勢いだけで声優さんにフラスタを贈ってみた話【初めてのフラスタ企画レポート】
先日、ウマ娘のリアルイベント「ウマ娘 Twinkle Circle! in MAKUHARI」にて表題の通り
ニシノフラワー役の河井晴菜さんにフラスタを贈りました。
(支援いただいた皆様、しつこいと思われても言わせていただきます。ありがとうございました!)
フラスタという概念はもちろん知っていましたが
"そもそもフラスタってどうやって贈るんだ"、ってところから分からず
色んなことを調べながらなんとか企画を立ち上げ、無事に完了することができました!
とても貴重な経験になりました。
と同時に、「自分もフラスタ贈ってみたいけどやり方が…」「自分にはあんな面倒なのできなさそう…」といった感じで躊躇してる方もいるのかな~と感じました。
せっかくこういった経験をしたんだし、体験談をレポートという形で残せば
少しでもそういった方々の後押しになるかもな~と思い
noteにまとめてみることにしました。
元々文字を書いて語るのが好きだから、というのが大きいですけどね。
ということで
そもそもフラスタを贈るに至った経緯とか、どのように企画を進めたか
諸々を書き連ねていきたいと思います!
ほんと語りたがりの人間なのもあっていちいち文章長くなると思いますので
興味ある人だけご覧ください。
自己紹介
まっちーというHNで、主にX(@henna_buttai)で競馬やウマ娘のことをブツブツ呟いています。
お絵描きを趣味にしてみようと思ってスケッチブックを買ったり板タブを買ったりしたのが今から8年前くらい。
かといって何か目指してるものがあるわけでもなく、日々練習をしたりするほどの熱量は無いので
その辺にいる二次創作のインターネットお絵描きマンと思ってもらっていいです。
イラストを描く頻度は波があるので何とも言えないのですが
特にここ2,3年はイラスト自体は1~2か月に1枚あげていれば十分というくらい。
仕事しながら絵をガンガン描ける人ってすごいよね。
ウマ娘ではフラワーちゃん推しです。
当時サイコミで週一で連載されていたうまよんという4コママンガで、フラワーちゃんの初登場回を見て「ひぃん……ママじゃん。。」ってなって以来
フラワーちゃんは推しというかママというか娘です。
他にも地元が一緒ということもあり、地元の有名人を応援するような気持ちでユキノも応援してます。
フラスタを贈ることになった経緯
元々のフラスタに対する考え
そもそもなのですが
正直な話、フラスタを贈ることに関してはここ最近まであまり興味がありませんでした。
皆さん、「ある演者さんにフラスタを贈ったのに、その声優さんが自分のSNSアカウントで写真付きで触れてくれなかったから、その声優さん宛てに不満を伝えた」といったようなことがあったの、見たこと聞いたことありますかね?
顛末も含め、ちょっと後味悪い話でした。
承認欲求を満たす目的でフラスタを贈る方っていうのも、一定数はいるのかな~と個人的には感じていて、
欲求自体は別にあってもいいとは思うんですが
フラスタを贈る主目的から外れてそうな人達もちょこちょこ目にしてきたせいで、正直あまりフラスタにポジティブな印象が無かったんですよね。
そういう領域に足を踏み入れようと思えなかったというか。
考えが変わり始めた転機
ウマ娘のコンテンツが大きくなってきて、実装キャラが急増するのと同時に演者さんも沢山増えましたよね。
そうなると、どうしても一人ひとりの露出が減ってくるなぁと。
推し以外にも、個人的に思い入れのある声優さん(昔からイベントを支えてくれていたスペスズテイオーの声優さんとか)も出走回数が減ってきたり。
ライブ自体は2ndの頃からちょくちょく行っていましたが、出走者を確認する度にちょっとずつ寂しさも感じていました。
さてさてフラワーちゃん役の河井さんはというと。
4th横浜で初出走してからは5thに1度も出走せず…
おいおい、全然河井さんに会えないじゃん!!
