いつか見た夢を

難易度5につき資格取得奨励金は30万円。

中小企業診断士という資格があるのを初めて知ったのは今から20年ほど前、会社の資格奨励金制度制定の発表資料を見た時。

それから10年ほど経って、チラシ・POPのセミナー講師としてお願いした石川佳代先生の名刺に中小企業診断士の名称を見つけた。その翌年に接客セミナーをお願いした上田実千代先生も中小企業診断士だった。VMD仲間の本由美子さん、上田先生繋がりでお友達になった片山祐姫さんも中小企業診断士。

中小企業診断士って女性が取ると良い資格なのかな?ちょっとチャレンジしてみようかな? 受かれば会社から30万円貰えるし。

診断士試験に取り組もうと思った最初の動機はそんなものだった。

初めは独学でなんとかなるかと通信教育を少しかじってみたりしたがさっぱり分からない。このままでは無理だ。地方の岡山でも通学で勉強できるスクールは無いか? 必死に探したら穴吹カレッジが診断士講座のある岡山TAC校も兼ねていることが分かった。

2016年3月からTAC1.5年本科生として勉強スタート。1次試験は7科目。マークシート方式で、60点平均、最低点40点以上、合計420点とれば良いだけなのに、この1次試験がまぁ受からないこと。毎年、爆弾科目にまんまとやられ続け、足掛け3.5年でようやくクリア。

しかし、なんといってもこの試験の本丸は2次筆記試験。後がない2回目の2020年は、2次試験専門校、AAS名古屋の見守り通信+オプション講座で鷺山はるこ先生のお世話になることに。Skypeで鷺山先生の愛のムチのご指導がなければ、2次試験合格には辿り着けなかったと言っても過言ではない。

2021年2月、実務補習15日コースを受講。会社からもらった奨励金の30万円は、この実務補習に岡山から広島に通う新幹線とホテル代で綺麗に消滅。

2021年5月6日付にて中小企業診断士として登録完了。国家資格なので官報にも掲載される。

5月29日、会長、次期会長に面談いただき岡山県中小企業診断士協会への入会を認められる。

そして憧れの診断士バッヂをゲット←今ココ

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この試験、独学ストレートで合格される猛者もいるが、私には本当に難しかった。チャレンジを始めてから足掛け5年、合格したのは未だに夢かもしれないと思えるほど。

いつか見た夢を正夢にしよう つまり毎日を行け 

夢も見なければ正夢にもならなかったんだなぁと羅針盤モチーフの診断士バッヂを眺めてしみじみと。





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