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dosankolife212
環境問題私見
環境系の大学を卒業してはいるのだが、
今注目のSDGsをどう日々の生活に取り入れるか、
と言った観点とは残念ながら無縁である。
そもそも私の「環境問題」の捉え方は、
おそらく一般感覚とは大きく異なっている。
私にとって「環境問題」とは、
クラスの中で嫌われている誰か一人に、
掃除やゴミ捨てを不均等に押し付ける時点から、
異臭がすれば無根拠に「お前だ」と取り囲み、
「○○菌」などと呼んでいる時点から、
給食に異物を混ぜたり、
本来食えないものを食わせている時点から、
既に始まっていると言わせてもらおう。
環境問題は社会的非公正と密接に関わっており、
戦争にも繋がっている。
私が大学生活と恩師から学んだのは、
学ぼうという興味を強く抱いた分野は、
「社会は如何に悪を造り上げ問題を押し付けるか」と、
「押し付けている状態の見極め方」だ。
他の学生とは観点が異なり、
議論が噛み合わない以前にお互い理解できなかった。
ちなみに卒論のテーマは、
『原発広報の歴史と問題点』だ。
もちろん就職に有利になるはずもない。
初めから専門知識など意識せず、
畑違いのIT業に潜入した。
最初の業務から原発が関連していたが仕方あるまい。
私は何も原発に反対しているわけではない。
「安心・安全」なわけが無いだろう。
現実を直視して必要な対策を取れ。
思考すら放棄した連中が手を出すな。
……と思い続けているだけだ。
何の役にも立たないがな。
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