編入試験合格まで~スケジュールの立て方篇~神戸大学経営学部の事例をもとに。
編入試験に合格したい!そう思い立ったあなた。
まず何から始めればいいんでしょう?
本記事を書いているのが6月。
現時点で大学2年生(まだ勉強始めてないよ!プルプル)というあなたでも、私自身が受験し合格した神戸大学経営学部・名古屋大学経済学部の編入試験においては、十分間に合います。(私がお伝えする通りに、スケジュールを組めば)
ライザップに通っていても、自分が食生活を改めなければ痩せないのと同じで、もちろんそれなりの努力は必要になりますよ。
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どうも、makotoです。
前回の記事で自己紹介が済んだので、ここからは編入試験に”最短ルートで”合格するために必要な情報(実弾)を記事にしていきたいと思います。
前回の自己紹介記事はこちら。
改めまして、
編入試験に合格したい!そう思い立ったあなた。
まず何から始めればいいんでしょう?
「とにかく、専門科目の参考書を揃えて、図書館に通い詰める!!」
はい。何かやってないと不安だから、早くそうしたい気持ちは分かります。
でもちょっと待ってください。それは危険かもしれませんよ。(アブナイアブナイ)
編入試験において、一番最初にやるべき大事なポイント、それは、
「試験日から逆算したスケジュールを立てること」
です。
(私が合格した神戸大学経営学部の事例をもとに話すと、)TOEICはいつまでに受験しておかなければいけないのか、専門課目の勉強はいつからはじめるのか、出願書はいつまでにどうやって準備するのか。お金はいつまでにどれだけ用意していないといけないのか。(編入試験って受けるだけで3万円、入学後は入学金も30万円近くかかるんですよ?知ってました?)
こういうことを考えずにむやみに勉強を始めがちなんですが、そういう人は大体1か月後には楽しいサークル活動(やバイトや彼女や彼氏)に走り、編入試験のことなんてサッパリ諦めてしまいがちです。
勢いももちろん大事なんですけどね、賢く勢いを持つことが大事ということです。それが難しいんだよ!!って感じですよね。笑
ゴール(合格)までの距離を測ることの大切さ
ここからは、本格的な内容に入っていきますが、その前に少し宣伝させてください。
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2021年7月から、
オンライン編入学院という編入試験に特化したオンラインスクールを立ち上げました!
オンライン編入学院では、孤独な編入受験生を手厚くサポートできるよう、
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オンライン学院は、編入予備校の相場の半額以下で、より質の高い編入対策ができる環境を作ることがモットーですので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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さて、ということで、必要な情報を下調べせず、計画なく走ると、いつまでたってもゴールにたどり着きません。最初はいいんですよ。編入試験の勉強を始めると、なんだか周りで遊んでいる大学生よりも偉くなった気がして、初めの方は勢いよく頑張れちゃいます。「はー、今日も頑張ったなー!」って優越感にも浸れます。
ですが、ゴールが見えない持久走大会を全速力で走り続けられますか?無理ですよね。ゴールまでの距離をしっかり把握してこそ、最適なペース配分によって、自己ベストを更新できるし、一番になれるんです。
前の記事でも再三言っていますが、編入試験は、つまるところ「効率的」な勉強によって、「最短ルート」で合格することができます。これは私の経験上、間違いがない事実です。めっちゃ美味しい試験だと思います。
これらの情報が出回っていないだけ。情報を得るための手段として、編入予備校もありますが、高い授業料と受けられるサービスが適正かというと微妙だなと思っています。
予備校の良さももちろんあるんですよ。目標が同じ人と同じ環境で勉強できるとか、過去問が簡単に手に入るとか、直接授業が受けられるとか。校舎によっては素晴らしい先生も在籍しているはずです。
なぜここまで予備校に対して、私が懐疑的かというと、私自身、コメダ珈琲のバイトでコツコツと貯めた40万円を編入予備校に全額投資したからに他なりません。通わずに文句を言ってるわけではないですよ。
まあ、編入予備校の話は別の機会に記事にするとして、、、
ここからが本題です。
改めて、編入試験合格のためには、現時点から編入試験日までのスケジュール(道筋)を立てることが第一に必要になります。
私が受験した大学は、メインが神戸大学経営学部、サブで名古屋大学経済学部だったので、神戸大学経営学部への編入試験合格をゴールと設定して、解説していきますね。(サブで名古屋大学経済学部を受けたのは、試験方式が似ていたからです。受かればラッキー的な感じで)
神戸大学経営学部に限らず、編入試験は似たようなスケジュールや要項で進行することが多いです。ほかの大学・学部を志望の方にもめちゃくちゃ参考になると思うので、最後まで読んでみて下さい。
それでは、編入試験の日程(勝負の日)から、逆算して考えていきましょう。(下記のステップ毎に、書き出しながらやってみてください。)
ステップ①:募集要項を確認。
ステップ②:編入する際の必要単位数と在籍大学の試験日程の確認
ステップ③:TOEIC受験可能日程の確認
ステップ④:編入試験にかかる費用の確認
ステップ⑤:①~④が無理のない計画か最終確認
ステップ①:募集要項を確認。
