【入社エントリ】データを軸に事業をグロースさせることを目指して
初めまして。
この度 Asobica に入社しました横田です。
coorum insight グループにて、データアナリストとして働いています。
このnoteでは若手エンジニアでキャリアに悩んでいる方に向けて、どのような意思決定で転職したのかをお伝えできればと思います。
coorum insightグループとは
弊社のプロダクトであるcoorum community のデータと顧客が自社で抱えている購買データ等を掛け合わせ、ロイヤル顧客を基点とした分析を行っているグループになります。
ロイヤル顧客の分析が生み出す価値に関しては、弊社の藤井が書いた記事を一読していただけますと幸いです。
自己紹介
新卒3年目のタイミングでAsobicaに入社。実は転職2回目となります。
新卒半年を開発エンジニアとして経験して転職。データエンジニアを2年程度経験したのち、Asobicaにジョインした流れとなります。
新卒半年で転職は早い方ですが、大学の卒論で初めてデータ領域に触れて興味を持つようになり、思い切ってデータ領域を専門にしようと思いデータエンジニアに転職したのち、今に至ります。
データ領域を専門にしている理由
接点は卒論でしたが、専門にしようと思った理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は純粋にデータ整備が好きだからです。
データ整備は泥臭いことが多く、整備しているからといってそれ自体が特別な価値を生むことはあまりありません。重要ですが、日の目を浴びづらい縁の下の力持ちの様なところに惹かれています笑
2つ目はデータを通してビジネスにインパクトを起こしたいからです。
私は技術に興味関心がありつつも、ビジネススキルを重要視しています。プロダクト開発の観点からビジネスサイドに関わる方法もあるのですが、データ領域に軸足を置いた方がよりビジネスサイドとの距離が近く、ビジネスに与える影響も大きいと考えているからです。
また業務の際は、技術スキルとビジネススキルのバランスを気にしており、データ領域の方が理想のバランスになりやすいと考えていることも理由の一つになります。
※ 技術スキル:ビジネススキル の比率を 4:6 or 3:7 にするのが理想
キャリアとの向き合い方
クライアントワークにおける事業の貢献度
前職ではクライアントワークを通じて様々な企業にデータ分析基盤の導入を行ってきました。データ活用は基盤を導入してからがスタートなのですが、導入で終了される企業が多いのが現状でした。
0 → 1 のフェーズより 1 → 10 のフェーズに興味がある私にとって、クライアントの事業にどれだけのインパクトを与えることができたのだろうと疑問に思うことがありました。
生成AIの台頭と周辺エコシステムの発達
LLMにはじめて触った時は衝撃すぎてショックを受けたことを覚えています。データ人材としてデータ活用を推進していたはずなのに、いつの間にかミイラ取りがミイラになっていると感じました。当時は技術力もある程度身についてきたと感じていた時期でしたが、私よりも何倍も早い速度でコード生成する様を目の当たりにして技術屋としてのプライドをズタズタにされました。
今すぐに代替できるようなフェーズではないのですが、想像以上の技術革新に、技術屋としての存在価値を考えるきっかけになりました。
また近年はデータエンジニアリング周りでもエコシステムが発達しており、ノーコードでELT処理が可能になったりするなど、データ周りの開発が簡略化されるようになってきました。よりエンジニアリングの本質的な価値が問
われるようになってきたと考えています。
データを軸に事業をグロースさせていきたい
上記の出来事がきっかけで将来の自分の価値に疑問を持つようになりました。
前職ではデータ分析基盤の導入をはじめ、社内ツールの開発や他案件のテスト自動化の構築など幅広い業務に携わることができましたが、データの活用フェーズに深く関わることが少なかったです。様々な技術に触れられることに楽しさを覚えており、働きやすい環境でしたが、データ領域を専門にしていきたい立場から、活用フェーズに深く関わらずに、手を動かす楽しさを享受し続けて良いのだろうかとより強く感じるようになりました。
先述の通り、楽しく比較的働きやすい環境で居心地は悪くはなかったのですが、データエンジニアを志した当初の
「データを通してビジネスにインパクトを起こす」
を最優先事項と取り組んでいくには、現環境では道のりが遠いと思い、それに向けた手段として転職を考えました。
willの実現に向けて、次に選ぶ企業として以下の2点を掲げました。
・データ利活用を推進又はこれから進めようとしている企業
・ビジネス領域と近い立ち位置で開発ができる
実際は2軸のみで選ぶことは難しく、2軸を前提にしつつ複合的に判断をして企業を決めることにしました。転職活動の後半は、新卒3年目にして2回目の転職となるので、長く働き続けられるかという観点を大事な要素として加えました。
Asobicaを選んだ理由
Asobicaを選んだ理由を一言で表すと「心を豊かにする企業」だからです。
転職を考えるきっかけに技術革新の速さがありました。これからさらにモノの消費が簡単になっていく中で、効率を追求しすぎない非効率なところで価値を生み出していきたいという漠然とした想いがありました。
Asobicaではテクノロジーによって便利な時代になった今だからこそ、ワクワクや楽しさから生まれる心を豊かにする体験を増やすことを使命としています。
こうした背景があり、Asobicaに出会った際に、自分が実現したいことはこれかもしれないと感じました。
弊社の紹介資料
転職活動を始めた当初はデータ活用を通してビジネスにインパクトを起こすことができそうな職種であれば、業界問わず見ていましたが、Asobicaを通してカスタマーサクセスの分野に興味を持つようになりました。前職ではデジタルマーケティング領域で働いていたこともあり、サービスをいかにグロースさせるかが最大の関心事になっていました。カスタマーサクセスと親和性が高く前職の知見もある程度活かせそうと考えています。
転職活動の終盤にはありがたい事に他の企業からも内定を頂いていました。入社時の職種がデータエンジニア・アナリティクスエンジニア・データアナリストとそれぞれ異なっており、どの職種が私にとって最適か悩む要因となりました。
しかし職種名に悩んでいたからといって、職種名に縛られた働きをする気はあまりありなく、純粋に事業をグロースができる働きをしようと思っています。will から逆算して、ビジネススキルが特に求められるデータアナリストとしてやっていくことにしました。
まとめるとAsobicaに入社した理由は以下の通りになります。
Asobicaの考え方に深く共感した
カスタマーサクセスは前職と親和性が高く今までの経験を活かせそう
データアナリストはデータ系職種の中でもビジネススキルが大事だから
最後に
coorum insightはまだまだ立ち上げ途中の新規事業です。
今後はプロダクトのアップデートを目指していて、なんでも挑戦ができる土俵が揃っています。
もし、ご興味があればカジュアル面談からご気軽にご応募ください。
Asobicaを詳しく知りたい方は以下のリンクを踏んでみてください。
https://hey-asobica.coorum.jp/