一校舎はこんな会社です
あらためて自己紹介となりますが、私たち(株)一校舎は学参(学習参考書)を扱う編プロ(編集プロダクション)です。今回は私たちがどんな仕事をしているのかをお話しします。
一校舎が制作している「学参」とは
学習参考書と言っても様々ですが、ここでは教材・参考書・テスト・模試・プリント、そのほか付属物の全てを対象に「学参」と呼びます。
弊社の制作物は、流通形態によって大きく二つに分けられます。
【学校直販・塾用教材】
これらは、学校や塾で使用されるもので、市販されていないものです。
学校で配られる漢字ドリルや夏休みのワーク、塾で使われるテキストやテストなどです。
これらをまとめて「直販もの」と呼んでいます。
【書店売り書籍】
英検や漢検、SPI対策の本などに代表される、書店に並ぶ参考書です。
また、難読漢字などの教養系の書籍なども手掛けています。
これら市販の本では、編集協力という形で弊社の名前が出ているものもあります。
「直販もの」も「書店売り」のものも同じ「学参」ですが、アプローチや見せ方はもちろん、スケジュール管理や進行の仕方も変わりますので、それぞれに合った制作体制をとっています。
一校舎は何を扱う編集プロダクションか
編集プロダクションとは、出版社などから依頼された編集実務を行う会社のことです。
原稿執筆や校正、図版作成など個別に特化した会社もありますが、
一校舎では、企画・執筆・編集・校正・組版・図版作成と制作編集業務全般を行っています。
一校舎では、
科目は【国語・算数(数学)・理科・社会・英語】
学年は【幼児・小学・中学・高校・大学・社会人】
と、科目・学年ともに手広く対応しております。中でも一番多いものは中学教材の執筆・編集です。
紙の学参だけではない編集業務
教材制作のお仕事は、ここ十数年で、デジタル媒体の案件も非常に増えてきました。
ICT教育の推進により学校現場でもタブレット教材の活用が広がっていることもあって、従来のお客様である教材会社はもちろんのこと、これまで教育商材を扱ってこなかったIT系の企業様からも、規模の大小を問わずご依頼を受けています。
私たちが提供するのはシステムではなくコンテンツです。構築されたシステムにあわせ、見せ方や作り方からご相談・ご提案させていただいています。
成果物だけでなく、制作過程にもデジタル化したものに対応するようにしております。
これまでは紙に出力されていた校正紙(校正ゲラ)で行っていた校正作業も、PDFやWord、Excel等のデータで行うことで、データ上での校正も行っております。データ上での校正では、スペルチェックや検索機能などを駆使し、目視によるチェックでは追い切れないものでも見つけ出すことができます。
一校舎について
私たち一校舎は、社員15名ほどの小さな会社です。社員は皆編集者で、執筆や校正イラスト作成や紙面の組版等は、500名を超える外部スタッフの方々と協力して進めております。
オフィスのある荻窪はラーメンの街というイメージがありますが、最近ではアニメ制作会社さんが集まる知る人ぞ知る街にもなりつつあります。最近ではガンダムで有名なサンライズさんもオフィス移転されてきました。
出版界といえば神保町や神楽坂と言うイメージがありますが、「荻窪といえば学参(の一校舎)」と言われるよう、努力していきたいと思います。
お仕事のご相談、外注スタッフのご応募はホームページのフォームより承っております。
数ページの校正からでもお引き受けしますので、お見積りの希望があればフォームよりお問い合わせください。
このnoteでは、そんな一校舎の編集者たちが編集業務に関すること、各教科に関することなど肩肘張らずに書き綴っていきたいと思います。
それでは今後とも、一校舎をよろしくお願いいたします。
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