見出し画像

豪雨災害から考える日本の温暖化の影響について〜2030年、東京都が水没して、83万人に被害がある現状〜

Aloha !!
E komo mai !!

ここは私たちが

「自然体」

「誰かに何かを伝えたい」

願望がつまった場所です。

はじめまして、みなさまこんにちは!
いかがお過ごしですか?
コロナの感染が加速し、助けられる人命が助けられなくなっている日本。
みなさまも気をつけてお過ごしください。

改めまして、こんにちは!

『EKO@Natural Life Artist』

です。

「知ってることを知っているだけで終わらせたくない」
「知らないことを学んでアウトプットする場所を作りたい」

から始まったこの『EKO@Natural Life Artist』

本日のテーマは

【日本と温暖化の影響】

今回のテーマはvol.14とvol.15の2回にわたって
【温暖化】について話していこうと思います。

ここ近年、未曾有の豪雨被害が相次いでいます。
そこで考えなきゃいけないのは

「この豪雨が“なぜ”起こっているのか。」

みなさまはその“なぜ”を考えたことがありますか?

私たちは

考えて
調べて
学んで

みました。

なかなか難しい課題だと思いますが
一人一人の行動で大きく変わっていくと思うので
ぜひ、一緒に考えてみてください。

▼約1億年に一度起きる「生命体ほぼ絶滅」

歴史を紐解いていくと「ロックダウン」という言葉
今コロナで「ロックダウン」をしている国がいますが
かつてフランスでペストが流行した時代も
「ロックダウン」が行われていました。

「地球温暖化」はどうでしょう。

地球上では「地球温暖化」は何度も起きています。
今までの地球上の歴史で

「生命体がほぼ絶滅」

したのが5回

イメージしやすいのが
白亜紀6600万年前に起きた、小惑星の衝突から有毒ガスが発生し
恐竜が絶滅したという歴史。

そして、これが最新の「生命体ほぼ絶滅」の歴史で
この時生命体の約75%が絶滅しました。

さて、さらに遡りましょう。

4億5000万年前のオルドビス紀末
3億8000万年前のデボン紀末
2億5100万年前のペルム紀末
2億100万年前の三畳紀末

上記の時代に「生命体ほぼ絶滅」の歴史があります。
これは全て「地球温暖化」がもたらした
気温上昇により絶滅したと言われています。

5回中4回は地球温暖化が深く関わり生命が絶滅しているという訳です。

▼そもそも「地球温暖化」って何?

「地球温暖化」ってなんでしょう?

「地球が暖まっていること?」

そう、その名の通り
地球が暖まっていることをいいます。

「地球温暖化」のメカニズムというと

太陽のエネルギーで地球が暖まり

地球から出る熱を温室効果ガスが吸収・再放射して大気が暖まる
(温室効果ガス=二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素・代替フロンなど)

温室効果ガスが増える

温室効果ガスが強くなる

さらに吸収・再放射で大気温・地球の温度が上昇!

最後の部分が「地球温暖化」ということです!

(引用:COOL CHOICE

▼地球温暖化の現状

現在、世界の平均気温が上昇しています。
そして、産業革命以降
多くの二酸化炭素が排出され
大気の二酸化炭素濃度が
産業革命前よりも40%上昇しています。

近年で比較しても濃度の上昇は一目瞭然です。

そして、21世紀末
温暖化の対策を取らずに過ごすと
2100年には気温が20世紀末よりも
「2.6〜4.8度」上昇すると予想されます。
厳しい対策を取った場合でも
「0.3〜1.7度」の上昇は避けられません。
また、海面は最大82cm上昇する可能性があります。

もし、対策を取らないと、2100年の日本は
年の3分の1近くが真夏日(30度以上)になる可能性があります。

こんな真夏日が続けば作物にも影響が出てきます。
旬の食べ物が季節に合わせて食べられなくなる可能性があります。

▼世界の温暖化影響ランキング

2018年に気候変動による影響を受けた国ランキング

画像1

1位日本
2位フィリピン
3位ドイツ
4位マダガスカ
5位インド
6位スリランカ
7位ケニア
8位ルワンダ
9位カナダ
10位フィジー

日本が1位だった理由として
2018年7月の広島・岡山などの西日本を中心に甚大な被害があった豪雨・土砂災害、
その後の酷暑による熱中症患者の増加。
同年9月に近畿地方などを襲った台風21号が説明されています。

(引用:Eco Networks

▼近年の豪雨被害

近年の豪雨被害を考えるだけでも
大きな被害があったものが多い。

令和元年房総半島台風
死者9名
令和元年東日本台風
死者105名
停電などで電車が動かず成田空港が陸の孤島になり約1500名に影響
長野では新幹線の車庫が浸水被害にあう
この年は台風が立て続けに首都圏を直撃

令和2年7月豪雨災害(熊本豪雨)
死者84名
最も被害が大きかった球磨川が氾濫し、熊本が甚大な被害にあう

▼ハザードマップを確認しよう

キキクル(気象庁)
気象庁がリアルタイムで発表している
洪水や土砂災害などが地図上に掲載
そして、浸水想定区域なども掲載

重ねるハザードマップ
浸水や土砂災害などのリスクを掲載
地域を示してリスクを確認することもできる
また、高架下の浸水予測もあり、豪雨の際のその道を回避することができる

