映画:トゥルーグリッド
殆ど見たことない西部劇仕立て。14歳の少女マディが殺された父の仇をとるために、ちょっと癖のある大酒飲み老兵保安官コグバーンを雇って犯人を追いかける。同じ犯人を追う隣のテキサス州からやってきたテキサスレンジャーのラビーフも合流。冬の砂地の荒野をほとんどあてなく旅する。もちろん、安易ではない。3人の微妙な仲違い、別離などあったり、何度も修羅場をくぐる。
しかしながら、犯人に追いついた時には3人が結託して目的を果たす。
犯人を仕留め、ストーリーは終わり、、かと思いきや、マディが最後蛇に噛まれ助けを求めるないと死んでしまうという事態に。コグバーンがマディを抱え、あてのない荒野をひたすら走り体力がギリギリつきるところで助けに辿りつき一命を取り留める。
マディが目が覚めた時はもう保安官はいなかっあ。その後少女も保安官もレンジャーもそれぞれの人生を歩んでいた。25年が経ち、呑んだくれ保安官コグバーンからマディはレターをもらう。敏腕で何人もの人を撃ってきたコグバーンは劇団にはいって旅をしていた。近く公演があるとの連絡。しかし、行ってみたらコグバーンは3日前に亡くなっていた。マディは、25年もあっていないコグバーンを遺体を引き取る。蛇に噛まれたマディの腕は切断され、独身、でも勇敢な顔つき。
人生あんな経験すれば、それはきっと世代も性別もこえてきっと心の結びつきが強くなる。だからといって、基本1人で生きている。それぞれの人生を。それぞれ勇敢に。
そんな事を感じた素晴らしい映画でした。