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読まれてないのにハハンハン

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 こちらの記事に(企画でもないのに)
 勝手に答えちゃいます。↓

 注:とは言え山根さんに連絡して、
   使用許可は頂いています。

 あくまでも偏光個人の、
 感覚及び価値観に基づく回答です。

 更に正確を期すために言いますと、

 「偏光」は岡埜由木古の脳内に住む、
 主に3種類の人格の内、
 最もポジティブ、
 悪く言えば無責任な人格ですので、

 設問によっては、
 また回答時の心身状況によっては、
 全く異なる回答になる事も有り得ました。

 つまり他人様の参考には、
 一切ならないだろう事を、
 事前に明記しておきます。

(文字数:約4200文字。長い。
     だけど大半が元記事の設問。)


  注:各設問見出し中の()内は、
    目次からの飛びやすさのためだけに、
    偏光がざっくりまとめています。


問1(誰にも読まれない小説を投稿し続けられる人はいるか)


誰にも読まれなくても
日記を書きつづけている人は
きっとたくさんいることだろう

しかし 
誰にも読まれない小説を書き
投稿しつづけられる人は
いるのだろうか?

答1:いない。
   ネットに投稿した時点で、
   誰にも読まれない事は不可能。

   投稿した時点で閲覧数が付き、
   サイト管理のためであれ、
   何者かが読んでいる事だけは、
   認識できてしまう。

   それすらも存在しない、
   紙媒体投稿にはいるかもしれない。
   私自身はその現実に、
   耐え切れなかったが。


問2(誰にも読まれない小説の中で名作になり得たものはあったか)


ひとりで小説を書きつづけ
誰にも読まれることなく
まして出版されることもなく
死んでいった人の作品の中に
仮に出版されていたら
後世まで語り継がれるような
名作になり得たものは
あっただろうか?

答2:正式なデータを覚えていなくてアレですけど、
   確かどっかにあったらしいですよ。

   『銀河鉄道の夜』だってそうだし。


問3(読まれない現実の中で小説を書き続ける理由は?)


有名作家であれ
没後10年経てば
ほとんど読まれなくなる現実の中で
それでもあなたが
小説を書きつづける理由はなんですか?

答3:俺の頭に思い浮かぶ話(文章込み)は、
   どうやら俺しか書きたがらなそうだから。

   普通もっと読みやすい文章にするし、
   もっとキャッチーな内容にするよな。


問4(苦痛を感じても小説を書き続ける理由は?)


金儲けのためでもなく
小説を書くことに
苦痛を感じてもなお
あなたが小説を
書きつづける理由はなんですか?

あなたが求めるのは
他人の称賛ですか?
名声ですか?
自己満足のためですか?

答4:湧き出した小説内容に文章が、
   パンパンに詰まって頭がしんどいから。
   一刻も早く取り出して、
   少しはクリアにしたいから。

   つまり書かなくても苦痛だから。


問5(小説を書いていて本当に「楽しい!」と思った事はある?)


あなたの書いているモノが
「小説」という名に値するとして、
小説を書いていて
本当に「楽しい!」と
思ったことはありますか?

答5:ありますよ。

   なんでこんなん湧いてくるのか、
   自分でも分かれへんミラクル。

   んで書いている最中に、
   「このためやったんか!」
   てマジ思う。

   自分に驚愕できる醍醐味。


問6(SNSの小説の中でこれまでに読んだ小説より感動した作品はある?)


SNSに投稿される小説を読んでいて
あなたが今までに読んだことがあり、
且つ、最も感動した小説よりも
「うまい!」「感動した!」と
言えるような作品はありましたか?

答6:無いけど。
   この先決して無いとも限らん。

   あと『レ・ミゼラブル』は、
   私にとっては別格だから。


問7(フォロワーが書いている長編小説って楽しみにしている?)


あなたのフォロワーが書いている
長編小説の中で
心底楽しみにしている小説は
いくつありますか?
そしてそれは
本当に楽しいと思って
読んでいますか?
それともただの「社交」ですか?

答7:連載が終わったところで、
   マガジンフォローして、
   通して読める時間を見つけて、
   楽しみに読もうと思っている作品が、
   現在1作品。

   読み終えたものが8作品。
   読み終えた分は楽しかったし、
   楽しくなきゃ読んでない。


問8(「自分より下手」と思うことはある?)


ハッキリ言って
「自分より下手くそだ」とか
「えっ?!どこが面白いの?」とか
思ってしまうことはありませんか?

答8:あるけどお互い様じゃね?

   物書きを自負する者として、
   そこはある程度思っちまう方が、
   平常運転じゃね?

   あとお互い様だから、
   思ってもわざわざ言わんで良くね?

   ああ。もちろん、
   「すげぇ! うめぇ!
    こんなん俺一生書けねぇ!」
   って打ちのめされる事もあるよ。

   そん時は嫉妬が煮えたぎって
   (嫉妬も物書きとして正常機能だ)、
   時間置かんと正直に誉め切らんだけで、

   だからお互い様だってば。


問9(読むことは嫌い!……な人が多いのがnoteの現状じゃない?)


書くことが好きでも
読むことは嫌いだ!
…という人が多いのが
noteの現状だと思いませんか?

