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【実体験】120コマレッスンしたら入院した話。
note更新がめちゃめちゃ久しぶりになってしまいました💦
ボイストレーナーのヘンリーです!
今日は更新出来てない間のことをお伝えしようかと思います🙇
結論から言うと、
【バセドウ病】という甲状腺ホルモンの病気になってしまいました😢
最初は動揺したし、怖かったし、何よりワタシ死ぬのかな?と思うくらい体調が悪かったのですが、今は投薬で体調が安定してきて、だからこそnoteが書けるのです!
ネタに出来るくらい復活しました!
なのでご安心を🤗
それではnoteの更新が止まっていた2ヶ月の振り返りですが、
まず10月から新しい現場のレッスンも増え純粋にめちゃめちゃ忙しかったです!
新鮮だったり、やり甲斐もあって、気づけば自分史上最多数の月120コマレッスンをしていました😳👏
特に新しく担当させてもらうことになったアイドルグループのボイストレーニングは、きっと20代前半の私では出来なかったけど、スクール経験や、ボイスジムで働いた経験がある今の私だからこそ出来ることだなと嬉しくも誇らしい気持ちもありました😊
と、ここまでは良かったんだけど………
11月に入ってから、
気管支がムズムズ…かゆかゆ…
だんだんと乾いた咳が発作的に出るようになる😱
その時期マイコプラズマが流行っていたし、
普通の風邪とは違う感覚があったので、早めに近所の内科に行ったのだけど
🧑⚕️「まぁいわゆる風邪だね。お大事に。」と言われて抗生物質は貰えず。
まぁ言われた通り数日様子をみてみるが、やっぱり良くならない。。
セカンドオピニオンで2軒目の病院へ🏃♀️
🧑⚕️「気管支炎だね。でも抗生物質は必要ないから、数日様子みて、治らなかったらまた来て。」
と言われて、前回とほとんど同じような薬を処方される。
うーん、と思いながらまた数日様子見。。
ちなみにその間レッスンは、
生徒さんの前では気合いで咳をしないように堪えて、生徒さんの姿が見えなくなってからゲホゴホ咳き込むという感じでした💦
アドレナリンなのか、仕事中は不思議と咳を我慢出来ちゃったのだけど、今思えばこれも良くないと思う。。
生徒さんにうつすリスクもあるし、
仕事後の私は使い物にならないくらい出涸らしだった…🧟
体調も一向に良くも悪化もせず、
むしろ咳が続く疲労感で体力が奪われていく中、
3軒目の病院へ🏃♀️
🧑⚕️「おそらくマイコプラズマ気管支炎でしょう。検査してもいいけど、検査結果が出るのが1週間後だからあまり意味がないかな。今まで飲んでた薬も悪くはないけど弱いのでガツンと効く薬を出します!」
ここでやっと抗生物質、喘息の吸入器をゲットする。
「あぁこれでやっとちゃんと数日後には良くなるはず…🙏」
とホッとしたのも束の間😇
急に食欲がなくなって、あまり食べれなくなり、
ひどい吐き気に眩暈。
歩くのもままらないし、マンションのエレベーターに乗っただけで吐く始末。。
なんかおかしい!自分の体が自分じゃないみたい!と思って3軒目の病院にもう一度行くと、
🧑⚕️「咳止めの薬の副作用のせいだね。最近この薬の副作用で気持ち悪くなる女性が多数出てきている、辛かったネ、ゴメンネ。もうその薬飲むのやめようね。抗生物質はもうしばらく飲みましょう。」
という話に。
ちなみにコデインリン酸塩という咳止めの薬です。
おそるべき副作用…
ちなみにこの時私は生理中で、それもあいまって体が悪魔に乗っ取られたような、本当もう意味わかんない感じでした💀
副作用出た薬はやめて、抗生物質を飲んでいたら、だんだんと咳がおさまってきて、
よしまたレッスン出来るぞ!と平和だったのは3日ほど、、
今度は意識が朦朧とするというか、
頭にモヤがかかったような、いつもと同じスピードで物事を考えたり判断が出来なくて、
油断したら倒れ込みそうになるのを気合いで平気なふりをして、脂汗まみれ。
いつも持ってる鞄がやたらと重く感じる。
なんとかテンション上げて乗り切ったその日のレッスンは、生徒さんの姿が見えなくなってからその場にうずくまってしまうくらい限界😵
いつもならスッスッと出来る電車の乗り換えもキツいから休み休み移動する。
電車移動はなんとか出来たけど、自宅最寄りの駅についてからギブアップ&リバース🙀
旦那ちゃんに迎えにきてもらって荷物を持ってもらう。
そのあと自宅で休んでも何度も吐いて、
ベッドで横になってたらマシだけど、トイレに行こうと歩くだけで自分の一歩に酔うような感覚で。
唇付近の顔の痺れ。
手の痺れ。
でも明日も明後日もずっと仕事あって。
なんなら先週私の体調不良で振替てもらったレッスンだからまた変更なんで出来ない!申し訳なさすぎ!気まずすぎ!無理!でもこんな体調でレッスンとかもっと無理!
