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私たちが見た、保護犬猫が幸せになっていく瞬間。〜いつか保護される子がいなくなる世の中になることを祈って〜

Aloha !!
E komo mai !!

ここは私たちが

「自然体」

「誰かに何かを伝えたい」

願望がつまった場所です。

はじめまして、みなさまこんにちは!
いかがお過ごしですか?
そろそろ梅雨の足音が聞こえてきましたね!

改めまして、こんにちは!

『EKO@Natural Life Artist』

です。

「知ってることを知っているだけで終わらせたくない」
「知らないことを学んでアウトプットする場所を作りたい」

から始まったこの『EKO@Natural Life Artist』

本日のテーマは

【保護犬猫】

今回は私たちが行っている
ボランティアについて
そして、今コロナ禍で動物を飼う人が
増えている実状から
保護動物について、
「知ってもらいたい!」と思い
記事にしました。

この記事を作成するにあたり
ボランティアに参加させていただいている
「Anella Cafe」の紹介をしたいと
責任者である「nanaさん」に
相談させていただいたところ
快く承諾してくださいました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。
ありがとうございます。

▼保護動物の実状

さて、「Anella Cafe」のお話をする前に
保護動物についてのお話をして行きたいと思います。

年間どのくらいの子が「保護」され、
「殺処分」されていると思いますか?
私たちはその数字を見て驚愕でした。

民間事業を含むことができませんが
政府が発表している、
2019年4月から2020年3月のデータが
以下の通りです。

【保護】
犬:32555匹
猫:53342匹
内、飼い主からの引き取りが犬:10% 猫:20%

【殺処分】
犬:5635匹
猫:27108匹

【殺処分の主な理由として】
①譲渡が難しい(治らない病気がある・攻撃性がある等)
②譲渡先が見つからない(飼育管理が困難も含む)
③引き取り後の死亡(輸送時の死亡も含む)


※環境省HP引用 
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html


単純計算ですが
1日約235匹近くの子が保護され
1日約90匹近くの子が殺処分されています。


みなさまはこの現状を見てどう感じられますか?
私たちは驚くと同時に悲しくなりました。

ただ、17年前の2004年の【418413匹】に比べると
約80%減少しています。
いいことですが

本当は【0匹】

にすべきことなのです。

▼どんなところから保護されてくるのか

・野良犬猫をその場で保護
・動物愛護センターから殺処分寸前の子
・繁殖現場から飼育放棄された子
・ブリーダー崩壊現場にいた子
・病気を持っていて飼育放棄された子
・飼い主が亡くなった
・個人の飼育放棄
・繁殖引退犬猫

様々な理由で保護されてきます。
保護された子の中には
最初人間を怖がっている子や
感情がない子など
どれだけ劣悪な環境にいたら
そんな状態になるのか、、、
身につまされる思いです。

▼私たちがボランティアを始めたきっかけ

なんでボランティアを始めたのか
これは本当に単純で
単純で
『NOE』は犬のゴールデンレトリバーを
『YUKO』は猫のブリティッシュショートヘアを
家族として迎えているからと言う点と
家族に迎えることで
今まで気づいていなかった情報が目に入るようになり
そこで動物愛護について興味を持ったのがきっかけです。

テレビのニュースで保護されていく動物を見た時、
理不尽な内容を聞くと
人間の勝手な行動でこんなにも多くの動物が
苦しんでいることを知り
現状を目の当たりにしたときに
自分がどういう行動をするべきなのか
お互いに話し合い、そして

「ボランティアしたいね」

と話していました。
そんなタイミングで、会社の後輩から
『Anella Cafe』
を紹介してもらい
今はそちらでボランティアをさせていただいています。

ボランティアでは犬猫のお世話とカフェですので
接客も行なっています。
『Anella Cafe』については
後ほどお話しします。

▼保護犬猫団体アネラ

まずはカフェのお話をする前に
団体についてお話をさせていただきます。

拠点は3箇所で

①千葉県内のトリミング兼保護犬猫譲渡施設「PINK BEACH」
②東京都内のシェルター(保護された子をお世話する場所)
③東京都内のカフェ「Anella Cafe」

です。

アネラの思い
『アネラとはハワイ語で天使という意味。
保護したわんちゃん達はみんな天使のように可愛く、
人間に幸せを運んでくれます。
みんな、生涯を共にしてくれる新しい家族を探しています』


※保護犬猫団体アネラHP 引用(https://wannyan.official.ec/about

主に繁殖現場やブリーダー崩壊現場にいた子達
もちろん野良の子も状況により保護を行なっています。

保護された子は
責任を持ち、病院に連れて行き
健康診断を行い
病気があれば適切な処置を行います。
全身汚れていたらトリミングもきちんと行い
清潔な状態でお世話をしています。

