聖書読書記録(35週目245日間)
2023年9月3日~9月9日
マタイによる福音書1−1〜21−46
内容:
四種の福音書の一つであり第一番目。
イエス・キリストの降誕。
東方の三賢人。
ヘロデ王の男児虐殺。
パプテスマのヨハネ(とサロメ)。
山上の垂訓(右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ、
天に富を積みなさい、
汝の敵を愛せ、
求めよ、さらば与えられん、
狭き門より入れ、等々)
人の病を癒やしまくり死者を甦らせまくり。
弟子の中から12人選んで癒しの力を分け与えた。
ちょっとしか無かった食料が何でか増えまくります。
夜中に光り輝いてモーセとエリヤと語り合う。
湖の上だって普通に歩いちゃうからね。
エルサレムに着いてすぐ神殿から商人追い出した。
ざっくり感想(実にざっくり):
キリスト教徒には所属していない
一般の日本人がイメージするであろう、
「THE 聖書」的なエピソードが目白押し。
しかしそれらもダイジェストであった事を知る。
というのもイエス以前に語られていた、
幾多の預言書(主にイザヤ記、エレミヤ記)の、
文言が所々に取り上げられて、
イエスがこの行動をしたのは、
この預言を実現するためですよ、
って説明する部分が3分の1くらいあるから、
預言書読んでいないと(読んでいてさえ)
よく分からないのよね。
なので一般日本人には語られていない、
謎行動も割とあります。
「わたしは平和ではなく剣をもたらしに来た。
自分の家族の者と敵対させるためだ」
ってはっきり言ってるし、
マリアと兄弟たち(ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダ、
って四人もいたんだ)が会いに来たのにその目の前で、
「私の話を今聞いている人々が家族で兄弟だ」
って言っちゃうから故郷のナザレからは嫌われるし、
悪霊を豚の群れに取り憑かせ
集団で崖から飛び降りさせて殺したり、
「俺が腹減ってる今実がなってないなんて」
ってイチジクの木に呪いかけて枯らしちゃったり、
とは言えあくまでも一般の日本人には、
前提知識が無いのでただ純粋に「謎」なだけ、
という認識は持っておこう。
知らない事は罪ではない、
と私自身は強く思っているから。
何となく記録しておきたい12人の弟子:
ペトロ(漁師。元の名はシモン)
アンデレ(シモンの兄弟)
ゼベタイの子ヤコブ
ヨハネ(ゼベタイのヤコブの兄弟)
フィリポ
バルトロマイ
トマス
マタイ(徴税人)
アルファイの子ヤコブ
タダイ(アルファイのヤコブの兄弟)
シモン(熱心党)
ユダ(イスカリオテは地名)
(↑登場時からイエスを裏切ったと書かれていて、
執筆当時は周知の事実だったろうけどネタバレ)