もう私どうなっちゃうの…と
肩で息をしながらグッスグッス泣いていたら
「なんか吐くのが癖になってない?精神的な問題もあるんじゃない?年内の仕事全部断れないの?」
と旦那ちゃんに言われる。
(今思えばこれも病気の影響。バセドウ病は鬱病や更年期期障害と間違われやすいと言われている。)
とにかく検査結果がすぐ出るような大きな病院にいこうとなり、
翌日の朝Uberタクシーで大きな病院へ🚕
(旦那ちゃんは出張があり一緒には行けなかったので遠隔でタクシー呼んでくれた)
家の中で数歩歩くだけでも吐いてしまうのに、タクシーなんて普通には乗れるわけなく。
袋持参で吐きながら。。🤮
本当に迷惑な客だけど、タクシーの運ちゃんが優しくて、気遣ってくれたり、私に代わって緊急外来の受付もしてくれたり、、
なんて優しいんだ😭🙏
病院に着いた頃の私は全身の痺れがかなり強くなっていて、かなり息も上がって、歩けない状態に。
車椅子で診察室まで運ばれて、
とりあえず吐きすぎと食べて無さすぎだったので点滴しながら診療してもらう。。
お腹押されたり、手の痺れチェックなどしてもらう。
血液検査の結果は
吐いてるから多少炎症値が上がってるとかはあるものの、大きく悪いところはなく。
先生も「うーん?」という感じ。
そしたらもう1人別の先生が現れて、
「さっき取った血液でホルモンの検査も出来るからやりましょう!」と。
さすが大きな病院。
1時間弱でまた結果が出て、
👩⚕️「甲状腺の数値が高いですね。」
その言葉を聞いて私はハッとして、
「それってバセドウ病ってことですか?昔母がバセドウ病だったんです」と伝えると、
🧑⚕️「可能性はあります。ただ喉周辺が痛かったりすると一時的に数値が上がることもあるから、もう少し詳しい検査をしてみないとわからない。今日は休日だからその検査は出来ない。」
とのこと。
この病院から私の家まではタクシーで30〜40分くらいで、また車で吐きながら帰るのも、電車に乗れる気もしなかったので、点滴治療とホルモンの検査を後日するということでその日はそのまま入院することに。
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点滴を何本かしたらだいぶ痺れも治ってきて、
その日の夕方には歩けるくらいに復活してきて、晩ご飯は完食😋
点滴すごい…
ひさしぶりの食欲…
これでやっと元気になれる…
病室のベッドで、しばらくレッスンが出来ない旨の連絡と、代講を頼む先生への連絡と、とにかくずっと連絡して、この日は終わり。📱
次の日、
吐き気は治ったものの、
今までの人生で感じたことのない上半身のだるさを感じる。
上半身というか肩首周辺。
子泣き爺が乗ってるんじゃないかってくらい首周辺がズゥンと重い。
自分の歩く1歩が地震を起こしてるのかと思うくらいグワングワンして、歩くたびに酔う。
食欲はまたなくなって、フルーツくらいしか食べれなくなった。
吐き気さえ治ったら元気になると思ったのに。
なんやねん。どうなってんねん。
検査結果は明日。
バセドウ病だったら33歳で持病持ち確定。ハァ。
でもそれはきっときっと良い方で、
検査しても原因がわからなかったり、癌だったらどうしよう。
咳止めの副作用でゲロゲロになっちゃうんだから抗がん剤治療とかすることになっても耐えられる気がしないんだが…
あーあ、来年沖縄旅行とか行きたかったけど無理やろうな、というかもう外出むりじゃね?
このグワングワンがデフォの体調になるなら電車とか一生乗れなくね?
