カセットビジョンを振り返る第1回 きこりの与作 台本
YouTubeで公開したカセットビジョンを振り返る第1回の台本です。シリーズが完結したので一旦Noteにまとめてみようと思います。なお、動画版と若干違うところもありますのでご了承ください。
皆さんこんにちは
HEN.です
今回よりカセットビジョンを振り返るシリーズを
全7回に渡りお送りします
当初はカセットビジョンについては
きこりの与作だけをX68000版を使用して
振り返る動画を1本だけ作成する予定でしたが
今回カセットビジョンの実機を
お借りすることができましたので
急遽予定を変更し、お借りした全てのゲームについて
動画を作成することにいたしました
そして第1回となる今回は、きこりの与作です
ソフトだけではなくカセットビジョン本体についても
同時にお話ししましょう
きこりの与作は
カセットビジョンのロンチ作品の一つです
アーケードの移植作品ではありますが
あたいはアーケード版を遊んだことは1度もありません
遊んでみたかった気もしますが
周りに存在しなかったので仕方がありませんね
ですので、アーケード版との比較は特に行いません
当時プレイしていた人の思い出も
聞いてみたいところですね
これがプレイするカセットビジョン本体です
手前右側に本体、奥に本体の箱、そして手前左側に
これからプレイするゲームが並んでいます
ちなみに右端にちらっと映ってるのは
カセットビジョンJr.です
カセットビジョン本体をアップにしました
大きなダイヤルが4つありますね
当時はテニスゲームやブロック崩しが
TVゲームの主流でしたから
これらはパドルを操作するためのダイヤルでしょう
ダイヤルが4つ付いてるのは
ダブルスのテニスを対戦するためにつけたのでしょう
その他は、下に左右にだけ動かせるレバーと
ボタンが四つついています
シューティングはこちらを使う感じですね
きこりの与作も下のレバーとボタン二つを使います
ちなみにこのレバーは
エポック社のスーパーギャラクシアンでも使われてます
カセットとケースです
カセットビジョンの本体内は
電源回路と操作系、そして映像及び音声の
テレビへの出力部分のみが含まれており
ゲームのロジック回路はワンチップマイコンとして
カセット内部に含まれています
カセットの説明書の表面です
ゲームの簡単な説明があります
画面写真じゃなくてイラストが使われています
画面をきれいに撮影できなかったのかもしれません
アーケードゲームのインストっぽくも見えますね
カセットの説明書の裏面です
ゲームの詳細な説明があります
これを見てびっくりしたんですが
なんと5万点でカウンターループするんですね
すなわちオールクリアは5万点ということになります
なんとも先が長そうですね・・・
プレイのコツも少しだけ書いてあります、親切ですね
では、そろそろ始めましょう
(ゲーム開始)
さて、きこりの与作についてプレイしながら
当時の思い出をお話ししましょう
このゲームは、近所で唯一の
カセットビジョンを持っていた子の家で遊びました
売れたとはいってもファミコンに比べると
持っている子は少なかったのです
早速イノシシがやってきました
やりました、とにかくタイミングが命です
気持ち早めぐらいで丁度いいです
手前にパワーゲイザーを置く感じに似てますね
以前もお話ししましたが
カセットビジョンのころは
TVに繋ぐゲーム機は主流ではなく
キッズが主に遊んでいるのは
任天堂のゲーム&ウオッチに代表される
携帯電子LSIゲームでした
ファミコンが登場するまでは
TVゲームはあくまで脇役でしかなかったんですね
キッズへの普及率が大きくなかった理由は
やはり値段が大きいと思います
そもそも当時のTVゲームは値段が高く
特にアルカディアやインテレビジョンなど
舶来ものが多いTVゲーム機を買ってもらえるキッズは
ごくわずかでした
1面クリアです、ノーミスでクリアできました
当時よりうまくプレイできているのではないでしょうか
値段が高いといえば、光速船ですよね
あたい、あのゲーム機については
当時は存在さえ知りませんでした
もちろん周辺に持っているキッズなど皆無で
ベクタースキャンの凄いゲーム機があったという事は
ずっと後になってから知りました
その他のTVゲーム機についても
あたいの近所を見回しても
その手の舶来もののゲーム機を持っているキッズは
集落内で一番の大きな家のお金持ちの子供だけでした
あたいよりも数歳年上の彼は
お高い インテレビジョンを持っていましたね
一度だけ遊ばせてもらった記憶があります
イノシシの処理がうまくいってますね
タイミングを指で覚えてきた感じです
あ、危ない!
マムシにやられました
ジャンプで避けるのは至難のワザです
ちなみにゲーム開始前に紹介した説明書には
イノシシもマムシも
間に合わないときはジャンプで避けろとありますが
ジャンプで避けるのはまず不可能です
ジャンプのタイミングのほうがよっぽどシビアですね
2面クリアです、調子がいいですね
で、カセットビジョンに話を戻しますと
他のゲーム機より安かったとはいえ
カセットビジョンも1万円を超える値段です
あたいの育った場所が田舎だったのもありますが
キッズのおもちゃとして
1万円超えを買い与えられるような家庭は
当時はそこまでは多くなかったと想像しますね
あと、テレビを占有されるのを嫌う
親御さんも多かったかと思います
あ、イノシシにやられてしまいました
斧を当てるのではなく
斧の先に飛ぶ衝撃波を当てるイメージを忘れないように
あたいも買ってもらえなかったキッズでしたが
近所の子が一人持っていたので遊ぶことができました
カセットビジョンのソフトも結構数はあったので
全体の印象としては楽しかった記憶があります
ではきこりの与作についてお話ししましょう
数あるカセットビジョン対応のソフトの中で
今でも一番に取り上げられるソフトとしては
きこりの与作であるということには
異論はないと思います
当時のラインナップの中でも
きこりの与作はとても光っていたゲームでした
当時のTVCMでも記憶に残りました
あ、遅い!