って思い始めてきたんですよ。
そう考えた時に、「今後大型イベントで河井さんを観れるのってあと何回なんだろう?次はいつ会えるんだ?」って同時に思い始めて。
声優さんってかなり疲弊するお仕事だと思いますし、
万が一にも何かあって表舞台に出てこなくなるってこともあるかもしれないじゃないですか。
推しは推せる時に推せ。
とはよく言いますが、まさにそれだなと。
特に河井さんってSNSをやっていないので
"フラワーちゃんを演じてくれてありがとう、これからも応援します"
という想いを伝える手段がかなり限られてくるんですよ。
それを叶える手段の一つが、もしかしたらフラスタなのかも…?と。
"応援や感謝、出演を祝す気持ち等を演者さんに届ける"
という、フラスタを贈る主目的であるべき部分をここでハッキリと思い出せました。
ちょうどフォロワーさんの中にも、直近のライブで初めてフラスタを企画したり、企画に参加したりという方がいたのもあって
次に河井さんが出走する時、やってみてもいいかも…と思い直したのが始まりです。
河井さんがクルクル幕張に出走が決まった時
クルクル幕張への出走が発表された時、フラワーちゃん出るじゃんか~的なことを適当にXでつぶやいていたら
「フラスタ贈っちゃえよ~」
的なリプをもらったんですね。長い付き合いのあるフォロワーの2人から。
本人からしたら、きっと8割くらい悪ノリだったと思いますけどね。
(おかげで勇気出して企画立ち上げることができたので、その2人にはひそかに感謝してます)
大型イベントへの河井さんの出走は先ほども言ったように2022年5月以来なので、約2年半ぶり。
クルクルの次なんていつ出走するかもわからないな~と思い
そうだ、今しかねえ!と、そのタイミングで勢いでフラスタ企画を立ち上げることにしました。
ちなみにこの時点でクラファンを立ち上げる方法、お花を注文する方法なんて何も知りません。
ただ出走発表が公演の3か月近く前だったので
フラスタのことを調べたり、企画を立ち上げる準備をする余裕がそれなりにあったのが幸いでしたね。
フラスタ企画開始にあたって
まず企画を立ち上げるところから。
少なくとも、個人でフラスタを贈る勇気は最初からなかったです。
まぁまぁコストもかかりますしね。。個人で贈ってる方はスゴイ。
それと「もし企画してくれたら支援するぜ!」っていうフォロワーさんも立ち上げ前から何人も言ってくれてたので
んじゃやっちゃいますか~って感じでした。ありがたい限りですね。
何か、みんなの名前載せて一緒にフラスタ贈るっていいじゃないですか。
なんかそういうの、少し憧れてたので。
別に自分自身が表で目立ちたいわけでもなかったので、みんなで贈りたかったんです🤗
やったことリスト
だいたいこんな感じです。
クラウドファンディングの立ち上げ
フラスタ制作
(依頼先の選定)
(依頼先への相談(デザイン等))
パネル制作
(イラストの制作or制作依頼)
(パネルの発注)
クラウドファンディングの立ち上げ
合同でフラスタを贈るとなると、支援者と直接金銭の受け渡しを行う方法もあると思いますが、
手軽さを重視して、クラウドファンディングサイトを利用することにしました。実績もあって安全性もある程度担保されてますしね。
私はミンサカにて、企画を立ち上げました。
フラスタ専用のクラファンサイトになります。
今回のクルクル幕張で展示されていたフラスタも、こちらのサイトで支援を募集していたものが結構多くありました。
企画を立ち上げる際は
企画タイトル(「●●役の●●さんにフラスタを贈りませんか?」みたいな感じのやつ)
いつ、どこで開催されるイベントに贈るフラスタか
一口あたりの金額をいくらにするか
誰宛てに贈るか
あたりの情報が事前に必要になります。
表に公開するための目標額の設定は必要ないです。
ちなみに自分はこの時点では7万円を目標に定めて、込み込み8万円でフラスタを制作してもらおうと考えていました。
それと、企画のトップページに掲載される企画概要も記載する必要があります。
お花のテーマ・コンセプトや、どこにフラスタ制作を依頼する予定か、支援の〆切をいつ頃予定しているか、だいたいどんなスケジュールで進める予定か、等。
ただ、企画立ち上げ段階では決まってない部分も多いので、"後で決めます"とか、あくまで予定段階のことを記載しておいて
後々更新していく形でいいはず。
企画が立ち上がったら、後はSNS等で拡散して支援者を募集する形になります。
支援を検討している方や支援者向けの進捗報告のページもあるので、
