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執筆もまたスポーツなり【私の書くルール】

 はじめましての方も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 こちらの記事中の企画
 「私の書くルール」に参加します。↓

(文字数:約2000文字)


  藤井聡太棋士がスポーツ雑誌
  『Number』に取り上げられ、
  時に表紙を飾る事に、

  違和感を覚える方もいるかもしれないが、
  頭脳戦もまたスポーツであり、
  ゲームでもある。

  そもそもスポーツの語源は、
  「楽しむ事」である。

  故に「健全なスポーツ」などは存在せず、
  己を高める必要も無い。

  勝てばいいとまでは言わないが、
  勝つ過程に結果を純粋に、
  「楽しめる」者であれば、
  それもいいだろう。


個人ルール

1、書いて約一週間は寝かせる

  日頃見聞きしたものについて、
  あるいは、
  鑑賞・読了した作品ないし、
  旅先などでの独自経験について、

  一旦脳を通して腹落ちして、
  身体感覚込みで文章が湧き出すまでは、
  書き出さないことにしている。

  湧き出さないものを無理に書いたとて、
  どうにもつまらない文章に、
  自分には見えてしまう。

  裏を返せば、
  湧き出し始めたら書かずにいられない。

  勢いに乗じて書いているので、
  もちろん他人様の目に読みづらい文章に、
  なってしまっている事は多々ある。
  推敲は必要になる。

  故に書いた後一週間は置いてから、
  やや他人の気分で読み返した方がいい。

  書いたままの勢いでどうしても、
  投稿したいような場合にも、
  最低3回は読み直す。
  この記事もそう。

  ただし筆者である以上、
  完全なる客観的視点は、
  不可能である事を肝に銘じておく。

  これで完璧!
  と言える事など存在しない。
  故に誰もがある程度は、
  誰に対しても寛容でいよう。

  人間だもの。
  (私は相田みつを氏を、
   存命中は不遇だった、
   ろうけつ染め職人として、
   尊敬している。)  

2、即興作品は例外

  1、を踏まえた上で、
  「お題を聞いての即興」
  と決めた作品群は別。

  1、とはまた競技スタイルが変わるからだ。

  こちらはとりあえず、
  公開できるレベルまでに至らしめ切れる、
  瞬発性を楽しむ。

  最高速度に到達する秒数を競うようなもの。
  基本性能を磨くためだ。

推奨したい総合ルール

  以下2点はnoteの住人でなくとも、
  生きる上では誰しもが、
  ある程度見極めておいた方が、

  日々の心持ちがある程度、
  定まるのではないかと思われる。

1、集団プレイヤーか個人プレイヤーか

  チームで戦うに適した人間か、
  専門スキルを磨くのに適した人間か、

  どちらかを見極めておくだけでも、
  先行きはある程度定め切れる。

  どちらであれ見極めた以上は、
  優劣を考えるな。

  集団プレイヤーが個人プレイヤーを蔑むのも、
  個人プレイヤーが集団プレイヤーを羨むのも、
  無意味と心得ておけ。

  両者が揃わなければ、
  人間社会という名の、
  デスゲーム以前に人生の全領域を費やす、
  ゲームなどは成り立たん。

  二刀流またはオールラウンダーも、
  実在するが稀だ。

  自分こそそれであり出来る、
  という強い確信が無い限り、
  目指しても目指させてもならない。

2、量産型か寡作型か

  その上でnote上での投稿頻度だけども、
  正直私は誰がどれだけ投稿しようが、
  構いはしない、
  特段の決め事は無いと思っている。

  ただし、
  一件一件はそこそこ短いけれども、
  バラエティに富み飽きさせない者のみが、
  「量産型」を名乗り切れる。

  創作の世界においては、
  「量産型」は称号だ。

  一記事1000文字程度に、
  まとめ切れない自覚がある者、
  あるいは、
  似通った記事内容に文章しか、
  生み出せていない自覚がある者は、

  一日一件程度に留めておけ。

  私もその一人であるからこそ、
  連続投稿400日を達成した時点で、
  一旦カウントをリセットして、

  以降は下書きがどれほど溜まり続けても、
  (現在34記事。実にひと月分。)
  一日一件ペースを維持するように、
  気をつけているのだが、

  そう心に決めた理由は何より、
  猛省したからだ。

  読者に読み込む余裕を与えろ。
  精神的にも時間的にもだ。

  面白かった♪
  ああ今日も投稿されてる読もう♪

  という気持ちすら失わせるほど、
  文章量で窒息させてどうする自分。

  語彙量や思考深度という意味において、
  私はおそらく一般平均よりも、
  富み栄え過ぎてしまっている。

  紙の束で他人様の頬を、
  張り倒すような真似はするな。
  そう己に言い聞かせたわけだ。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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