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筋肉痛は必至だ那智勝浦

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 広大無辺の、
 つまりめっちゃ壮大な、
 智慧って意味なんだぞ。

 音だけで欧州社会から嫌われてしまうのは、
 悲しいけれども致し方ないか。

(文字数:約1900文字)



朝食はパン(素泊まりなので)

  新宮城跡(2回目)の帰りに、
  見つけたパン屋で買っておいたんだが、

  100円とか200円くらいなのに、
  何この旨さ!
  Σ(○ω○)“(・〜・)そうかい?

  このクオリティ大阪だと、
  500円とかそれ以上は取られる。
  おかしい。もっと高くていい。
  (;ω;)ノシ“(・〜・)
       これが辺境の現実だよ
       悲しいだろ

  普段田舎みたいに思っていても、
  所詮は大阪市近辺の住民が、
  逆カルチャーショックだ。


原風景すら同じとは限らず

  ところで私は九州は長崎県の、
  大変に入り組みまくった半島出身、
  なものだから、

  水源は湧き水か用水路、
  川なんて谷間を流れる細いものしか、
  見た事がないまま、
  二十歳までを過ごしたもので、

  大和川に淀川程度でも目を見張るのに、
  木曽川に熊野川の流れなんか大仰天よ。

  これが「川」だったんですね。
  おそらく海無し県の県民が、
  初めて海を見る衝撃に近い。

  富士山だって故郷の人間は、
  一生涯肉眼で見られるはずがない、
  と心得ながら過ごすからな。

  現実に大半の人間が、
  故郷の半島のみで生涯を終えるからな。


それではこの旅のメインイベント

  西国三十三観音霊場、
  第一番目の青岸渡寺せいがんとじは、
  那智の滝そばに立つ。

  大門坂前の駐車場に停めて、
  置いてある杖はもちろんお借りして、
  朝の8時台から石段を上り出し、

  私はゼハーゼハー
  (; ∀ )(・ω・;)

  途中で休まざるを得ない。

  も、申し訳ない。
  もうちょっとは体力が、
  つつついているかとヒハヒハ
  (; ∀ )(・ω・)
     いやーしょうがないよー

  周りを見れば案外軽装で、
  観光気分で来てしまったカップルとかいて、
  同様にあちらこちらでへばっている。

  (; ∀ )(・ω・)
     走り抜け切れるのは
     小学生から大学生男子くらいだって
     僕もジーンズ汗だく

  途中天皇の行宮所になってた屋敷とか、
  南方熊楠が滞在した宿とかある。


青岸渡寺からの那智の滝

  しばし見入る。

  そりゃ拝むよな。
  巨石とか滝とか山とか。

  神社仏閣の威光はともかくとして、
  そもそもの原始信仰側に私は、
  いたく興味を惹かれる。

  ところで観音霊場の各寺院に、
  掲げてある和歌は、
  今年の大河ドラマでキーパーソンだった、
  花山天皇がしたためたものなんだが、

  基本筆書きだったり、
  明治以前の仮名だったりで、

  読めない 
  (・ω・)(・m・)ふふ
       ある程度読めるぜ

  と言うよりもこれを元にして発展した、
  御詠歌だからな。
  お唱え出来るんだぜ私は。
   ↑歌う、とは言わない

  ♪ふーうーうーうーぅう
   だーあぁあーあー
   らあーあー
   くーうーうーうぅう
   やーあーあーぁあ

  すごいけど何の得にもならない
  (;・ω・)(・□・)♪

  もちろん周りに人が少ない間に小声だが


神仏習合

  御朱印を頂いて、
  境内から熊野那智大社にも行ける。

  と言うより明治以前は同一だったし、
  分けて考える必要もないかな。

  我々としては那智の滝壺側にある、
  飛瀧ひろう神社からの眺めがお勧めだ。

  しかし今回はあえて、
  (・ω・)(・∀・)

  大門坂の石段を下る!

  普段インドア派の皆様にも、
  是非とも御承知置き頂きたいのだが、

  上る方は心拍数が上がる点ではしんどいが、
  下る方がめっちゃ怖いしめっちゃきつい!
  足首に膝に腰に来る!

  だから駐車場でお借りできる杖は必須!

  飛瀧神社まで舗装路を行った方が、
  大門坂前の駐車場までは、
  平地になって楽なんだが、

  いやー。
  せっかくだから熊野古道を、
  上り下り往復まで堪能しなきゃ。
  (・ω・)(・∀・;)ヒハヒハ

  ところで上りもそうだったんだが、
  下りも私はアブに付きまとわれて、
  何でかな糖尿病遺伝子持ってると、
  汗が人よりアブ好みだったりすんのかな。

  絶対2、3日は筋肉痛!
  と思っていたが事実その通りだった。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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