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見えるのに触読やっていく(広報誌)

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 興味がある方にはお待たせしました。
 3月にあった点字話。

(文字数:約1000文字+写真3枚)


 ボランティア仲間のリマさん(仮名)から、
 次は私たちが所属するボランティア団体の、
 広報誌の点字版を頂いたのだが、

何せ墨字版は私も持っている。
両面印刷なので目で見ると
裏側の凹点まで見えて大変に読みにくい。
実は途中に英語も入っています。


 実を言うと一般的な点字図書はこの体裁。
 行数も行間も点の盛り上がり具合も。

 点字毎日↓はだから難易度が高いんだよ。

 墨字新聞の内容を、
 最大60ページに収めるために、
 行間詰めてるし、
 ギリギリまで詰めて打ち込めるように、
 文章も多分リライトしてあるし、
 紙は薄めだからその分点字も浮き出ないし。

 するとどうでしょう。
 点字毎日を平日1時間ずつ読んできた私は、
 広報誌となると今や、
 1時間で10ページ読めちゃうんです♪

 自分で言うのもなんですが、
 コイツはすっげぇ超人的な記録なので、
 参考にしないように。

 触読教科書を年末に終えたばかりの人は、
 広報誌の32文字×17行を、
 1時間に1ページ読めたら良い方だってさ。

 それまでの14年間の、
 ボランティアキャリアがあるからよ。
 そしてボランティアの中では40代は、
 まだ若い方で触覚が衰えていないからよ。

 何より私は、
 強制されて、とか、
 仕方なしに、ではなく、
 自ら能動的に楽しんでやっている。

 んだから今のうちに、
 老眼とか緑内障とかが来る前に、
 晴眼者も点字触読できといた方が、
 読書好きには便利♪
 みたいに思われませんかどうですか。

 皆様お一人お一人に、
 社会全体にもっと身近な物として、
 点字を普及させたいのです私は如何ですか。

 あと今回興味深かったのは、
 広報誌の墨字版を、
 私も持っていて、
 前もって読んでいたのだけども、

 点字で読んでいく時よりも、
 明らかにざっくりで読み飛ばしている。

 と言うより点字においては、
 「読み飛ばす」事が出来ないんだよ。
 指で触れる範囲に、
 指を進めていく流れで、
 ようやく情報が現れるからな。

 自分に要る情報かどうかを、
 事前に察する事も無いから、

 逆に点字で読んで行って、
 「え? そうやったん(汗)」
 とか思ったり、

 正確な数字や日時なんかが、
 頭にこびりついたりもした。

 早く読める事がそれほど、
 良い事なわけでもないなと思った。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

 

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偏光
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