スパカセを振り返る第6・7回 マイナー2049er(Miner 2049er) 台本
YouTubeで公開したスパカセを振り返る第6・7回の台本です。スパカセシリーズが完結したので一旦Noteにまとめてみようと思います。なお、動画版と若干違うところもありますのでご了承ください。
第6回
皆さんこんにちは、HEN.です。
スーパーカセットビジョンを振り返る 、第6回は、マイナー2049を振り返ります。
このゲームは、スパカセを持っていた従兄弟が買ったソフトとしては最後のゲームとなります。
ですがこの動画のシリーズはもう少し続きます。全10数本になる予定ですよ。
このゲーム、今回あらためてやってみましたが、全10面のうち、7面と9面が恐ろしく難しいですね。それでも、当時は一度だけクリアまで到達しました。
ですが、あらかじめここでのべておきますが、実は今回、全面クリアすることが出来ませんでした。これはかなり悔しいので後ほど時間をかけてリベンジしたいですね。
本動画は全10面のうち、前半5面分を振り返ります。それではゲームをやっていきましょう。
ゲームとしては2D固定画面ジャンプアクションです。英語表記だと 'Platform games' とよく書かれていますね。
1面です。1面は簡単な構成です。ギミックはハシゴだけです。
マイナー2049は、英語表記だと 'Miner 2049er' です。カタカナ表記では 'er'が省略されているんですね。このゲームはスパカセにいくつか存在する海外ゲームの移植作品になります。PC88やX1、FM-7などに移植されていますが、日本の家庭用ゲーム機に移植されたのはこのスーパーカセットビジョンだけになりますね。その意味では、貴重とも言えるでしょう。
ですが、それ故に日本ではあまり知られていません。シンプルで面白いので、ぜひ皆さん知ってほしいと思います。
このゲームは全10面構成で、それぞれ面内の全ての床を歩くとクリアになります。歩いた床は塗りつぶされるのでわかりやすいですね。
これにて1面クリアです。次の面から段々ギミックが増えていきます。
2面です。2面は白くて縦長いものが目に付きますね。これは落とし穴でこの上に乗ると下まで強制的に移動してしまいます。
落とし穴は避ければいいように思われますが、厄介なのは落とし穴の上にも床が設置してあり、それらも踏破の対象になっているということです。基本は落とし穴に落ちないと踏破出来ないようになっていて、その特性をよく踏まえた上で攻略ルートを考える必要があります。
面に配置された数々のギミックを使い、行けそうにないところに乗り込んで踏破する、このゲームの肝ですね。
2面では、一番右の落とし穴が上から下まで続いてますね。ルートとしては、最後に残すようにするといいでしょう。それ以外の床を予め踏んでおき、最後に落とし穴に落ちてクリアするという形にすると無駄がないように思いますね。
中央付近の落とし穴の右側の床が踏みにくいので気をつけましょう。間違って落とし穴に落ちると一番下まで行ってしまい、また上まで登らなくてはいけません。時間のロスになるだけでなく、途中の移動で事故る可能性が増えます。慎重に踏みに行きましょう。
2面までのプレイでもやっていますが、アイテムを取ると一定時間敵を体当たりで倒せます。一度倒したらミスしない限り敵は復活しないので、倒せそうな敵はドンドン倒すのがコツです。攻略の際はアイテムをどのタイミングでとって、どの敵を倒すかという作戦が重要となります。
これにて2面クリアです
3面です。エレベーターが登場します。横で待っていると近付いてきます。どこでも降りることができるので落下死しないように気をつけましょう。
(やられる)
無敵時間を読み誤ってしまいましたね。計画通りに塗りつぶせず時間を無駄にすると、こんな感じでやられてしまいます。また、ロスがないように動けば間に合うように、敵が配置されているようですね。
この面で気をつけるのはエレベーターを通してのみ、画面の左右を移動できないことです。アイテム取得後の無敵時間は余裕はありますが、エレベーターの到着を待っていると無敵時間が切れてしまう程度には短いです。
移動のタイミングに気をつけて、効率的に塗りつぶすルートを計画する事が必要です。
攻略する際には、プレイヤーキャラの移動能力を正確に把握し、移動可能なルートをしっかり計画して、正確にルートをトレースすることが必要です。ルートがわかっていても正確な操作ができなければ、クリアはおぼつかないことになります。
プレイヤーがミスとなると、面の最初からやりなおしです。面の最初から最後までミスをしない集中力が求められます。
3面クリアです。次の面は最初の壁となります。