フラスタのデザインラフが決まりました~とか、イラストはこんな感じになります~とかを任意で共有していくっていう流れですね。
自分はこうしてましたっていうのを参考に載せておきます。(これが正しいとかではないです)
フラスタ制作依頼先の選定
フラスタを制作してくれるサイトは沢山あります。
「フラワースタンド 制作」とでもググれば色々見つかるかと思います。
サイトによっては、所属するデザイナーさんと実績の紹介がされていて
それらを元に、この人に依頼したい!と見積もり依頼することもできるので
こだわりがある方はそのようにするのが無難かなと思います。
美容室で、"ご指名はありますか?"という質問にどう答えるかみたいなもんです🤣
理想のフラスタ作ってくれそうな人に依頼できるのが一番良いと思うので。
私はどうしたかというと
ミンサカを運営しているsakaseruに依頼するのが手っ取り早いかなと思い、"Sakaseruスタッフに無料相談"を使ってまず相談しました。
※ちなみに自分は当時、フラワーデザイナーさんの紹介ページの存在や指名の可否とか何も分かっていなかったので、
sakaseruに相談していく中で、sakaseru側で担当デザイナーさんを指定していただきました。
さっき言ったように、ミンサカはsakaseruが運営しているということで
ミンサカとsakaseruを併用するメリットがありますが
個人的に大きいな~と思ったメリットが2つ。
①ミンサカで集めたお金でsakaseruに制作依頼する場合、手数料無料
上記を見てもらえればわかるのですが、
ミンサカで集めたお金でsakaseruに発注する場合、手数料がかかりません。
逆にそれ以外の制作会社に発注する場合、集金額の1割が手数料として取られます。
集まる金額にもよりますが、1割ってデカいですよね。
フラスタを作れる額を基準に考えると、手数料分でより豪華にできたりもしますしね。
それなりに他の制作会社にお願いしたい思いがなければ、金銭的ロスがないsakaseruに依頼するのが無難なのかな、と。
②ミンサカで集めたお金をポイント化し、即日で支払いに充てられる
sakaseruは、見積もり依頼しても振り込むまでは依頼確定とならず
その間に別の方の依頼確定となってしまった場合は、その方にお願いできなくなったりすることもあるらしいです。
いわゆる先払い制です。
お財布に余裕があるなら先に払っておくことに越したことはないですが
もし可能なら「ミンサカで集めたお金で制作費を相殺したい」じゃないですか。
というところをsakaseruに相談したところ、
「一旦、デザイナー毎に決まっている最低受注金額で振り込んでもらって、デザイナーさんにその旨伝えればOKですよ~」
ということだったので、
私の場合は依頼予定のデザイナーさんの最低受注金額に合わせて6000円ほど先に振り込む形で依頼を確定させ、
やり取りが始まる際に「実際は●万くらいの予算で制作してもらいたいので、制作費が確定し次第追加費用として振り込みます~」とお伝えしました。
Q&Aに、それに近しい内容が記載されてました。↓
そんで、上記のページにも記載があるのですが
ミンサカで集めたお金は、
企画終了後の翌月末に銀行に振り込んでもらうか
ポイント化して制作費に充てるか
を選ぶことができるので
自分は後者を選択して、フラスタ展示3,4日前くらいに最終的な精算を行いました。
私や沖野Tのような金欠トレーナーも、支援額さえ集まれば事前にまとまったお金を一括支払いする必要がないので
これで安心ですね!!😄
つう感じで、自分は
sakaseruにて制作依頼することにしました。
フラスタ制作依頼先への相談
sakaseruの場合、依頼が確定すると
担当していただくフラワーデザイナーさんとの専用チャットを利用できるようになります。
画像添付も可能なので
そこで図付きで要望を伝えたり、相談したり…
という感じになります。
自分の場合は最初こんなイラストを送ったりして、イメージをお伝えしてました。
イメージを全部描くのもしんどいので、普通に公式イラストべたべた貼って送ったりしてました。
お花の種類はこの時点できちんと決められていなかったのですが、
このお花を主体的に使いたい、という要望も併せて伝えるといいのかも。
私はお花の種類についてはデイジーをどうにか使ってほしいという要望を出して、造花なら可能ということで取り入れていただきました。
といっても、フラスタって毎日見るもんでもないし
実際どんなサイズ感になるんだとか、どんなイメージになるんだとか、
そこらへんマジで感覚分からんじゃないですか。
