日本読書記録(9週目63日間)
「文字 Writing System」に入りました。
日本語、という言語の説明を英語で読む妙味。
これまではっきりとは知らなかった事
日本語の特色が11項目もあって、
言われてみたら確かにって思う。
ってか何やねんこの言語。謎。
1、様々な文字を組み合わせて用いる。
2、使われる文字の数が実に多い。
3、縦書きにも横書きにも出来る。
4、音数は少なく発声はシンプルだけども、
基本的に母音か母音と子音の組み合わせ。
子音のみで使えるのは「n」だけ。
5、一・二人称代名詞がとにかく多い。
6、同音異義語もやたら多い。
7、職業・年齢・性別によって使う語が大きく変わる。
↑↓(きっと「何やねんこの言語」の最たるもの)
8、助詞に助動詞が文章中で重要な位置を占める。
9、基本は主語が先、述語が後だが、特に会話では、
語順を変える事も主語を省略する事も出来る。
10、敬語が複雑。
11、オノマトペが豊富。
「英語でこう言うんだ」って思った単語
文字 Writing System
独特な文章構造 peculiar sentence structure
実証 substantiate
標準語 standard Japanese
方言 dialects
相互理解不能 mutually unintelligible
常用漢字 daily use characters
母音 vowels
子音 consonant
音節 syllable
一・二人称代名詞 first and second person pronouns
助詞 partcles
助動詞 auxiliary verbs
主語 the subject
述語 the predicate
敬語 honorific expression
動的 animate ↔️ inanimate
外来語 loanwords(借用語)
表意文字 ideograms
表音文字 phonetic script
かなりの数 a fair
計り知れない immense
太安万侶 Oo-no-Yasumaro
稗田阿礼 Hieda-no-Are
枢要な pivotal(pivot 旋回軸)
草書体 abbreviated cursive-style kanji
(短縮化された筆記体)
万葉仮名 manyogana
(kanji with pronunciation similar to
those of Japanese syllables)
源氏物語 The Tale of Genji
更級日記 The Sarashina Diary
和歌 Waka poetry
例示 exemplify
仲間、同類 cousin(従兄弟、に限らない)
音訳 rendition
「英語でこう言うんだ」って思った表現
かな文字が46×2
常用漢字が2000字以上あるって、
端から見たらホンマ何なん?
人称代名詞や同音異義語の例までは、
さすがに英文中では表現されず
知ったことか、って感じだよねそりゃ。
英語では「I」に「you」だけなのに。
ってか助詞(てにをは)が大事って何事よ。
英語では「particle(一部)」しかも不変だってのに。
オノマトペが音だけじゃなく動作や感情まで表すって、
めっちゃ驚かれてる。例も珍しいもの取り上げたな。
すごすご(dejectedly)とか
じゃんじゃん(repeatedly and vigorously)とか。
常用漢字についての文章が英文と日本文とで雰囲気違う。
英文を訳してみると、
「しかしはるかに多くの漢字が、新聞や雑誌などに
地名や個人の名前として使われており、
常用漢字の範囲では収まり切らずかなり不便になる」
なんでかな文字なんかあるの?(いらなくない?)
って言われたりしてきたけど、
外国文化や知識の導入には絶大な威力を発揮するそうだ。
確かに音を移せなければ同国人同士で、
それについて話せる「単語」つまり概念にならないな。
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