤマモトです。てなわけで、よーいスタート。
みんな大好きみんなの横浜国立大学は、みんなご存知の通り木々がまぁ乱立しておりまして。ほんと、これでもか!ってくらい。スーファミのドンキーコングの一面か!ってくらい。パートナーのディディーコングと力を合わせて大冒険か!ってくらい。コースター仕様のステージムズすぎるだろ!ってくらい。遺跡ステージで無限増殖できますよ!ってくらい。ラスボスのキングクルールは一度死んだと思ったらまた復活するんかい!ってくらい。(スーファミ版ドンキーコングのネタバレしちゃった。きゃわわ。)
何の話でしたっけ?あ、木がすごいんです。
でね?そうすると、夏がえげつないんですわ。セミの鳴き声が。みんな、セミの鳴き声って「ミンミン!」「ジージー!」だと思ってるでしょ?違う。「ぎゅわんぎゅわあん」です。少なくともウチの大学では。みなとみらいの映画館なんて行かなくても、IMAX級のド迫力サウンドが体験できますよ。もうほんっとに五月蝿い!いや、八月蝉い!夏場に大学で友達と話しながら歩いていると、セミたちの熱狂ゆえ、毎センテンス聞き返します。コレはちょっと盛りました。でもちょっとしか盛ってません。
そういえば、今年のセミたちは人間世界の違和感に気づくんですかね?
「みんみん(あれ?人間たち静かじゃね?)」
「みーんみーん(もっとエネルギッシュな生物だって先輩蝉から聞いてたんだけどねー?)」
「みんみーん(なんかアレらしいよ。ウイルス的なやつがなんか。)」
「みぃん(小学生少な…。俺らの数少ない遊び相手ぞ…?)」
「ツクツクホーシ(ツクツクホーシ)」
今年の蝉時雨の中ではそんな会話が繰り広げられたりして。
にしても、「蝉時雨」って本当に美しい言葉ですね。「蝉」と「時雨」というジャパニーズ情緒深い言葉のミクスチャー。「時雨」ってのがよいですよね。急に鳴き始めて、すぐに去ってゆくのでしょう。儚い。セツナですな。
てか、『駄・随筆 第二回「蝉時雨」』って。
『駄・随筆 第二回「蝉時雨」』って。
『駄・随筆 第二回「蝉時雨」』って…。
字面渋ッ。夕刊の隅っこの投稿欄みたいな。おじいちゃんが書いてるんか、おい。
はい、ゆるゆるでしたね。ばいばい。
Easy Easy / King Krule
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