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Adoはただ浴びろ

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

望まぬナイフ握ってただけ
But だんだんオキニで変な気分だぜ

Ado『アタシは問題作』

(文字数:約1400文字)



「鮮烈デビュー」に相応し過ぎる

  偶然見かけたMVのワンフレーズで、
  「何これおもろ」
  と検索させられたんだ。

  「貴方が思うより健康です」だけども。

  「頭の出来が違うので問題は無し」とか、
  「私が俗に言う天才です」とか、

  声色は怒り的な激情に満ちているのに、
  要所要所の単語が絶妙にポジティブだからこそ、
  繰り返し聴かれもして流行りもしたのだろう。

  しかし私の配偶者からは、

  「最近さー」
  (・ω・)(・∀・)なに

  「人を罵倒する言葉を連呼する楽曲が流行ってるよね。
   僕あれ聴く度に悲しい気持ちになる」
  (‘・ω・)( ∀ ;)それはまさか

  なんて切々と語られて、
  むしろ配偶者のナイーブさ加減に恐れ入ったんだが。

「あんたちょっと問題がある」
「あんたちょっと問題がある」
ウケんね ウケんね
ピュア過ぎじゃんキュート

Ado『アタシは問題作』

  勝手に『うっせぇわ』含む楽曲や、
  デビュー及びヒットへの反応に対する歌詞であるように、
  推測しているんだが的外れだったらごめんなさい。

  似通った系統ではこの曲↓も私の心に激響く。

さよなら さよなら さよなら
歪んだルール ルール ルール

ゴミはゴミばこ クズはクズかごへどうぞ

Ado『ルル』


文学的作品群

  好きな曲のとりわけ好きな部分だけを羅列する。

Unknown お釈迦様も存ぜぬうちに
もう 健やかに狂っていたみたい
それは 世界の方か
それとも私の方 ですか?
共生は端からムリでしょう

Ado『ギラギラ』

その傲岸無礼な慟哭を
惰性無き愁いには忘却を
さあ 混沌の時代には終止符を
いざ無碍に Blah Blah Blah!

Ado(ウタ)『tot musica』

相応しい愛ならこの痛みさえも葬り去ってしまう
全てで無いなら何も欲しくない
誤魔化しはきかない
砂を払えば そう 燃えている 燃えているんだ

言うも愚か Value Value
差し当たり Value  Value

Ado『Value』

  これも勝手に作曲にせよ執筆にせよ、
  創作をする者の心境そのままのように思っている。


何はともあれ御唱和あれ

  配偶者から切々と語られたことで、
  しばらくAdoから遠ざかっていたんだが、

  2023年昨年の紅白で歌われた、
  『唱』にどハマりして再燃したんだ。

バンザイ 遊ぶ気に寿
Shout it out  Shout it out

Ado『唱』

  何だあのありとあらゆる声色を駆使した、
  常識に囚われないワード選びは。

  中盤の、

Pull Up!

  だけを聴くだにもうアガるアガる。
  自ずと引っ張り上げられる。

  同時にAdoの名前が狂言由来だと知って、
  狂言好きだからその意図も大変に分かるから、
  CD買わずにはいられなくなった。
  ファーストアルバムの『狂言』はもちろん、
  最近出たセカンドの『残夢』も。
  (私は配信より現物派。)

  ご、ごめん。買っちゃった。
  (;・∀・)(・ω・)え?
     僕別に嫌いじゃないよ?

  以前『うっせぇわ』について云々
  (;・∀・)(・ω・)あー
     確かに女の子にはあんまり
     荒い言葉使ってほしくないなって、
     普段から思ってるけどー。
     (やっぱりナイーヴ)


  まぁ小難しい事は考えずとも、

踊り出せ 踊り出せ 
孤独は殺菌 満員御礼
痛みまで おシェアで
ここらでバイバイ  Let‘s go!

Ado『踊』


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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