なので、その辺りは素直に伝えた上で、デザイナーさんだったらこういうところってどうしたほうが映えると思いますか?とか
パネルってどのくらいの大きさだといい感じになりますかね?とか
結構提案してもらいました。相手もプロだし甘えちゃえ~って感じで。
例えば、デイジー以外にどういったお花を取り入れるかだったり、お花を2段にする案だったり、連名パネルから下のリボンのデザインはデザイナーさんからの提案を元に実現していただきました。
こちらからの要望だけでなく
デザイナーさんからも、質問されることがあるので
その点について要望があれば伝えたり、お任せならお任せで考えてくれたりもしますし
私の場合は、デザイナーさんから手描きのイメージを見せていただけたりしたので、
お互い図を見せあうことでイメージ共有ができましたね。
イラストの制作or制作依頼
一応、趣味レベルでも自分で絵を描くことはできるので
元々自分でイラストを用意する予定でした。
そりゃ上手い人に依頼して描いてもらったほうが見栄えは間違いなく良いと思いますが
たとえ話として
「中小のIT企業がアプリを開発するために、わざわざ大企業のIT企業に依頼して丸投げしますか?」
って話なので。。😇意地でも自分で描こうと思ってました。
フラワーちゃん推しの絵描きマンとしてのプライドです。
パネル作成の制作会社によって推奨解像度があるかもしれないので、確認しておいたほうがいいかもしれません。
イラストの引き伸ばしが嫌であれば、印刷サイズを予め想定した上で作成or発注するのがいいかも。
自分は360mm×420mmで印刷してもらうことを想定してイラストを描きました。
あとで引き伸ばしてもいいかもしれませんが、
あまりにも小さいサイズで描くと綺麗に印刷できないので、そこだけ注意すればよさそう。
イラストレーターさんに制作を依頼する場合も、同じ点に気を付けた上で依頼するといいと思います。
パネルの作成
イラストパネルや連名パネル(支援者の名前を載せるパネル)は
こちら側で用意してデザイナーさんへ送る必要があります。
オーソドックスな「祝 ご出演 ●●様」といったプラカードみたいな立て札であれば、
デザイナーさん側で用意してもらうことも可能だったりするようです。
私の場合は、「会場発送の1週間~数日前くらいにはパネルが届くようにしてほしい」とデザイナーさんから連絡がありました。
パネル制作はプリオにお願いしました。
制作から発送までのスピード感があること、フラスタパネルの実績が多いことが選んだ理由です。
あと、検索したら上に出てきたから。
今回は特にトラブルなくスムーズに制作していただけましたし、もし次があった時も利用しようと思いました。
イラストパネルのほうについてピックアップしますが
プリオは250dpiという、普段あまり見かけない解像度を推奨していたので
それに合わせてイラストを用意して納品しましたが
カラーイラストでよく使われる350dpiでもどっちでもよかったっぽい。
イラストはカットラインを元にカットをしてもらうことになります。(いわゆる余白みたいなやつです)
自身でAdobe Illustratorを使う形カットラインを作成するのが一番いいのかもしれませんが
他のお絵描きソフトで描いた絵を元にpngやpsdファイル等で納品して、カットラインをプリオ側で作成していただくことも可能なので
どっちでもいいと思います。
プリオはフラスタ制作会社に直接発送することも考慮してか
送り主を依頼主に変更して発送してもらうこともできたりもするので
その点、親切でしたね。
(デザイナーさんには「私の名前で発送されます~」みたいに伝えるだけでいいので)
また、私がsakaseruでフラスタ依頼する場合は、
「パネル発送時にsakaseru IDを伝票に記載してほしいです」とデザイナーさんに言われたのですが
プリオはsakaseru IDの記載にも対応してて、sakaseruユーザ用のマニュアルページがあるので安心。
実際のスケジュール
簡単にまとめてみました。
始めた段階でこのようにスケジュールをしっかり立てていたわけではないですが
結果的にこんなスケジュールになった、っていうものと思ってください。
今回は連名パネルを作ることにしていたので、
クラファンの参加者募集が終了するタイミングでスムーズに参加者の記名ができるように準備しておいたおかげで
パネル発注はバタバタせずに済みました。
今回はイベントの2か月弱前くらいから企画を立ち上げましたが
ちょうどいいスケジュール感だったかなと思います!
