義足歩行プロジェクトについて

乙武さんの義足歩行プロジェクトを遠くからひっそりと応援している。

初めて知ったのは乙武さんのYouTubeを見た時だった。

最先端の技術を使って作られた義足を使い、選ばれた精鋭部隊のトレーナーたちとチームを組んでプロジェクトが進んでいて、面白さと感動があると感じている。

最近、ツイッターで「乙武さんに”歩けて良かったね”というのは上から目線になるから、無関心がいいんじゃないか」という呟きを見た。

それを見てからずっともやもやしている。

乙武さんは歩けるようになることを目標にしているのだろうか。

日常的に歩いて生活したいと思ってこのプロジェクトを立ち上げたのだろうか。

ほんとのところは私には分からないけど、違うんじゃないかと思っている。

乙武さんは多分、手足に障害がある人は「車いすで生活する」という選択肢しかないことを疑問視しているんじゃないかと思う。

義手、義足を使うことによって歩行できることが一般的になれば、手足に障害がある人でも「車いすと歩行、両方の選択ができる」ということを目標にしているのではないか。

選択肢を増やすことと多様性の話は、YouTubeでもよくされている。

さらに、義足歩行をするための努力が尋常じゃないことも知っている。

基本的な筋力トレーニングはもちろん、何十回も自力で階段を上がるという運動をされているこということも知っている。

努力の結果、できるようになったことを素直に「良かったね!」「おめでとう!」ということは良いんじゃないか。

入りたい大学を目標に勉強して、合格した時の「おめでとう!!」と同じような感覚でいいんじゃないか。

「無関心」は悲しいんじゃないかと個人的に思ったので文章にしてみました。

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