4面です。この面には特殊なギミックはありませんが、自キャラのジャンプ能力を正確に把握している必要があります。ジャンプで届くところ、届かないところ正しく把握した上で、効率的なルートを検討しなくてはいけません。自キャラのジャンプ能力は上方向に2.5ブロック分飛ぶことができ、横方向に3ブロック分飛ぶことが出来ます。また、下方向に4.5ブロック分落ちても大丈夫です。プレイを繰り返すことで体に染み付いてきますので、やはり慣れがものをいいますね
ルート的には、画面の右上にどうやって行くか、そこが鍵になります。右上に行くには、画面の一番上から降りていくか、画面中央から登っていく方法があります。
そして右上から右中央付近を塗りつぶした後は、右下の方にしか降りられません。画面上に一度上がってしまうと、画面右側から降りるしかなくなるので、画面上部は1回だけで済ませるように動くことを心がけるといい感じです。
そしてその際は、事前に画面右下の敵を消しておくとスムーズに進められます。今回は消すのを後回しにしていたので、無駄なルートを通ることになってしまいました。計画が悪かったですね。
自キャラの移動速度も敵と同じくゆっくりしているので、その意味では操作ミスはしにくいのですが、ここで頭をもたげてくるのが、例のコントローラ問題です。基本スティックが反応し難いので、床の端っこに近づく時はスティックを弾くようにして、微調整しながら進むのですが、たまに妙に進みすぎてしまって落下してやられてしまうことがあります。
先程も言いましたが、やられてしまうと面の最初からやり直しなので、やり直しが凄くストレスになります。もちろんこれは実機なので今時のステートセーブなどの便利な機能はありません。スパカセミニとか出てくれませんかね、ソフトも版権モノ以外はそれほど問題はないと思いますけどエポックさんやってくれないかなぁ…
さて、残るは画面右下部分だけです。敵を残してしまったばっかりに最後に残すことになってしまいました。さっさと塗りつぶしてしまいましょう。
4面クリアです。次の面が第2の壁になります。
5面です。この面が一番タイムが足らなくなります。ミス無く進んでも残り30秒を切っていたりして結構ギリギリです。
まず、新しいギミックの登場です。画面下の左右に移動する床は一度乗ると、ジャンプするまで床に乗ったまま左右に動きます。スティックを左右に倒しておいて、いいタイミングでジャンプすることで画面右側から上にあがれます。ジャンプするまで移動床に固定されることで逆に安全度が増しているので、親切な仕様だと言えるでしょう。
そして最大のポイントは見ての通り、画面中央に向かっているたくさんの落とし穴でしょう。正攻法で行く場合、全ての落とし穴に落ちる必要があり、落ちる度に画面の上まで登る必要があります。右側と左側では、右側のほうがやや楽ですが、左側については座標をキッチリあわせることで垂直ジャンプのみで上まで上がることが出来ます。
また、落とし穴に落ちる前に真ん中の敵を消しておきましょう。忘れていると、間違いなくやられます。画面やや右のつるはしを使いその下の段から左にジャンプすれば届きます。さっきもそのようにして倒しましたね。
画面上で敵のタイミングを見誤ってしまいました、時間が過ぎ去っていく瞬間は焦りますね。
隣り合う落とし穴の間の隙間に上手く乗れるようにジャンプの位置を微調整します。ここでも自キャラのジャンプ感覚を正確に把握していることが問われます。なかなか意地悪な作りですよね。
左側を埋めていきます。敵を倒す時に左下に落ちやすいので気をつけて。
道中の床は最初に埋めておくとあとになって焦らなくてすみます。
座標を合わせるのに時間を取られるぐらいなら、斜めジャンプで素直に上がりましょう。その場合、ルーズにジャンプ位置を決めると着地位置に床がないということになりますので、くれぐれも慎重に。焦って動かなくても失敗しなければ時間は間に合うようにできています。
最初に落とし穴に挟まれた床を全部塗ることにします。そうすることで最後は全ての落とし穴に落ちるだけになります。
塗り終わりましたのでドンドン落ちていきましょう。ここから先は早送りで。
なんとか間に合いました。出来れば繰り返したくないステージです
今回の動画はここまでとなります。6面以降は、次回の動画をお待ち下さい。
気になった方はチャンネル登録などしてみてください。
ご視聴ありがとうございました。それではまた。
第7回
皆さんこんにちは、HEN.です。
スーパーカセットビジョンを振り返る 、第7回は、マイナー2049を振り返ります。本動画は、6面以降を扱った後編となります。5面までについては、第6回の前編をご覧ください。
それでは後半をやっていきましょう。
6面です。画面中央下はなにもないですがATARI800版等にも同じ構成の面があり、それを見ると
「DANGER Radioactive Waste」
と書かれています。
