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「校閲」の世界を垣間見た件

2022年、診断士2年目の年は「執筆の年」にすると年初めに宣言していたが、ついに商業誌への執筆掲載という野望が叶った。

受験生時代にお世話になった同友館の「企業診断12月号」の特集「実務補習・実務従事の世界3」の中の2章と3章の記事を書かせていただいた。

今回のお仕事のリーダーはタア子さん。
若いのに本当にしっかりしたリーダーで編集長とのやり取りもサクサク進めてくれて心強かった。流石、ストレート合格者は違う!と感心しきり。

この企画は、7月くらいから準備を始めたので、思い起こせば足掛け5ヶ月かかったことになる。
特に、実務補習・従事のアンケートに協力いただいた149名の診断士の皆様には、この場を借りて感謝申し上げたい。お陰で記事の背景に厚みを付けることができた。

10月下旬、紆余曲折を経て当初の予定より2ページ増えた全16ページを2人で執筆し、編集長へ原稿を納品。

11月初旬には編集部から届いた初稿の著者校正も終わり、後は印刷を待つだけとホッとしていた矢先に、事件は起こる。

次回から実務補習の郵送受付が無くなると協会のホームページでシレっと発表されていたのだ。
「WEBで申し込みがダメでも郵送枠もあるから諦めないで」と、例年通りと思って記事を書いていたからさぁ大変。

協会の郵送受付廃止の発表が11月11日(金)
それに気が付いたのが11月12日(土)
とにかく差し替えの文言を準備して、編集長にタア子さんからメールを打ってもらう。
残念ながら編集部は土日はお休み、
待てど暮らせど、なしのつぶてで気持ちは焦るばかり。

11月13日(月)お昼を過ぎても、まだ反応がない、、
お願い!気付いて!
祈るような気持ちで編集長からのメールを待った。
14時29分、ようやく編集長から差し替えますとの返事がきた。本当にギリギリのタイミングだったようで、なんとか間に合った!ホッと胸を撫で下ろす。

そして最後の最後に編集長から、アンケートデータのパーセントについての細かい確認と曜日間違いの指摘が来る。
あぁ、これが商業誌の「校閲」というやつなのね!と、校閲ガールの石原さとみが頭に浮かんだ。

校閲は本当に地味にスゴイ!


そして、11月26日(土)
生まれて初めて自分の執筆した記事の掲載された雑誌の「献本」が送られてきた。

献本って素敵な響き♪

特集のタイトルがドドーンと載った表紙が嬉しい。
合格を待つ受験生には特に有益な特集になったはず。タア子さんのイラストも必見です!
どうぞ、沢山売れますように!


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