『株式会社ヘンゲンジザイ』について
『株式会社ヘンゲンジザイ』の名前に込めた想い
はじめまして。
私たちは2024年12月に設立された株式会社ヘンゲンジザイです。
今回は、私たちの社名『ヘンゲンジザイ』に込めた特別な想いについてお話しします。
「変幻自在」とは?
「変幻自在」という言葉は、「変幻(へんげん)」と「自在(じざい)」を組み合わせたもので、「自由自在に変化する」という意味を持ちます。
この言葉を社名に選んだ理由は、時代や環境の変化に柔軟に対応しながらも、確固たる価値観を持ち続ける私たちの姿勢を表現したかったからです。変化の激しい現代では、固定観念にとらわれず、柔軟に対応する力が必要不可欠です。「変幻自在」という言葉は、私たちが目指す企業のあり方そのものを象徴しています。
『ヘンゲンジザイ』のネーミングに影響を与えた「水」の哲学
私たちの社名『ヘンゲンジザイ』は、古代中国の哲学者である老子(Laozi)と孫子(Sun Tzu)の教えから深い影響を受けています。特に、彼らが説く「水」の哲学は、『ヘンゲンジザイ』の精神を体現する重要なインスピレーションとなりました。
柔らかさと力強さの両立
水は、柔軟でどんな形にも自在に馴染む性質を持っています。それだけでなく、硬い岩を削り取るような圧倒的な力強さも兼ね備えています。
この特性は、「しなやかさ」と「強さ」が相反するものではなく、共存することで大きな力を発揮することを教えてくれます。形を変えながらも本質は変わらない
水は、器に応じてその形を変え、氷や水蒸気といった別の姿にも自在に変わります。それでも、水が持つ本質的な性質や価値は変わりません。
この特性は、環境や状況に適応しながらも、自分自身の核を見失わないことの重要性を教えてくれます。
こうした「水」の特性が、私たちの社名『ヘンゲンジザイ』の由来となり、企業理念の基盤を形づくっています。
日本の伝統思想「不易流行」の哲学
私たちの企業哲学には、日本の伝統思想である「不易流行(ふえきりゅうこう)」も深く関わっています。
この概念は、変わらない基本(不易)と、その時々で変わる新しさ(流行)をどう共存させるかについての考え方です。日本文化や芸術、特に俳諧(俳句)の精神に深く根付いた思想です。
「不易」と「流行」の関係
不易:普遍的な価値や基本原則、変わらない本質。
流行:新しさや独創性、時代の変化に応じた価値。
「不易」と「流行」は対立するものではなく、むしろ互いに補完し合う存在です。基本(不易)を守りつつ、新しいアイデア(流行)を柔軟に取り入れることで、物事の価値を高めたり、新しい段階へ進化させたりすることが可能です。
また、人間が「新しさを追求する」という行為自体が、「変わらない営み(不易)」の一部であり、新しい流行を取り入れる努力や創意工夫は、古くから変わらずに続いている普遍的な人間の特性です。
このように、変わらない本質(不易)の中に新しい流行を生む可能性があり、新しい流行もまた不易としての本質を支えます。このサイクルを通じて、私たちは常に変化と安定をバランス良く保ちながら、企業として成長し続けています。
時代を共に流れて行きましょう
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
私たち株式会社ヘンゲンジザイは、設立したばかりの新しい企業です。これからも皆さまと共に歩みを進めながら、柔軟に成長していきたいと考えています。
私たちの取り組みや想いに共感していただけましたら、ぜひ応援してください。その応援が、時流の中で新たな価値を見つけ出し、それを形にするための原動力となります。
これからも、時代の流れに身を任せながら、皆さまに喜んでいただける価値をお届けできるよう努めてまいります。どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。