クラファン〆切~現地へのフラスタ発送完了
支援額が想定よりも集まりました…!
最終的にはクラファンを通じて想定の1.5倍ほどの支援をいただくことができ、予算も大幅に上げて発注することになりました。
その旨はデザイナーさんにお伝えし、「お花豪華にしてください!」って発送1週間前くらいにお願いすることに🤣
そういう無茶振りにも応えてもらえるのはありがたいですね~
今回の収支報告はミンサカにも掲載してますので、参考にどうぞ。
発送完了までのお話
sakaseruは、発送前の段階で写真を送らないらしく
幕張メッセへの搬入当日、発送完了の連絡で初めて実物を観ることになりました。
実はその時、ちょっと自分が伝えたイメージと違うところがいくつかあって
発送完了連絡後、15分後くらいにチャットにてその点をデザイナーさんに連絡しました🥺
翌日にもう一度現地にわざわざ来てもらって修正対応いただけましたが
デザイナーさんによってはそういった対応が不可能だったりするようなので
できれば事前に食い違いがないように綿密に打合せはしておく必要があるな…と思いました。
最後にちょっとバタバタしちゃったところはあるんですが、当日皆さんに素敵なフラスタをお見せできてよかったです!
ちなみに、sakaseruでは発送前の状態の写真を依頼者に送ることは断っているらしく(何故かは不明)
それって、どうなんだろ?って思うところはあるんですが
そのあたりは後々の感想のところで詳しく書こうと思います。
実際に企画してみての感想
ミンサカ(クラファン)を利用してみて
いやーこれめっちゃ楽。
サイトのほうで諸々管理してくれるので、特に不安なく支援を募ることができました!
クレカや銀行振込、コンビニ払いだけでなく、paypayでも支払いできるっていうところが個人的にポイント高かったです。
自分も最近別のフラスタに支援する時paypayで気軽に支払できたので助かったんですよね。
また、各支援者に対するメッセージの送信等もできるので、連絡手段も確立できて良き。
支援を募ってフラスタを贈りたいっていう方は是非使ったほうがいい。
sakaseruを利用してみて
「ミンサカ使うならsakaseruで依頼してみるか~」くらいの軽い理由で利用したわけですが
全体的に使いやすくてよかったです。
機能面でいえば、デザイナーさんとのコミュニケーションが取りやすいようになっていたので
初めてなのでわかりまてん!って感じで細かい心配事も全部伝えて、少しずつ解消することができたので
初めてフラスタを注文してみるって方にはとても優しい設計になっているなと思いました。
問題があるとするならば
先ほども書いたのですが、実物のフラスタを見れるのが会場への発送完了した後のみ(発送前の状態の写真をもらえない)という点。
これって、伝えていたデザインとは全く違う状態で発送完了報告されたら、直してもらえない可能性あるってことなんですかね?
