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吉本は良くも悪くも興業だ

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 九州出身者であっても、
 むしろ「興業」が身近にあったからこそ、
 吉本については語りたい。

(文字数:約600文字)


  必要以上に崇め奉られるべき
  存在でもなければ、

  侮って済ませ切れるべき
  存在でもない。

  洋の東西を問わず、
  「興業」
  が務めてきた役割を、

  良し悪しはともかく、
  無視する事は、
  人類の歴史において不可能だ。

  そして「興業」の世界においては、
  もちろん「笑い」が最上位になる。

  人々を笑わせる事が出来れば、
  場を盛り上げる事さえ出来れば、
  他に犠牲は払わなくとも、
  許されてくれるのであるから。

  笑わせ切れなかった場合、
  ないしは、
  笑わせる技術を持たない場合は、

  何を求められる状況下に置かれているか、
  まずはそこを察してくれ。

  当然の大前提として、
  「芸能」とは、
  種類も気質も異なる。

  偉くないし、
  偉くなり得るはずもないが、
  真摯ではある。
  真摯にならざるを得ない。

  それが「興業」だ。

  故に、
  「クリエイティブエージェンシー」
  なんぞは知らん。

  「興業」を名乗る限り、
  「興業」を名乗る範囲においては、
  その名が背負う歴史の重みに対して、
  私は敬意を払う。

  何はともあれお笑いは、
  伊達や酔狂で出来はしない。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。  

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