またやられてしまいました
感覚のズレが起きていますね
いろんなアニメでCMを流したんだろうと思います
CMの詳細は忘れてしまったものの
たくさんCMが流れていたという事は覚えていますね
以前の動画でも触れてきたように
当時のTVゲームの数々は短時間遊ぶのがメインです
きこりの与作も例外ではありませんでした
当時アーケード版をやりこむような
中高生だったらわかりませんが
当時のキッズが到達できるのはせいぜい数面
あ、まずい
マムシに気を取られていて、対応が遅れました
じわじわと残機を削られていますね
プレイは長くても10分以内で終わりました
今回のプレイも多少上達はしてますが
同じぐらいになりそうではありますね
そのようにプレイ時間は短いですが
よくできていたゲームです
最初はゆっくりしていますけど
どんどん敵が上下左右から出てきます
木を切るときの位置合わせが難しく
慌てているうちにやられてしまう、そういう感じでした
4面クリアです、どこまで進めるでしょうか
またもやられてしまいました
画面端にいて近くにイノシシが出たときが危ないですね
その他の思い出については
記憶がかなりあいまいになっていて
はっきり思い出すことができませんが
あいまいながらも覚えていることをお話ししましょう
先ほども言った通りカセットビジョンを持っていたのは
近所の子の中で一人だけでしたが
他のソフトもあったかと思うんですが
きこりの与作以外に
遊んだゲームが思い出せないんですよね
そして、当時のあたいの腕前は
1面もクリアできませんでした
当時のプレイの記憶としては
近所の子の家で数回遊んだだけですので
プレイ回数がそもそも足りてないのですが
1面もクリアできなかったのは少々情けないですね
うーん、またもタイミングがズレました
もう少し早めの意識でいい感じですかね
そして90年代に入ってからX68000版に触れて
それでやってみたら多少進めるようになりました
今の腕前はそれとあんまり変わってないかも?
結局10分程度しか持たないぐらいの腕前な感じです
実際、今遊んでみても結構難しいです
今回はいくらか練習して多少先まで進めましたが
練習なしでは1面、2面クリアが
やっとではないでしょうか
5面クリアです、1万超えが見えてきましたね
やはり当時は幼すぎて
一部の強烈に印象に残った場面を除いては
ぼんやりとしか覚えていないことが多いですね
ファミコン以前のゲームの記憶は
割とこのような感じなので
覚えているうちに記録に残しておきたいところです
実際、今回のきこりの与作も
プレイして初めて思い出すことも多く
随分と忘れてしまっていると思い知らされました
この他のゲームについても
プレイしたかどうかというレベルで
思い出せないのですが
プレイしてみれば思い出すかもしれませんね
次回以降もどうぞお楽しみに
6面もクリアできそうです
クリアしたら1万超えますね
1万超えました、スコアの色が変わりましたね
初めて拝みました
6面クリアです
行けるところまで行きましょう
では、ゲームオーバーになるまでに小ネタをいくつか
これまでのプレイでお気づきになったかもしれませんが
このゲーム、微妙に音痴です
スタート時の音楽は元ネタとなった北島三郎の与作
そして運命、葬送行進曲、いずれも有名な曲です
たしかにそうであるというのはわかりますが
微妙に音を外してますよね
しかもテンポももたついています
ですがキッズにとってはあんまり関係ないんですよね
ゲームオーバーです
終わってしまいました
点数は1万超えたので上出来ではないでしょうか
今回はキッズの頃の成績より大きく伸びて
なかなかの良い成績だったと思います
(タイムレースモード)
では、もう一つのゲームモード
タイムレースをやってみましょう
これは今まで全く存在を知りませんでした
やることは一緒ですが
1面クリアまでの時間を競うというのは
大会的なものに使えたりするのではないでしょうか
カウンターが回っている以外は
通常のモードと同じみたいですね
特に難易度が上がっているわけでもなさそうです
イノシシにやられるとタイムロスですね
これは慎重に倒さないと
最後の1つです、もう少し
あ、これはやばいパターン
しびれが!イノシシが近づいてきた!
やっぱり間に合いませんでしたね
昇天シーンもそのままなので
大幅なタイムロスですね
これはいたい
与作の移動が遅くてもどかしいですね
しびれもタイムロスになりますね
焦るとこういうプレイになるという
典型的なパターンになっている感じです
クリアしました、カウンター0729です
途中でやられたり、しびれが入ったりしたので
ノーミスで行けば
カウンター0500ぐらいで行けたような気がしますね
さて、今回はきこりの与作をプレイしました
久しぶりでしたが、面白いゲームでしたね
なお、カセットビジョンについては
最初にお話ししましたように
あたい自身は本体もカセットも所有していません
ですが今回、むかしや様のご協力により
本体とカセット数本をお借りすることが出来ました
それを使って今回は収録を行っています
ご協力ありがとうございました
では、今回はここまでとなります
気になった方は
チャンネル登録などしてみてください
ご視聴ありがとうございました
それではまた