自分は今回、何度も伝えていたところが反映されていないところがあったので
「この部分はこのように伝えていたと思うので、どうか修正を…」とお願いして、何とか対応いただくことができました。
sakaseruのサイトでも各デザイナーさんへのレビューの中に
似たような話で不満を書いている方がいたんですよね。
こだわりがある部分は、特に認識齟齬が起きないように伝達しておく必要がありそうだなぁ…と。
後はデザイナーさん次第というところもあるかもしれないですね。
そういった意味で、誰に制作を依頼するかっていうのはレビューや実績を参考に選んだほうがよかったのかなと思います🤔
スーパー懺悔タイム
懺悔①:イラストパネル、左に傾いたまま展示されてしまう
Xでも保険をかけるかの如く報告をしていたので、すでにご存知の方はいると思いますが
デザイナーさんから発送完了写真もらった時点で、イラストパネルが傾いてるように見えたんですよね。
写真の角度の問題でそう見えるだけかな…?と疑いながらも
デザイナーさんにも、傾いてる気がしますがどうでしょう…?と聞いてみたんですが
傾いてないですよ~と。
…傾いて…ません?🤣コテッてなってる。
自分が描いたから気になってただけで、他の方から見たらどう感じてたかはわからなかったけども
少なくとも自分はめちゃくちゃ気になったんですよねこのズレ。
なんか、自分がこの傾きのまま妥協したものを贈ってるように思われるのも嫌だったので😂
それで、なんでこうなってるんだろう…と分析してみたんですが
たぶんイラストのカットラインの関係で、安定する角度になるように配置された結果
左に傾く形になったのかなと…
イラスト自体は何度も共有してたので、飾る角度をミスることを全く想定してなかったのですが
このカットライン付きの図はデザイナーさんに共有してなかったので
それでミスが起きたのかなぁと推測。
まぁ…、言わなくても伝わっていてほしかった部分ではあるんですけど
今回こういう経験をできたということは一つの収穫。
気になってたのは自分だけかもしれないのでね。
デザイナーさんにも、何とか直してもらえないですかあああって結構強くお願いしちゃったんですが
会場のスタッフ警備が厳しかったらしくて2度目の修正に入場させてもらえなかったんですって。
たのむぜスタッフ~😩(まぁそれがスタッフの仕事か…
ここだけの話、詳細は書かないですがこの件に関しては色々とデザイナーさん等とやり取りがありまして
その顛末も相まってフラスタを実際観るまでは軽く凹んでたんですけど
目の前で観たらめちゃくちゃ素敵で、そんなのどうでもよくなりました。
というか幕張は展示スペースの関係上、終始「歩きながら見てくださーい!」ってスタッフが呼びかけている感じで
じっくりフラスタ観させてもらえなかったことのほうが残念でした😂
懺悔②:フラワーちゃんの顔面に影が映る
今回、SRサポカをモチーフにして花冠を置いてもらったんです。
(フラワーちゃんがセイちゃんに花冠を乗せてあげてるイラストのやつです)
デザイナーさんに花冠どこに置きましょう?って聞かれた時に
よくわかんないから「パネルの右上で!」って言ったんですよね。
…それが原因です😇
"よく分からないまま適当に返事するな"って子供の頃よく怒られたなぁ…
だから、せっかく皆さんに綺麗に撮っていただいた写真、
時間帯にもよりますが、日光やライトアップによって盛大にフラワーちゃんに影が映ってるんですよね~
洒落た演出しようと思ったら逆にちょっと見栄えが悪くなってしまったやつ。
…申し訳ない!
一つ言い訳させてもらうと
普段イラストを描いてるせいか、平面でしかイメージできてなかったんですよね。
フラスタって当たり前ですけど立体なので、
何かを配置することでどこかに影ができるとかそういった感覚が全く無かったんです。。
パネルに被せるようにお花や飾りつけをしてもらう、という時は
その辺りも考慮したほうがいいんだなと勉強になりました。
①も②も見栄えの悪くなるミスなだけに
支援してくださってる方には本当に申し訳なかったです。。
フラスタを贈ってみての全体の感想とか色々
結論。企画して良かった!