え、どうしよう、とりあえず原チャ買う?
自分で運転する乗り物はまだマシなはず?
っていうか歌とか歌える?
それどころじゃなくね?
とか色々ぐるぐる考えて1番不安な夜でした🌃
でも何らかの病気だと受け入れる覚悟は出来た。
次の日。
やっぱりバセドウ病だったと聞かされる。
今から治療が必要だと。
昨日夜腹括っていたので、割とすんなり話が聞ける。
治療には、私の場合
・投薬
・アイソトープ手術
という選択肢があって
どちらにもメリット・デメリットがあって、日本人のほとんどの人は投薬を選ぶという話をきいた。
とりあえずすぐ治療を開始したかったの投薬を選んでその日からメルカゾールという薬を飲むことになった。
👩🎓ここでバセドウ病についてざっくり説明💡
甲状腺っていう喉仏の下にある臓器があるらしい。
そこで甲状腺ホルモンっていうのも分泌するらしいんだけど、なんらかのバグでホルモンを過剰につくちゃうのがバセドウ病らしい。
ホルモンは多過ぎても、少な過ぎても駄目で、少ない場合は橋本病と言われる病気なんだそう。
私の場合は甲状腺がアゲアゲ過ぎて、張り切ってホルモン作っちゃってるバセドウ病だった。
バセドウ病のよくある症状としては、
動機、息切れ、感情の起伏が激しくなる、手足の痺れ、汗が出る、何もしてなくても全力疾走してる状態、疲れやすい、体の機能が全体的に過剰になり過ぎる、体重減少、目が飛び出る、首が腫れる、などがあるみたい。
吐き気はバセドウ病のあるあるの症状ではないけど、胃とか腸とかの動きも過剰過敏になるからそれで気持ち悪くなってたのかも?という感じ。
吐いていたからかと思ったけど
体重も数日間のうちに5キロくらい痩せていた。
(今は無事?戻ってきた🐷笑)
バセドウ病は、遺伝など、もともとなりやすい体質の人が細菌感染やストレス、過労などで発症する場合があるそう。
そして20〜30代の女性が多く発症する病気と言われている。
今回の私ドンピシャやん🙀
バセドウ病の治療に使われるお薬は、副作用が強く出るかもしれない薬で、1番気にしなければならないのは、副作用で白血球が少なくなってしまうことらしい。
白血球が減ってしまうと免疫機能が下がって風邪とか病気にかかり放題、ちょっとの傷でも重症化みたいなヤバヤバな状態なので、しばらくは2週間に1回通院して検査して、薬が効いているか、副作用が出ていないか、チェックしないといけない決まりがあるらしい。
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私の場合はメルカゾールを飲み始めてから、
1週間すると首周辺のダルさだんだんと減っていき、日常生活は普通に送れるようになってきた。
それでも副作用があったらどうしようと、今は大丈夫でもまた歩けないほど気持ち悪くなるんじゃないだろうか、不安だったけど、
退院後1回目の検査は、
先生も驚くほど数値が良くなっていて、薬の量が減りました😳👏
原因がわかって治療が始まるまでめちゃめちゃしんどかったけど、でも早期発見な方なんだと思うし、こんなに早く薬の効果が出るのは比較的軽症と言っていいと先生も言ってくれて、まずは一安心☺️
とはいえ副作用まだまだ油断できないし、
また忙しくし過ぎたり、このタイミングでインフルとかなったりしたら爆発しそうなので、これからは仕事の量も調整していこうと思っています。
とりあえず歌える、レッスン出来るくらい元気になったのでnote書いてみました😊
バセドウ病は、本人はしんどいけど、周りに理解されにくい病気と言われています。
やる気がないんじゃないのか?
精神的にまいってるだけなんじゃないの?
って勘違いされやすいらしく、
動悸とか息切れとか、本人が無理したら隠せちゃう症状も多いんですよね。
これを機にバセドウ病の認識が少しでも広がるといいなと思います🍀
私もしんどくでも外では明るく振る舞っちゃうタイプなので、無理しないように、甘えれる時は甘えて、休める時は休もうと思います🙋♀️
ちょっとまとまらないところもありましたが、最後までお読み頂きありがとうございました!
今回の件でレッスンを急遽変更してもらったりご迷惑かけてしまった方々、本当にすみません🙇
お気遣いありがとうございました!
少しずつ恩返しさせてください🎁
これからも歌っていきますー😊🎤
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