▼2030年日本海面上昇

日本はすでに30年前より海面が8.7cm上昇している。
2030年の東日本では、スカイツリー、東京ディズニーシー、
新潟や茨城の稲作地域、主要空港などが、
西日本では、名古屋や神戸などの大都市圏、関西国際空港、
阪神甲子園球場、原爆ドームなどが
浸水・冠水することが予測されています。

暮らしや経済への影響は避けられません。

このまま海面上昇が数十センチ上昇すると
2030年
日本の総人口5%の人の住む家や田畑が、
水に浸かるなどの影響を受ける可能性があります。

日本海面上昇マップ
(引用:GREENPEACE

▼パリ協定と京都議定書

世界で地球温暖化に向かうべく
いろいろな会議を開き
温室効果ガスの排出量の削減目標などをきめ
地球の気温上昇を減らす行動をしています。

発端は1997年、日本・京都で行われた会議にて
「京都議定書」を制定
地球全体でCO2を削減しようが目的でしたが
先進国に特化した取り決めだったため、
アメリカだけが参加を拒否しまいした。

その後、2015年オバマ元大統領が
中国やインドに参加するように声をかけ
途上国・先進国関係なく全世界を対象にした
「パリ協定」が採択
スタートは159カ国が締結し、
現在は191カ国が5年毎に発表される目標を提出しています。

全体での目標
「世界の平均気温上昇を産業革命前(約150年前)から比較して、
2100年まで気温上昇を2度以下1.5度までに抑える。
2100年までに人為的な温室効果ガスの排出をゼロにする。」

ただ、ここ5年間全く改善されていません。
CO2が劇的に上昇しています。
(排出ランキング:1中国・2アメリカ・3インド・4ロシア・5日本)
(排出国人口比:1アメリカ・2韓国・3ロシア・4日本・5ドイツ)


▼パリ協定の日本の目標

菅総理大臣は、2020年10月26日、所信表明演説において、

「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」

ことを宣言しました。

さらに、2021年4月22-23日に開催された米国主催気候サミットにおいて、
菅総理大臣は、2050年カーボンニュートラルの長期目標と整合的で、
野心的な目標として、我が国が、2030年度において、
温室効果ガスの2013年度からの46%削減を目指すことを宣言するとともに、
さらに、50%の高みに向け、挑戦を続けていく決意を表明しました。

(引用:外務省HP

▼COP25(2019年開催)と化石賞受賞

日本はCOP25で名指しで批判されています。

各国から目標値が低いと言われ
世界から日本は言っていることとやっていることが違うと言われた。

そして、日本は「化石賞」をもらっている。
(化石賞=地球温暖化対策の前向きな取り組みを見せない国に与えられる不名誉な賞。世界中の環境団体がいろいろな状況を鑑みて決めている)

理由としてあげられるのが
日本が「石炭火力発電の輸出」をしていること
高効率石炭火力発電と主張しているが
CO2排出は天然ガス火力の排出量の2倍。
これをアジアの各国に作成している。

ただ、日本政府はこの輸出に対して反対ができない。
それは、アベノミクスの成長戦略だからです。

これは全然報道されていない内容です。

もちろん日本も頑張っているところもあります。
それは、電気代の支払いを10%上乗せし、
そのお金で再生可能エネルギーを開発している。

また、2020年7月石炭火力発電の輸出基準を厳格化させた
(基準:脱炭素化が明確にできているどうかなど)

▼日本の目標が高すぎる

今回いろいろ調べましたが
日本は一旦決めた目標から
大幅に目標を変更しています。

元々の目標設定が低すぎ
各国から批判されましたが
それを踏まえた上での目標が内容が
高すぎて
これは達成が難しいなと感じました。

ただ、目標が高いにしても
日本人が認識している
「地球温暖化」
は危機だと伝わっているのだろうか。
日本の報道では
地球温暖化について
ただ海面上昇の話や
海外の森林火災
海外の都市が沈むかもしれない
くらいの情報しか流れません。
日本の豪雨は海水温度上昇が原因になっている可能性もあります。
海水温度上昇も
温暖化の影響で多くの氷が溶け
海面が上昇し他結果がもたらしています。
結果、温暖化の影響を減らすために
私たちはパリ協定で決めた目標を追いかけなければいけません。

こういった情報も
自分で情報を得る必要があります。
私たちも調べていて
日本の石炭火力発電の輸出について
詳しい内容は報道されていません。
特に、この発電方法は
長い年月をかけないと採算が取れないと言われています。

こういう日本だからこそ
自分から行動し、情報を収集しなくてはいけません。

そして、
一人の行動を発信することで
その行動に感化され
他の人が行動を起こしてくれる
こういた構図が出来上がると
「地球温暖化」
の状況も変わってくるのではないかと思います。

次回に世界の温暖化の影響と合わせ
どんな方法で削減していくのかどうか
話していこうと思います。

更新は、毎週金曜日
次回は【8月27日】です。


今日、誰か一人でも「Happy」になれるように!


Mahalo !
A hui hou !

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?