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6週目:微妙な文字が入ってくる

 この記事は無料マガジン
 『偏光点字技術』中の
 「偏光触読まとめ」に添付します。

(文字数:約900文字+図2枚)



上には上がいる

  見出し画像にも書いたけど、
  ボランティア仲間のリマさん(仮名)は、
  相当なチャレンジャーで、

  料理はもちろん、
  バンジージャンプやってみるし、
  それ以前にパラグライダーやってたし、
  ブラインドだけどバレーチームに所属してるし、

  自主制作映画の主演になったって言うから、
  ドキュメントかと思っていたら、
  「アクションシーンがさー」とか言ってるし、

  そんな中でも「手話習い始めた」は、
  相当にビビったけども、

  いや手話って表情とかも必要だし、
  話せても相手の話を見る事が出来ないよね?
  みたいな

  「そんなの無理でしょ」的な事は、
  浮かんでも口に出さないように飲み込んだ。

  無理と言われがちなものこそやってみたい!

  その心持ちは良く分かる、
  っていうか今現在の私のコレだろ。

  「見える人はどんな感じに見てるのかが、
   言葉で説明されてて面白い。

   『ゆ』は人差し指・中指・薬指の3本立てて、
   温泉マークの湯気を表すって、

   私湯気も温泉マークも見た事ないし、
   湯気を3本線で表すってのも、
   説明されなきゃ分からないから」

  「今のその話が私にはすげぇ面白いです。
   ちなみに温泉マークは3本線の下に半円があって、
   浴槽も表されています」

  「えっ! そうなの?
   それは今初めて知った」
  


今週触れた8文字


新しい文字を使っての文章例

  ワタシワ リハセンエ イキマス

  「リハセン」がリハビリセンターの略とか、
  知らない用語は読みにくいな。
  しかしこれ本来視覚障害を負ってから、
  習うものと想定された教科書だしな。

  カナシミニ ヒタル ヒマワ アリマセン

  そんなんわざわざ言うてやるなよ(;∀;)。

  一文字一文字触っていって、
  ようやく読み取れる文章がそれって、
  もしかしたら励ましてるつもりかも分からんけど、
  素で悲しかったぞ今まさしく。

何かしら心に残りましたらお願いします。頂いたサポートは切実に、私と配偶者の生活費の足しになります!