SNS投資詐欺・豚虐殺詐欺・豚解体詐欺(Pig Butchering Scam)について
「本当にひでえ世の中になっちまったな」
そう思ってるのは俺だけじゃないはずだ。
そうだろ?
ひとたびインターネット、SNSを開けば、
右をみても詐欺
左をみても詐欺
どこを見ても詐欺
といった具体に、詐欺だらけだ。
特に、あれだ。
そう、あれだよ。
ホリエモンだとか、前澤友作だとか、森永卓郎だとか、池上彰だとか、村上ファンドだとか、その他にも様々な著名人の画像やら動画を勝手に盗用した詐欺広告をしてるあれだよ。
インスタグラム・フェイスブックを見ていても大量にそんな詐欺広告が出ているし、Google検索結果の広告にも出てくるし、ここ最近で目にしない日はない。
芸能人や有名人の画像や写真を勝手に無断利用した詐欺勧誘用の広告ホームページを作り、そこからLINEに誘導し、LINE内のメッセージのやり取りで、投資詐欺を行い、銀行振込や仮想通貨送金で大金を騙し取る詐欺だ。
yahoo!ニュースなんかでも毎日のように、
「○○県の○歳が投資詐欺で○億円被害」
のように、被害が後を絶たないどころか、被害急増で爆裂している詐欺だ。
「海外からの詐欺」
「中国人がやっている詐欺」
「架空の投資話の詐欺」
だとか、色々と言われているけど、この詐欺は日本に限ったことではなく、アメリカ・ヨーロッパ・アジアと、全世界で猛威を振るっている詐欺なんだよな。
海外では、
Pig Butchering Scamって呼ばれてる。
直訳すると、豚虐殺・豚解体詐欺っていう意味だ。
詐欺のターゲットを豚に見立てて、根こそぎ資産を切り取ってバラバラにしていくっていう詐欺の手口を皮肉って名付けられてるみたいだよな。
というか、日本では去年からこの手の詐欺が拡大しているが、海外ではもっと前から被害があったようだな。
そんな詐欺が日本にも上陸して、日本人の詐欺被害者が急増しているってワケだ。
で、なんてそんなにもこの手の詐欺被害者が増えているかってことについても考えみた。
詐欺広告が急増している
詐欺ってもんには色んな種類や手口、形態があるが、詐欺のターゲットを探すために堂々と広告が行われているっていうケースは今までにそんなになかったように思う。
現在も猛威を振るっているこのSNS投資詐欺(Pig Butchering Scam)は、何がヤバいかって言うと、ネット上のあらゆるところに堂々と広告が大量に掲載されている点だろうな。
例えばGoogle検索で、
「株 上がる銘柄」
「株式投資 情報」
のような検索をするだけでも、検索結果に大量の詐欺広告が表示されてるんだよな。
SNSでも同様で、芸能人や有名人・著名人の動画や画像・名前なんかをそのまま無断悪用した詐欺広告が堂々と行われている。
これまでにも、悪質な投資業者や胡散臭い投資顧問なんかの怪しい広告っていうのはネット上で目にすることはあったが、
ここまで堂々と詐欺の広告が行われてるっていうのはヤバいよな。
世も末ってことか?
一体どうなっちまってるんだよこの世の中は。