全人類とさとさんに御連絡
はじめましての人も、
前から知ってる方も、
ごきげんよう。
偏光です。
それほど時間に余裕は無いぞ。
(文字数:約1000文字)
2024年11月2日の明け方、
3時40分頃にみた夢を、
なるべくそのままで。
大学のような場所で、
駄菓子のようなものを渡されて、
「プチ祝い」だと言われる。
「過去最高の300を突破した」
「300?」
と私は繰り返す。
周りには2、3人ほどがいる。
「有史以来、
人類が作り出してきた歪みを、
汚れや悪と見て除去するのではなく、
存在して当然のものだと、
むしろ埋め戻すことに心を砕く者が」
「たったの300人しかいないのか」
「常時300だ。
人数は分からない」
「どういうこと?」
「確信を持って固定化する者もいれば、
気の迷いだと忘れてしまう者もいる。
一方で新たに気が付く者もいる。
私たちのように、
今この時間は寝ている者がいる一方で、
起き出して活動し出した者もいる。
要は今現時点の地球上で、
活動しているエネルギー数が300だ。
『体』とは限らない」
「身体を有しているとも限らないわけか」
「そういう事だ」
「常時300いると思えば、
多少は心強いかな」
「ところで私は今のこの状況で、
小説なんぞを書いていて大丈夫か?」
と駄菓子を食いながら呟いたところ、
血相を変えた周囲3人から矢継ぎ早だ。
「貴方の小説が貴方自身も期せずして、
我々の活動の一環なんだ」
「むしろ年末までに書き上げろ。
その理由を貴方は分かっているだろう」
「正直あれを書き上げさえすれば、
貴方個人はいつ死んでくれても構わないんだ」
「何となくそんな気はしていたが、
ソイツをそうはっきり言ってくれるなよ」
「この話って持ち帰って、
noteとかで記事にしてもいい?」
「構わないよ。
どうせ夢の話だって、
大抵の人は信じないだろうから」
「だけど一人でも多くが、
信じて気が付いてくれるなら、
その方がよっぽど有難いから」
ところで私は、
自分のペンケースと間違えて、
ジッパーつまみ部分に、
ダックスフンドのキーホルダーがついた、
「さと」さん(おそらく女性)の、
ペンケースを持って帰ってしまった。
次行く時に忘れず持って行って、
管理棟に預けておきます。
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
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