等々力緑地/大昔は川だった
どうもどうも、へなしゅんです。先日、わたくしの初めての中距離リハビリ散歩コース「かわさき多摩川ふれあいロード」についてご紹介させていただきました。現在は、最低でも中距離リハビリ散歩コースを歩くようにしておりますが、杖をついて歩き始めたばかりの頃は、ドキドキしていたのでそんなには歩きませんでした。
で、かよっていたのが、等々力緑地です。
ここには、等々力陸上競技場があります。等々力陸上競技場といえば、そう、川崎フロンターレのホームグラウンドです。
試合があると、いつも武蔵小杉はフロンターレのユニフォームを着たサポーターでいっぱいになります。わたくし、人ごみが苦手なので行かないつもりやったのですが、いつも見てるせいか、観戦したくなってきています。
※この写真はコロナ騒ぎの前に撮ったものです。
等々力陸上競技場の向かいには等々力球場があります。わたくしがリハビリ散歩を始めた頃はまだ工事中でした。現在は完成し、稼働しています。
このご時世、観客は少ないですが、時々学生たちの試合を見かけます。
等々力陸上競技場の裏手には大きな池があり、いつも釣り糸を垂れてる人がいらっしゃいます。この写真は平日のものですが、週末はもっともっと増えます。釣れるんでしょうな。
こちらは等々力補助競技場。少し前に改装?して、グランドが真っ青になっています。なんでこの色にしたのかは知りません。平日なのでガラガラですが、週末は学生たちでいっぱいになります。
わたくし、リハビリ散歩を始めたばかりの頃は現在よりもフラフラしていたので、歩くのがかなり怖かったです。疲れるわけではないのですが、このまま歩き続けていいのかどうか不安でしょうがなかったのです。
で、よく、川崎市民ミュージアムで休憩しておりました。中に自動販売機が並んでいる休憩部屋があり、そこに座って等々力補助競技場を眺めておりました。
ハワイへ復帰したのが2019年5月。そして再び手術(4回目)かも、ということで帰国したのが2020年2月末です。手術は延期になりましたが、世の中はコロナで大騒ぎになりました。遠出することができないので、再びリハビリ散歩の毎日が始まりました。
ある日、川崎市民ミュージアムまでやってきたら、中へ入れなくなっていました。なんと、2019年の台風19号の影響で収蔵庫が浸水してしまったというのです。オーマイガッ!
いやしかし、どうして水没なんかしてしまったんやろう。
ある日、ブラタモリで、武蔵小杉の探索をしているのを見ました。
等々力緑地は、道路から見ると...
かなり凹んでいる。それは...
もともと、この地が川だったからだと言うのです。えー!
大昔は多摩川はくねくね曲がっていたそうです。で、水害も多く、それをなんとかするために川をまっすぐにした、と。調べてみたら、大正時代の工事が見つかりました。あれ? テレビで言ってたのは江戸時代やったような。もっと調べたら出てきました。それは徳川家康の時代でした。すげ。
そんなことをしたから、川崎市民ミュージアムの浸水につながったのではないか、というネットの意見をいくつか見つけました。でも、調べたら、川崎市民ミュージアムが浸水対策をしっかりしていなかったからこんなことが起こってしまったみたいです。備えあれば憂無し。
あれ? 話が横みちにそれちゃいました。
さてさて、等々力緑地から道路を渡ったところに神社があります。
小杉神社です。なんでこんなところにあるんやろう?と思っていましたが、そうか、昔は川沿いやったわけですな。なるほど。