スパカセを振り返る第1回台本

YouTubeで公開したスパカセを振り返る第1回の台本です。スパカセシリーズが完結したので一旦Noteにまとめてみようと思います。なお、動画版と若干違うところもありますのでご了承ください。

vol.1 Introduction
皆さんこんにちは。
HEN.といいます。よろしくおねがいします。
この動画は、私が子供の頃から慣れ親しんできた、レトロゲームについて
そのプレイヤーとしての思い出を、プレイ動画とともに振り返るというものです。

思い出はその当時の世相や、自分自身の環境、年齢にも強く影響されます。
この動画では、それを全て織り込んで、個人的な思い出として語っていきます。なので、このシリーズで語られるのは、世間一般の評価というよりは、私自身のゲーマーとしての記憶となります。私自身の記憶、物語をアーカイブとして残す事が、この動画シリーズの目的となります。

では早速、やっていきましょう。この動画では、スーパーカセットビジョンの本体について振り返ります。

このスーパーカセットビジョン、当時は私自身は所有しておらず、従兄弟が持っていました。それで、遊ぶためには、従兄弟の家まで行かないといけなかったのですが、従兄弟の家は、自宅から車で約40分程度かかる場所にあり、行けるかどうかは、両親が従兄弟の家に用事があるかどうかにかかっていました。それで、結果的には月に1回行くか行かないかという頻度で、
チャンスがあれば必ずついていって、で、限られた時間内で遊んでいましたね。なので、自宅で各ゲームをやり込んだという事はほぼありません。

この画面は、スーパーカセットビジョン本体に、ソフトを差し込まずに、
電源を入れたときに表示される、デモンストレーション画面です。当時は、このようなデモがあるゲーム機はなかったと記憶してます。エポック社的には、表示されている風船は全てスプライトだ、ということで、
たくさんのキャラクターが表示できるぞ、ということを言いたかったようですね。確か本体の広告にも書いてあったような気がします。

ただ、当時それがなにか売りになってたかというと、自分の印象としては、正直どうでも良かったように記憶しています。だからどうした、と、小学生の当時でも思いましたね。

先程申しましたように、あまりじっくり遊ぶ時間はなかったため、このデモンストレーションを、じっくり眺める時間はとてもありませんでした。それでも、画面そのものはとても印象に残っています。どうしてかというと、カセットの端子の接触不良でうまく起動しないとき、この風船の画面が表示されるからなんですよね。なので、とても憎たらしい画面でもありました。

本体のネタとしてはもう一つ、コントローラの収納部分がありますね。コントローラが、本体内に蓋付きで収納できるゲーム機は、あまりないように思います。一見、利点のように見えますが、これが罠でして…

収納スペースは実際のところかなり狭く、ケーブルをキッチリ畳んで、綺麗に収納しないと、とても収まりません。更に、フタが付いているというのが災いして、ケーブルをキッチリ収めないと、蓋が完全には閉められません。

そのような構造なので、蓋が完全に閉まらない状態で、無理に閉めようとすると、薄いプラスチック製のフタは簡単に破損します。そうやって、スーパーカセットビジョンの中古は、フタが破損しているものが大半でした。あたいがもってる本体も、例外にもれずフタが破損しています。

コントローラの形状については、当時もやはり操作性の悪さに辟易していましたね。理不尽なミスを誘発する、設計に問題があるとしか思えないコントローラでした。これがファミコンのコントローラなら、どれだけ難易度が下がっただろうか、と当時も、そういう思いでいたのは確かです。

本体についてはこんなところでしょうか。現在よくネタとして取り上げられる、本体のテンキーが意味不明だという点については、当時の印象としては些細なことでした。当時既にパソコンを触っていたので、テンキー自体を見慣れていたのもあったかもしれません。

次回からは、短い時間でやり込んだいくつかのゲームを、これからのシリーズで振り返っていきます。

それでは今回はこのへんで。気になったかたは、チャンネル登録などしてみてください。ご視聴ありがとうございました。それではまた。

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