①めっちゃ感謝された
支援して下さる方の中には
"自分にはできないから、企画してくれて感謝してます"
っていう感じの方も案外多くて、だからこそ協賛して力になりたいですっていう風にメッセージをいただいたりもしました。
私自身は、個人だと不安だし金ないし誰か力になってくれる人おらんか~!
って感覚で支援を募ったのもあるんですけど
結果的に支援者の方には"参加してよかった"と沢山言っていただけてありがたい限りです。やったぜ
もちろん、みんなに感謝してもらいたいがために企画してるわけではないですが
こういったところにやりがいを感じられるのも企画することの面白さじゃないですか。
そうそう、今回支援者の皆さんと連名でフラスタを贈りましたが
この贈り方の大きなメリットって、「これだけ多くの人が応援してるよ~」っていうのを河井さんに伝えられることなのかもな~
と、企画を進めている最中に思っていたんですよ。
今後もやることがあれば、さらに支援いただける人を集めて
よりたくさんの連名で贈りたいですね~
もっと人望が必要ですね😂
②河井さんがフラスタを観てくれたらしい!
河井さんがフラスタを観たことを何らかの形で発信してもらいたいっていう期待は一切なかったので、
「裏でフラスタ、観てくれてたらいいな~」程度にしか考えてませんでした。
そしたらなんと、
「日曜の昼公演のトークコーナーの時に、河井さんが初めてフラスタもらって感動したって話してくれてたぞ」という報告があちこちから!
(私は千秋楽だけの参加だったので、自分の耳で聞けなかったのは残念。。)
河井さんとフラワーちゃんのフラスタは私が企画したもの含めて3つ展示されていたので
きっとそれらを観て話してくれたんでしょうね。
これは勝手な想像なのですが
河井さん自身、SNSをしていなくてフラスタを戴いても感謝を伝える場がないということを感じていたからこそ
心遣いでイベント内で発信してくれたのかな~…と。
ナニハトモアレ、感動したと言っていただけるなんて
これ以上の喜びはないですね!
③フラスタや対する考えが変わった
まずはフラスタ、実際やってみて
実際に河井さんがコメントしてくださっていたように
お花を観て喜んでくれる人がいるのを実感できたこと。
今回、自分がフラスタを贈る側になったことで
今までと違った気持ちで他のフラスタも一通り観て回りました。
皆さんの愛がすごい!
それぞれ表現が違って、観ていてすごく楽しかったです。
今までは、最初に書いたようなひねくれた気持ちでフラスタを観てしまっていたのもあったんだろうなと。。
そんな考えもだいぶ払拭できたことで、フラスタって良いな~と感じることができました。
④支援者へのお礼、何か用意できればよかったかなぁ~
他のフラスタ企画者の中には
支援者の皆様に、お礼の品(ノベルティ的な)を用意されている方がいらっしゃって
メッチャ心遣いやべー!すごいなーって思ってました。
自分も少し検討してたんですが、初めてでそこまで頭が回らなそうなのと
会場で直接お会いできる人とそうでない人がいるので、後者の方にどうやって渡せば…といったノウハウも無かったので
割と早い段階で諦めました!
でも何か貰えたら、記念になるし嬉しいよね。
そもそもグッズ化して喜んでもらえるほどのクオリティのイラストはまだ描けないんで
そこらへんに自信が持てるようになって、且つ配布のノウハウを身に付けたら
今後企画する時、検討するかも。
⑤フラスタ企画、次はあるのか
「また機会がありましたらよろしくお願いします」
「次があったらまた支援させてください」
支援いただいた方からも何度か言っていただきました。
めっちゃ嬉しいですね😆
現段階では、次もやります!と言い切ることはできないですが
今回経験してみて、次に活かせることは沢山あると思うので
考えておきます🤗
案の定1万字以上になってしまいました。自分語りヲタクきついわ~。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
何か1つでも参考になったところがあればいいな~