そして
Instagramを通じて
保護した子達を公開しています。
https://www.instagram.com/dogrescue_anella

公開されている子達は
家族を待つ子
晴れて新しい家族のもとへ卒業して行った子達が
掲載されています。

Instagramの本文には
その子がどの状態で来たのか
その子の体調についてなど
治療についてなど
詳細に記されています。

気になる子がいれば
専用のLINEを通じて
譲渡の相談を行うことが可能です。
ただ単に「欲しい!」だけでは
簡単に受けられるわけではなく、きちんと審査があります。
今まで頑張ってきた子達を
ちゃんと可愛がってくれるのか譲渡先で
犬猫が幸せに暮らせるかどうか
きちんと話し合い面接が何度か行われ、
里親の元へ譲渡されるという流れです。

『命』

を引き取っていただくわけだから
きちんとした審査を行う必要があります。
またその子が戻ってこないように
慎重に対応をしています。

▼Anella Cafeについて

アートボード 2

『Anella Cafe』は
保護犬猫と触れ合えるカフェです。

場所:都営大江戸線 牛込柳町駅 東南口徒歩10秒
住所:〒162-0061 東京都新宿区市谷柳町10−4
開放時間:11:00 - 18:00(最終受付:17:00)
料金:1200円/1時間
Instagram:
https://www.instagram.com/anella_cafe

小さな二階建ての建物で
1階が保護犬
2階が保護猫
が元気に遊んだり、お昼寝をしています。
触れ合っていただくことで
保護犬猫の可愛さと
命の尊さをわかってもらえるはずです。

入り口近くで
わんちゃんたちが
お客様がいつくるのか
門番のように待っていたり
2階に上がれば
のんびりマイペースな
ねこちゃんたちが
待ち構えています!

アートボード 3

私たちはそこで
わんちゃんねこちゃんのお世話をさせていただいてます。
また、開放時間は接客もさせていただき
わんちゃんねこちゃんがどんな性格なのか
いつものどんな風に過ごしているのか
お話しさせていただいてます。

そこから譲渡されていく子も
多くいます。
卒業していく子達がいるのは寂しいですが
とても嬉しい気持ちにもなります。
新しい家族に迎えられていく
彼ら彼女らを見ていると
本当に嬉しそうな顔をしているなと
そばにいて実感しています。


お客様やボランティアスタッフが
Instagramのストーリーにあげた
動画や画像がアネラのInstagramで
見ることができるので
是非、見てください!

また、Anella Cafeでは
「わんにゃんマグロ」を販売しております。
こちらの売り上げは保護された
わんちゃんねこちゃんの寄付金になっています。
是非、気になる方は以下のURLにアクセスしてください。
https://wannyan.official.ec/

上記HP内で【支援】と記載あるものは
アネラで保護されています
わんちゃんねこちゃんのご飯として
『PINK BEACH』に郵送されます。
他にも物資(フード・トイレシート・猫砂など)の支援も
随時受け付けております。

気になったら是非遊びにきてください!
心よりお待ちしております。

▼私たちができること

今回この記事を書く際に
色々なことを調べました。
はっきり言って
悲しくてこの記事を書く間に
何度涙を我慢したかわかりません。

この現状は私たち人間が
少しでも意識を変えていくことで
大きく変わっていくと思います。
そして、救われていく命があると思っています。

今はペットを飼うことがブーム的に
盛り上がっています。
でも、その裏側では
多くの命を犠牲にしていることを
忘れないで欲しいです。

今こうして私たちが記事を
書いている間も
多くの命が生まれ
多くの命が奪われています。
これが現実です。

だから、今自分のそばにいる
大切な家族を命尽きるまで
大事に大事にしてあげてください。
それが私たちからの願いです。

私たちにも
大切な家族がいます。
本当に我が家に来てくれて

『ありがとう』

という気持ちでいっぱいです。

その子達に名前をつけるとき
すごく悩みました。
みなさまはどうでしたか?
人の子が生まれてくる時も
悩みますよね。
大切だから一生懸命考えて
意味のある名前にしますよね。
動物たちも一緒です。

『飼う責任』
『育てる責任』
『産ませる責任』

これは今一度一緒に考えてみませんか。

ただのペットではないです。
大切な『家族』です。

今日お家に帰ったら
目一杯抱きしめてあげてください。
呼吸の音
心臓の音
聞いてください。

生きてるんです。

どうか忘れないでください。

いつか、
保護される子が
『0匹』
になることを祈って。

更新は、毎週金曜日
次回は【6月18日】です。
 
 
今日、誰か一人でも「Happy」になれるように!
 
 
Mahalo !
A hui hou !


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