では、まず改めて、神戸大学経営学部の編入試験募集要項から、最低限知っておくべきトピックスを引っ張ってきますね。
2021年度(2020年11月受験のものになります)の募集要項はこちらのリンクから確認できます。
ついでに名古屋大学経済学部の2021年度(2020年11月受験のものになります)募集要項も貼っておきますね。神戸大学経営学部を受ける人は、名古屋大学経済学部も受けるのをお勧めします。(TOEICの点数が使えるので)
神戸大学経営学部の募集要項を簡単に要約すると、
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募集人員:20名
出願資格:2年以上大学に在籍し、62単位以上を習得済みもしくは見込みの者。(3月までに2年在学見込み、もしくは、62単位習得見込みであればOKです。)短大卒(見込み)、高専卒(見込み)の者も可。
出願期間:10/1~10/7まで(必着)郵送のみ。直接手渡しは受け付けない。
出願手続き:諸々の書類と受験料3万円を送付。
試験期日:11/3
試験科目:TOIECまたはTOEFL、専門科目(経営学、会計学、マーケティング論、経済学、数学の5種からいずれか)、小論文
試験会場:神戸大学経営学部学舎
合格発表日:11/15 10:00
入学料および授業料:入学料282,000円+前期授業料267,900円
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みたいなことが書いてあります。
どの科目で受けるべきかとか、志望理由書等の書類の準備とかはまた別のnoteで書きますね。
あとは過去3年分の入試倍率とかも書いてありますが、そこまで気にする必要はありません。(と言いつつ、一番キニナルよね)
私が受けたのが2015年度だったと思うのですが、そのときも大体同じだったので、20人の合格枠に対して、例年4~5倍の倍率なのは変わらないようですね。
スケジュールに関して言うと、勝負の試験日は11/3。その1か月前の10月初旬が出願期限ということが分かりました。たしか7月くらいにはその年の募集要項と必要書類が公開されるので、早めに取り寄せて、余裕を持って9月中には出願するようにすると良いです。
ステップ②:編入する際の必要単位数と在籍大学の試験日程の確認
募集要項の情報から、受験の年の3月(2020年11月に受験の場合、2021年の3月)までに、62単位が必要だということが分かりました。これ結構大事なことなんですが、在籍大学の勉強をおろそかにして、必要単位数がギリギリの人は正直危ないです。
私の場合、編入前の大学では単位はなんとかうまくやっていたので、2年開始時には62単位のラインをクリアしてました。
そのおかげで、編入試験の勉強だけに集中ができたので、現在籍大学の単位もほったらかさずに、必要最低限は取っておくようにしましょう。
いま1年生の方は、この情報を早く知れてよかったですね。このラインは1年生のうちにクリアしておくと2年生時に編入試験の勉強に振り切ることができます。
2年生時点の現在、単位が足りていない人は、在籍大学の定期試験の日程を把握したうえで、3月までに62単位獲得可能かどうか改めて確認しましょう。
ステップ③:TOEIC受験可能日程の確認
神戸大学経営学部に関して言うと、試験科目にTOEIC(もしくはTOFLE)がありましたね。(多くの方がTOEICで受けると思うので、TOFLEについては、割愛します。)
出願時に持っている最高得点を自分の得点(100点満点に換算されます)として出願できるので、出願期限の10月までに、あと何回TOEICを受けるチャンスがあるのかを確認してください。
TOEICは一回当たり6,000円程かかる&2時間のテストなので、だるがって1回しか受けない人もいるのですが、神戸大学や名古屋大学の編入試験では合格者のTOEIC平均点は800点ほどです。(私と同学年で編入学した同期は、最低点が720点、最高点が950点とかでした。)800~900点を超えない限りは、出願期限までに受けられるだけ受けておいたほうが安心です。
ちなみに、TOEICは年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)受けられます。実際に、2021年度(2020年11月受験)受験予定者が、あと何回TOEICを受けられるのか調べてみました。
3~6月のTOEICはコロナの影響で全部中止になってたんですねー。
こりゃ手厳しい・・・
本記事を書いているのが6月ですが、次回のTOEICが2020年9月13日(日)なので、出願を考えるとこれがラストチャンスになります。TOEICの得点発表時は出願期限を既に過ぎているのですが、後日その結果を郵送すれば大学側が受理してくれるので、そこは安心してください。
9月のTOEICの申込期限は2020年7月8日(水) 10:00 ~ 2020年7月21日(火) 15:00 締切となっているので、ここを逃すことがないよう注意して下さい。
本来であれば、TOEICの勉強は7月まで、そこからは専門科目の勉強に集中するのがベストですが、今年ばかりは仕方ないですね。。。
とはいえ、皆条件は一緒です。本記事を書いているのが6月なので、まだ点数が足りていない人は、あと3ヶ月でTOEICのスコアを爆上げする必要があります。(逆にまだ3ヶ月ありますからね、チャンスですよ)
3ヶ月でTOEICの点数を上げる方法については、また別の記事で書くことにします。時間がないと思うので、できるだけ早くUPするようにしますね。
私は実際に3~4ヶ月で530点から910点まで点数をあげることができました。(私が行った勉強方法で、点数を上げることに集中すれば、このような伸びは誰にでも再現性があると思っています。誰にでもは言い過ぎかな…でも自信あります!)
