作品と作品の間
はじめましての人も、
前から知ってる方も、
ごきげんよう。
偏光です。
今回はのっけからいきますが、
(文字数:約1600文字)
創作大賞2024の恋愛小説部門に、
先週金曜21日最終話を投稿し終えた、
『唱え奉る河内國春乃井学園御詠歌部』
第1話(末尾に全16話分のリンクあり)
と、
創作大賞2024のオールカテゴリ部門に、
〆切最終日の7月23日まで投稿し続ける所存の、
『張山光希は頭が悪い』
第1話(末尾に全28話分のリンクあり)
の間には、
これまた総文字数20万字超えの、
セカンドシーズンに、
サブストーリーが複数存在している。
と言うのも、
私の人生には一切存在しなかった、
「学園恋愛もの」
なんてお題に手を付けてしまったがために、
私本来の持ち味である、
「ユーモアだけは添えるように心掛けた、
ペースト&シビア」
と言えばまだ聞こえがいいが、
要するには、
「しれっと書いて見せてるけど、
冷静に考えたらエログロドロ」
の方向に、
筆が進もう進もう進みまくろうとするのを、
懸命に、
いや感覚的にはそこそこ必死で、
止めなければならず、
執筆期間中、
実は結構なストレスが掛かっていた。
耐えかねて最終話の直前に
番外編(noteでは28日公開予定。
ただし創作大賞には含めません)を出したら、
pixivにおいて有難くも付き続けていた、
閲覧数に「いいね!」が一気になくなったし!
(だから創作大賞には含めませんよ。泣)
しかしおかげで吹っ切れて、
というよりは自棄になって、
どうせ誰にも読まれやしねぇんだから、
本気で好きなように書きまくっちまえ、
と元来の趣味嗜好に浸り切って、
突き進み続けたのがその、
セカンドシーズンと、
サブストーリー群な訳です。
しかしあれですよ皆さん。
小説に限らずあちこちで、
良く耳にする話ですが、
全力を出し切った作品は、
作者にとって、
後日読み返す事すら耐えられませんよ。
それはだってその時そのタイミングでの、
本気の全力なんだもの。
通り過ぎたらソイツよりは、
マシなもん書ける自分になっちゃってんだもの。
かつてプログラマー時代に、
先輩から本気で叱られました。
「プロなら全力で働くな」と。
専門分野において全力を出せるのは、
誰もが当たり前の大前提だと。
顧客のニーズや予算、
場の雰囲気や禁止事項に応じて、
作り上げた品を、
ご満足頂ける形に磨き整えるのがプロだ。
無論、
納入先でのデモンストレーションにおいて、
死力を尽くして疲れ切った顔など、
見せてはならない。
それ以前に疲れ切ってはならない。
疲れを隠して無理をしたとて、
見た目に痛々しいからすぐバレる。
創作大賞に応募した2作品は、
執筆時お題に文字数等の制約があったとは言え、
いや、それだからこそ、
「作品」として作者である私が、
何度読み返しても問題の無い、
自信を持って公開できる形に、
整え切れていたわけだ。
とは言え、
未来の偏光マニアにとっては、
隠れた名作として大感激できるかもしれず、
未来の偏光研究家にとっては、
作品が生み出される過程の習作、という、
貴重な資料になるかもしれないので、
pixivには残しておきますよ。
あとこの記事は、
無料マガジン『偏光小説』に所蔵して、
noteには上記の番外編と、
サブストーリーの中ではまだ、
公開に耐え切れるものを公開します。↓
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。