危険!放射性廃棄物ですね。日本で発売するにあたり、削られたのでしょう。おかげで、ただの真っ黒な意味がわからない空間となっています。
画面右下にいくときは最初に敵を倒しに行きましょう。
アイテムを取得してから無敵時間の間に最優先で敵を倒しに行きます。床を塗るのはその後がいいでしょう。
そうしないと敵がずっと残ったままになり、その状態で床を塗るのはとても困難です。
真ん中の敵2匹は気にしなくていいでしょう、無視して問題ありません。
このあたりは特に問題がないですね。画面中央の3ブロックが縦に並ぶところは垂直ジャンプで上に上がれます。
そして、左上に移動するときが要注意です。左右移動する床に乗り、タイミングを合わせて飛び移ります。その時、大抵アイテムを取ることになるので
ついでに敵を倒します。床を塗るのは敵を倒した後が良いでしょう。そしてこの部分に移る前にそれ以外の全ての床を塗りつぶしておきましょう。ここから元の場所に戻るのは結構難しいです。というか、アタイは成功したことがありません。
6面クリアです。次は、地味に解くのに時間がかかった7面です。
7面です。敵を倒す方法に気を使えば難しくはない面ですが、そこに気付くまでは大変でした。この動画には収録していませんがここをクリアするのに結構時間がかかっています。
画面左下付近の2匹の敵はタイミングを合わせることで、左下のアイテム1つで倒すことが出来ます。こちらは失敗してもすぐに詰むことはありませんが、面倒なことになります。
で、面倒なことになったので画面左上方のアイテムを取って倒しました。なんてこったい。
そして、落とし穴の処理方法ですが、画面右側の2匹の敵を同時に倒すようにしないと詰んでしまいます。画面右上のツルハシを使います。
落とし穴に落ちる直前にアイテムを取って、無敵状態で落ちる必要があります。
付近の床を塗る前に倒してしまうのがいいですね。倒してしまってから塗ることで落ちついて対応ができます。
なんとか倒せましたね。
この後はおちついて残りの床を塗っていきます。時間にも余裕があるので落ち着いていきましょう。
(早送り)
7面クリアです。
8面です。この面のギミックは中央のリフトです。ここで初めて、どちらもジャンプとして機能していたコントローラの左右のボタンを使い分けることになります。
リフトの上に乗った状態で、コントローラの左のボタンを押しながらスティックを倒すと、リフトを動かすことが出来ます。
リフトを動かすことができるのはリフトの上に乗ったときだけです。それを考えると、罠があることがわかります。それはまたのちほど。
画面上の二匹の敵を両方とも一番上にあるハンマーで倒すことを忘れないように。
リフトに乗るために画面の左下の方から飛び乗ります。リフトを画面左の真中付近に動かして床に飛び移ったとします。その床には落とし穴があり、もし落とし穴に落ちてしまうと上の床には戻れないので、リフトに乗ることもできなくなります。すなわち、クリア不能となります。ここに気をつけて攻略することが肝要となります。
うまくいきましたね。では、残りの床を塗っていきましょう。
上から3匹目の敵がいる付近を塗るときも気をつけましょう。落とし穴から落ちるときは他の床を全て塗っておかないと詰みます。
クリアです。次が最高難度を誇る事実上の最終面です。
9面です。面の構成としてはシンプルなのですが全10面中最高の難易度を誇ります。今回、クリア達成できませんでした。
新しいギミックとして、プレス機に押しつぶされないようにするというものがありますが、それは大した問題ではありません。タイミングを合わせて抜けるサイドビューアクションでよくあるものです、タイミングも難しくありません。
では、何が問題かと言うと左側に移動する6つの床が曲者です。
画面右側の6段の床から移動床に乗ると床が左に移動します。画面左の落とし穴の直前でタイミングよくジャンプすると左の床に移れます。早すぎても遅すぎてもいけません。
早すぎたら床に移れず遅すぎたら落とし穴でそのまま一番下に落ちます。
そして、どちらの場合もやり直しができません。そのままやられるしかなくなります。
画面下のプレス機はむしろそのためにあるのではないかと邪推するほどです。
そして、このタイミングが全ての一発勝負を6回連続で成功させなければいけません。1回でも失敗すると詰みです。鬼のように難しいです。
それでも当時、1度だけクリア達成したことがあります。そのときは8面までもスムーズに進み奇跡のようなプレイだったことを覚えていますね。その後何度もやりましたがクリアしたのは後にも先にもその1回だけでした。
(早送り)
頑張りましたが駄目でしたね、残念です。
それでは今回はこのへんで。気になった方はチャンネル登録などしてみてください。ご視聴ありがとうございました。それではまた。