ステップ④:編入試験にかかる費用の確認
募集要項に記載がある通り、必ずかかる費用は、
・受験料30,000円
・入学料282,000円+前期授業料267,900円
ということが分かりました。大学生にとってはかなり大きな金額になるので、この費用をどう工面するかについては、目星をつけておきましょう。
バイトで工面できれば一番ですが、勉強時間が奪われると本末転倒なので、きちんとご両親と相談して、合格した暁には、この費用が掛かることは伝えておいた方がいいかもしれませんね。
(両親に話したくない気持ちは十分に分かります。前回の記事にその当時の心情を赤裸々に描いているので、良かったら見てみてください。)
また、編入試験は大学の一般入試と比べてあまりに情報(勉強方法や参考書、受験の方法など)が少ないため、競争相手を出し抜いて、合格を勝ち取るには、情報を自ら取りに行く必要があります。
手段としては、
・ネット上に落ちている情報を漁る
・SNSで情報収集する
・編入した先輩を見つけて話を聞く
・編入予備校に通う
など、まあ色々ありますが、私の場合、どうしても合格したかったので、投資は惜しまず、上記全てを行いました。
編入試験において、大事なポイントの一つなんですが、自己投資を惜しまないことはとても重要です。
合格後の人生の変化(好転に好転を重ねます)を考えると、ここで失う何十万円なんて安いものだと当時の私は割り切っていました。
結果、編入予備校にはがっかりすることも多かったのですが・・・笑
そうした経験も踏まえて、皆さんがそのような思いをしないように、私のnoteでは、私が総額60万円近く(大学生にとっては本当大金ですよね、当時の自分よく頑張った!笑)投資して身に着けたノウハウを提供していきます。
ステップ⑤:①~④が無理のない計画か最終確認
さあ、ここまでで、ぼんやりしていた編入試験合格というゴールまでの道のりがくっきりと見えてきました。あとは武器(知識)を鍛えながら、ラスボスを倒す準備をするだけです。
時系列に沿って、改めて整理してみましょう。
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○ ~7月 TOEICの点数をとにかく上げる。(複数回受験)
○ 8月~ 専門科目の勉強にシフト(7月まではTOEICに9割注力)
○7~8月 在籍大学の定期試験(62単位取得していない人は注力)
○9月中旬 TOEIC最終受験(ここまでに良い得点が取れていれば受ける日必要はないと思います。)
○9月下旬 志望理由書を清書。他書類も準備。
○10月初旬 出願期限
○11月初旬 編入試験日
○11月中旬 合格 トリキのミックスジュースで乾杯!おいちい!
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つまり、本来であれば、7月まではTOEIC9割、息抜き程度に専門科目を1割くらいのペースで勉強を続け、それ以降は専門科目の勉強に10割の力を注ぐのがベストです。
但し、7月までに満足のいく点数が取れなかった場合は、9月のTOEICを受ける必要があります。その場合は8~9月においてはTOEIC6割:専門科目4割のペースで勉強してください。
その間、出願期限も迫ってきますので、9月中には、志望理由書やその他の書類も忘れずに準備することが必要です。
志望理由書については、あまりに早い時期に書きすぎても、内容が薄いものになりかねないので、出願期限の2週間~1か月前くらいに書き上げるのがベストです。(専門知識を身に着けたうえで志望理由書は書いた方がいいです)
他の大学・学部を志望の方も試験日程の前後はありますが、基本的には同じです。(例えば2月に試験がある方は、上記のスケジュールを3ヶ月後ろ倒しにしてください。)
また、受験科目にTOEICがない方は専門科目の勉強に始めから10割の力を割けばいいだけです。(それぞれの科目をバランスよく勉強する必要はありますが)
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ということで、今回は、編入試験合格のために必要な、「スケジュールの把握≒ゴールまでの距離を測ること」についての記事を書きました。
きちんとゴールを見据えたうえで、対策をすることが、情報の少ない編入試験においては何より重要です。(高校受験のように先生たちがスケジュール管理してくれるわけではないです。)
分かっているかと思いますが、スケジュールを立てただけで満足してはいけません。いかにスケジュール通りに、こなせるか、自分をコントロールする力も大切になってきます。
次回以降では、具体的な勉強方法(とにかく最短ルート)を書き記していきたいと思います!ラスボスを倒すための武器を磨いていきましょう!
それでは!!
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