#01 HENNGEが「へんげ」な理由
みなさま、こんにちは。
HENNGE (「へんげ」と読みます) のIR担当、片岡です。
早速ですが、自分が好きなものを一言で紹介するとき、苦慮なさったご経験はありませんでしょうか。私は親や友人から「HENNGEってどんな会社?」と尋ねられた際に、一言でどう表現しようか、いつも頭を悩ませます。
例えば、概要欄のように140文字以内で伝えるならば、こんな感じになります。
しかし、残念ながら、この140文字程度の文章では、【私のHENNGE大好きポイント】も【HENNGEが殊更大事にしているポイント】も、あまり表せていません。
今回はnoteへの記念すべき初投稿ですので、会社の簡潔な説明文ではあまりご説明ができない【私のHENNGE大好きポイント】且つ【HENNGEが殊更大事にしているポイント】、すなわち【HENNGEが「へんげ」である理由】をご紹介したいと思います。
「テクノロジーの解放」とは
テクノロジーの進化はめざましく、私たちの生活は新しいITの力で日々日々便利になっています。しかしながら、多くの企業においては、新しく生まれた技術をいつのタイミングで導入したらよいか、迷ってしまうことも少なくありません。
それが劇的な変化を生む技術であるならば、なおさらです。
なぜなら、企業の場合、個人とは異なり、導入したら良くなるだろうと理解はしていても、その技術をどう社内で活用したらいいかわからなかったり、活用しはじめたあとに何か想定しない問題が起こってしまったらどうしようとリスクを感じてしまったりするからです。
私たちは、IT大好きっ子集団です。
ITの力が、世の中を良い方向に変えてくれると信じています。
その信念のもと、私たちは、まだ洗練されていない技術、つまり、まだどう活用すればいいかわからない技術を、失敗を恐れず積極的に試しつづけています。そして、その数多の挑戦と失敗の先に、どの技術を、どう使えば、企業が幸せになるかの最適解を会得し、それら最適解をお客様に広く提供したいと考えています。これがHENNGEの根幹にあるビジョン「テクノロジーの解放で、世の中を変えていく」です。
大切にしている組織風土
この私たちのビジョンを支えるのが、失敗を恐れず挑戦し続けることなのですが、そのために大切にしていることがあります。組織風土です。
例えば、自らの失敗を共有して、みんなで学び、次の挑戦に活かすオープンマインドの精神を大事にしています。
そして、他の人が挑戦することに対し、応援する気持ちをとても大切にしています。
もちろん道のない道を進むことになりますので、他人と違うこと、少し変なことに挑戦してみることはとても重要です。それによって起こりうる変化を恐れないスタンスも必要です。
それらを持続させるための組織風土。
私たちは、多様性こそが挑戦と変化を続けるための原動力だと考えています。互いの違いを認識し、尊重する風土は、挑戦を評価し、変化を続ける組織の土壌を作ると考えています。
画一的な社会では、異質を排除しがちです。しかし、そもそもみんながみんな違うのであれば、つまり多様性を許容する環境であれば、他者と違っていても気になりません。逆に、みんな違う中で共通しているものはなんだろう、という発想に自然となってくれるのです。
現在、HENNGEは20以上の国と地域の仲間で構成されており、全体の20%以上の仲間が日本以外の国籍です。残りの約80%の日本国籍のメンバーも含め、生まれも育ちも言語も文化もみんな違う仲間たちです。みんな違って良いのです。だからこそ、共通する想い「たくさん挑戦と失敗を重ねて、そこで見つけた解を広く共有することで、世の中を少しでも良くしていきたい」を自然と大切にできたりします。
HENNGEが「へんげ」な理由
現在、HENNGEの売上高の大部分を構成するHENNGE Oneはサブスクリプションの積み上げ式モデルであり、解約率は非常に低く、堅実で安定的な成長を実現しています。
しかしながら、時代も変化し続けます。そしてその時代ごとに「解放」したい技術は変わっていきます。
現に、私たちは創業以来25年以上、少しづつ解放する領域を変えながら事業を営んでまいりました。そして、これからも、絶え間なく挑戦を重ね、変化をしていきたいと考えています。
その決意表明として、2019年2月、「変化 (HENKA)」と「挑戦 (CHALLENGE)」を合わせた「HENNGE株式会社」に商号変更した次第です。
さて、冒頭のお話に戻りますが、私は親や友人から「HENNGEってどんな会社?」と尋ねられたら、まず「へんな会社」「へんを楽しむ会社」と答えます。
変であり続けること、変化し続けることは、もしかしたら少し大変なことかもしれません。でも、変化と挑戦を楽しみたい! そういうメンバーが世界中からHENNGEに集まってきています。
私たちHENNGEは、メンバー全員の日々の挑戦の積み重ねのその先に、私たちが解放するテクノロジーの総量が増える、つまりお客さまに提供できる価値が増えることで、世の中の幸せの総量も増えていくと信じています。そして、それを今後100年でも続けることができたら最高だ、と思って日々精進しています。
最後に
改めまして、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
この度、株主、投資家のみなさまとのミュニケーションを少しでも向上させたいと思いまして、IR Magazineに参画いたしました。
発案者であるツクルバ重松さん、note鹿島さん、お誘いいただき、ありがとうございました。
HENNGEの公式IRといたしましては、HENNGE IRサイトでのIRコンテンツの充実を最優先にしていく傍ら、このnoteでは、皆様に特に知っていただきたいポイントを中心に、不定期更新できればいいなと考えております。
ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
なお、HENNGE IRサイトでは、適時開示のほか、毎四半期に下記資料を開示しております。ぜひご覧いただければ幸いです。