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今は変化の中もがく時【平成最後に伝えたいこと】
「平日の昼間、結構見かけるなぁって驚いた」
「そう? 昔からそうやったよ」
「意識するようになったから目に入るようになったんやで」
育休とり始めて街中の情景に驚く僕に、20年ほど前に育児経験のある知人女性は昔からそうだったと教えてくれた。
でも、稀にだけれどそのころ見かけることのなかった情景もある。
『実際に自分が子育ての当事者になって、に続く』
(目次を参考に、不要な部分は読み飛ばしてくださいね。本文だけすべて読むと約3,4分です。)
はじめに
皆様、こんばんは。
書くンジャーズ火曜日担当、勇気パパ@育休19週目です。
いやはや、暑いですね!
大阪では昨日今日と最高気温が27度に!
急激な暑さに体がまだ対応しきれず、半日外出して帰ってくると疲れがどっと出てます。
抱っこひもで抱っこしてると、僕もさゆきも汗がじんわり。
そういえば5月生まれの兄ゆうじの時は抱っこひもを嫌がってなかなか入ってくれなくて秋あたりから使い始めたんで、夏場の抱っこひも使用経験は無かった……
僕はかなり汗かきなほうなので、対策考えねば……
👶今週の育休プチ話👶
この1週間も支援センターの催しに出かけてました。
種類は様々ですが、行きはじめて6,7回ほどでしょうか。
ぼちぼち周りの人で何度かおみかけしたことのある人が増えてきました。
妻いわく、僕がいるので向うのかたはほぼほぼ覚えてるんじゃない?とのこと。
確かに、さゆきが生後何カ月かだったり、住んでる地域覚えてもらってたり(軽い自己紹介でざっくり地域話すので)。
支援センターの先生に至っては、兄ゆうじ@2歳11カ月の時に来ていた印象が強く残っているようで、気軽に声をかけてくれます。
おかげで、出向いたらお話しできる人がわりと増えてきて楽しくなってきました。
支援センターに行くと目立つので覚えてもらいやすい。
これも男性育休のメリットだと思います。
そして今週もまた、寝返りをうった子をみんなで
「うわぁ!」
パチパチパチ。
ほんと、なんともいえない幸せが押し寄せてきますね。
そして。
さゆきもついに、寝返りうちそうなんです!
日に日に背中が持ち上がってきて、今日はもう後腕を抜いたら!!!
なところまで来ました。
さゆき、日々めっちゃもがいてます(笑)
なかなかこの熱量伝わりきらない、と重々承知の上ですが、
やっぱりこの瞬間を
「おっ? おっ?」
って見守っている時間はたまらないんです。
で、なんだか話したくてしょうがないです。
来週には、寝返りしました報告できるかな。
(案外ここから長い場合もあったりしますけどね)
📂実際に自分が子育ての当事者になって
昔から子供が好きで結婚して将来子供がほしいなとずっと思っていた僕ですが、子育ての大変さであったり、取り巻く環境についての厳しさをニュースで見聞きしても、おはずかしながらそこまでピンと来ていませんでした。
街中の情景についてもそう。
日中にベビーカーを押して出歩いている人って、たくさんいるんですよね。
あっちをみても、こっちを見ても、そっちを見ても。
結構いたるところで見かけます。
(大阪のさほど大きな駅ではない駅周辺などで)
ひとりめがうまれた後、驚きとともにそのことを知人女性に話したら、昔からそう、意識してなかったから目に入ってなかっただけ、とぴしゃりと言われてしまいました。
人の脳って、普段意識してないものの情報はスパスパ切り落としてるんですよね。
自分の実体験をもとに、痛感しました。
(その後、子育てにかかわるものがとにかく目に留まるようになりましたし)
ぴしゃりといわれる中、
「そういえば、男性ひとりでってのはほぼ見たことなかった」
とも。
20年ほど経って、その状況は変わってきたようです。
これを読んでいただいている方は、ぜひ日中意識して見てほしいんです。
パパひとりで子供と出歩いている人を。
📂パパひとりでの育児は珍しいもの?
パパひとりでの育児は正直なところ、今はまだまだ珍しいもの、の部類に入ります。
実際にやってみてそれを感じとる場面が多かったです。
だからといって育児においていやなことが多いわけではありませんでした。
(支援センター等で覚えてもらいやすいとか、いいことたくさん)
ただ、ひとり育児にあたり前もって先輩男性の育児本をいくつか読んだのですが、わりと結構共通して書かれていた文言。
”(一体何をしてるんだと)周囲の人からの視線が辛かった”
”日中に男性が赤ちゃんとふたりでいることで好奇の目にさらされる”
正直、怖かったです。
それを覚悟しなけりゃいけないのかと。
地域がらといったこともあるかもしれませんが、ふたを開けてみると一切そんなものはありませんでした。
どこに行っても、街のみなさん優しかったです。
そしてあたたかい。
特におばあちゃん達は、スーパーで買い物をしてる時とかにめっちゃ声かけてくれました。
すごく応援してくれて、励ましてくれて。
飛び込んでみたら、全然怖くなかったです。
その反面、会社に戻った時は苦戦しました。
会社によって違いはかなりあると思いますが、前例がないのと暗黙の了解が影響し、お互いにとってデメリットでしかないことを強いられる。
そんなことがちらほらあったんです。
生活圏での社会は、パパの育児への寛容さが広がってきているんじゃないかなぁと。
それに比べると、仕事の社会はまだまだパパの育児への受け入れに遅れを感じてしまします。
📂さあ、これから!
今はまだまだ少数派のパパひとりでの育児。
男性の育休取得についてもそうですが、男性育児という種が平成の長い時間をかけてようやく芽が出てきたかもしれない。
そんな状況ではないでしょうか?
これから先、その芽が摘まれてしまうのか、それともすくすく育っていくのか。
出てきた芽はいろいろな脅威にさらされています。
脅威にさらされながらも、もがき苦しみ伸びていく。
生活圏での脅威はかなりなくなってきた今、会社での脅威と対峙する時なのかなと。
苦しくてもがくことも結構あるけど、育児にかかわる男性がじわじわ増えていけば、きっとその脅威にも打ち勝てるんじゃないかな。
今と比べて、パパひとりで子供と出歩いている人をたくさん見かけるようになれば、すくすく育っているのを実感出来るはず。
だから、日中パパひとりで子供と出歩いている人を意識して見てほしいです。
📻読んで振り返る第10回📻
【radiotalkは後日、アップします】
さいごに
正式に決まる前はほんとに実現するの?って半信半疑だった10連休。
気がつけば、もう今週末からですね。
子供がうまれる前はアクティブに予定を入れるタイプでなかった我が家ですが、気がつけば10連休中7日も予定が入っていて。
ほんと、子供がうまれて以降外に繰り出すことがとにかく増えて、自分たちのことながら驚いております。
そんな中、来週の火曜日は今のところ予定なし。
少しゆったりと書けるか、はたまた疲れてひいひい言いながら書いているか……
それはさておき、次回が平成で最後の投稿です。
(と書きながら、平成が終わるって実感が今のところ全くないですが)
それでは、また来週!
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