答9:現状はね。

   まさおちゃん※曰く、
   一周回って文章に返るんだよ。

   ※これだけで誰か分からない方は、
    むしろ気にしないでおくれ。
    「AMラジオの住人」の思考だ。


問10(あなたの意図通りに読んでくれた人はいた? あと意図とは違った時に納得できた?)


あなたが意図した通りに
読んでくれた人は
今までにいましたか?

あなたが意図したこととは
たとえ違ったとしても
「あぁ、そういう読み方もできるな」と
納得できたことはありますか?

答10:100%は人類総体の機能的に無理でも、
   80、90%はいたと思う。

   あと納得できたとしても、
   誤解させる文章しか提示できなかった、
   自分の筆力を責めるよな。


問11(正直に言って小説書いてて虚しくならない?)


正直に言って
小説を書いていて
虚しさを覚えることはありませんか?

答11:覚えるよ。

   だけどそしたらその虚しさを、
   なるべく正確に書いてみるよ。


問12(あなたの書いた小説は他人に読んでもらえる価値があると思う?)


あなたは
あなたの書いた小説が
他人に読んでもらえるだけの価値が
本当にあると思っていますか?

答12:思っている。

   だからこそ読まれない現状が、
   悔しくてハラワタ煮えたぎってたまらん。

脳内の別人格ゆきこさん10歳:
 (悔しがってるのは私で、
  偏光は大して気にしてないと思うの。)

   ああ。うん。
   俺も書きながらそんな気はしてた。

脳内の別人格クロコちゃん:
 (クロコちゃんは無いからやめちゃえ。
  恥さらし続けた責任を取って死んじゃえ、
  ってずっとずっとずっと思ってるよ♪)

   てめぇも脳内にいるからこそ、
   価値が無いなんてちょっとでも、
   頭によぎるわけにいかねぇよな(怒)
   ガチで自傷行為やらかすからな(怒怒)

   ああ。ちょっと待てゆきこ10歳。
   「価値がある」と思う根拠を、
   もう少し詳しく頼む。

脳内の別人格ゆきこさん10歳:
 (私の小説が面白く感じないなら、
  その人は他者や異文化を、
  一切思いやる余裕すらない状況に、
  身を置かされているって事よ。

  そう遠くない人類の滅亡に、
  ただ翻弄されるだけになるから、
  今のうちに軌道修正しといた方が、
  そしてそういう人を増やした方が、
  もしかしたら滅亡自体を、
  回避できるかもしれないわ。)

   こんなん言うてます。
   まぁ信じないのももちろん貴方次第。


問13(小説を書くことが好きですか?)


あなたは純粋に
小説を書くことが好きですか?

答13:半々。
   きっかり半分ずつ。

   書かなくて済む人生を、
   選んでみたくもあったよ。

   まぁソイツは私じゃねぇよなと思うが。


問14(生きていく上で「小説は絶対に不可欠」と言い切れる?)


小説を読むことでも
小説を書くことでも
どちらにしても
あなたが生きていく上で
たとえほかのすべてを犠牲にしても
「小説は絶対に不可欠なものである」
と言い切ることはできますか?

断言できますか?

答14:私に限らず実を言えば、
   世界人類に不可欠だと思っている。

   「小説」に限らない気はするが、
   「言葉」に「物語」は、
   各人各様に必須だろう。
   自分の血肉も同然だろう。

   どうして「他のすべて」のために、
   自分を犠牲にすべきなんだ?

   逆に訊きたいんだが、
   なぜそうしたものが、
   「不可欠ではない」と断言できる?

   所詮ここ100年程度の、
   経済的ないし社会的に、
   多数派とされた価値観に基づく、
   断言ではないのか?


脳内の別人格ゆきこさん10歳:
 (とは言えそろそろ私を筆者とする、
  新しい小説作品が、
  ネット上に投稿される必要も、
  なくなってきたのかなって。

  種は蒔き終えて、
  通りかかった人に流し読みした人の、
  無意識の深層に潜り込んだかなって。

  今連載している長編を最後にして、
  「小説家」は一旦終了かな。

  完全に終了できるとは言い切れないけどね。
  また何かしら脳内に湧き出しちゃったら、
  私は書いちゃうと思うんだけどね。
  湧き出さない時まで書くこともないなって。

  あとは短歌の真似事と、
  各種体験感想記事と、
  これまでに書いてきた作品の、
  校正・編集・販売業務に移ろうと思うの。

  特に惜しまれもしないどころか、
  読んだ人によってはそっちを早くやれって、
  思われてそうな気もするし。)

   俺も特にそこ反対しないわ。

   俺的には別に俺じゃなくても、
   一人一人が自分の感覚に価値観を、
   言葉に換え切れるようになるのが、
   何よりだと思ってるし。

   もしかして俺の文章やリズム感にこそ、
   どハマりして手元に置きたい奴も、
   今後現れないとも限らないし。

   願わくは俺が生きてる間に、
   間に合ってくれよ。
   筆者に多少は還元してくれ。

   しかし現時点で還元したくもない方は、
   決して無理をするな。
   ハマってくれた方だけでいい。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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