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アイスクリームランドの歩き方

アイスクリームの惑星、アイスクリームランド

長距離宇宙旅行の休憩に立ち寄りたい、アイスクリームでできた惑星、それがアイスクリームランドである。運転で凝り固まった身体や、渋滞でイライラしがちな宇宙船内の人間関係も改善されること間違いなし。

この惑星と偶然にも名前が似ている、惑星地球のアイスランドのミュージシャンであるSin Fang(シンファン)の『Candyland』を聴きながらアイスクリームランドを探検してみよう。因みに “青い海” って出だしで言ってます。


チョコミント火山

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アイスクリームランドは惑星の70パーセントがアイスクリームでできている。
この惑星の観光の最大の目玉であるチョコミント火山は標高450キロカロリーと、他のアイスクリームの山々に比べてカロリーが高い。ミントグリーンのクールな見た目からは想像出来ないが、意外とチョコレートの量も多く地中深くまで続いている。うっかり一人で夜中に完食しようものなら、前の日の体重には簡単には戻れないという危険もはらんでいる。それでもチョコミント火山は全宇宙人達を魅了し続ける食後のフロンティアなのである。

チョコミント火山を上から見た様子。

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チョコミント鉱石

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チョコミント鉱石はカロリーが意外と高い。尚、同じチョコミントでもアイスクリーム以外のお菓子(特に焼き菓子)にすると、何か歯磨きの味になってしまう現象が多発している。要注意である。


アイスクリームラグーン

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アイスクリームラグーンは、チョコミント火山の麓にある。アイスクリームディッシャー(アイスクリームをすくうスプーンの名称。初めて知った。)ですくったような、巨大なアイスが自然発生でプカプカと温泉の中で浮かんでいる。温泉の温度は-196度、うっかり長湯すると宇宙人の種族によっては火傷をするので気を付けよう。心と身体をほぐすつもりで入ったら、逆に秒で凝固するかもしれない。
嬉しいことに毎月31日は重なって浮かんでいる姿も見られるので、お得にフレーバーを楽しみたい旅行者はこの日に合わせるといいだろう。因みに私はアイスを乗せるコーンが苦手でカップ派だったけど、大人になったら食べられるようになりました。

アイスクリームラグーンは、温泉マナーと注意をよく読んでから入浴しよう。


抹茶練乳氷平原

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かき氷は昔は氷の粒が荒いのが主流だったが、最近は温暖化の影響か細かいのも増えてきた。抹茶練乳氷平原はその細かい氷の平原の下に練乳が隠れている。抹茶と混ぜてもいいし、別々に味わっても楽しめる。

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抹茶の他に苺練乳氷平原の土地もある。どちらも冷やし中華の後のデザートとして、夏のお供に最適である。お求めは、お近くのセブンイレブンで。


お土産

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アイスクリームランドに行った記念に、アイスクリームラグーンのお好きなフレーバーをお土産にするのが定番である。一番人気はバニラアイス。巨大なアイスクリームをクッション代わりに寝転んだり、ソーダの中に浮かべて瞑想したりと夏を満喫すること間違いなし!


という感じで、アイスクリームをテーマにイラストを少し描きました。
アイスクリームランドは常に寒いので、厚着してお出かけ下さい。