スパカセを振り返る第3回 ネビュラ台本
YouTubeで公開したスパカセを振り返る第3回の台本です。スパカセシリーズが完結したので一旦Noteにまとめてみようと思います。なお、動画版と若干違うところもありますのでご了承ください。
皆さんこんにちは、HEN.です
スーパーカセットビジョンを振り返る 、第3回は、ネビュラを振り返ります。ネビュラは、言ってしまえば、スパカセ版スクランブルです。当時の横スクロールシューティングは、大抵スクランブルに影響されてましたよね。これもそのフォロワーの1つと言っていいでしょう。
タイトル画面から、デモに繋がるこの曲、かっこいいですよね。微妙に揺れる音が独特の響きを聞かせてくれます。スパカセは同時に1音しか出せない音源だったので、高速アルペジオで疑似和音を作っていました。高速アルペジオを使った曲といえば、例えばティム・フォリンの曲が有名ですよね。同時期のファミコンでは当時このようなテクニックは、殆ど使われていなかったと記憶しています。最初に出てきたのはドラゴンクエスト2とかじゃないでしょうか。もちろん当時は、スパカセの音が実は結構高度なテクが使われているなんてことは全く考えていませんでした。スパカセの音はなんだか独特だなぁとそのぐらいの認識でしかなかったのです。
でも、効果音を出すと曲が途切れることには気付いてて、音が寂しいなという印象は持っていました。でも、遊んでいる間はあまり関係ないですよね。このゲームはステージ道中は曲が流れませんが、あまり気になりませんでした。
このゲーム、スクランブルと比較すると要素としては結構足りないものがあります。一応地形らしきものは存在しますが、スクロールが遅く上手く地形を抜けていくという感覚はありません。地上物の設置台のような形で存在しているだけです。それと、空中物の攻撃がゆるく、どちらかというと地上物への攻撃に集中する感じになってます。
ですが、スクランブルにない要素が一つ。それが、地上攻撃の方法です。この方法はかなり特殊です。少なくとも私はネビュラ以外に採用された例を知りません。どういう操作かというと、地上攻撃ボタンを押すと地上攻撃用のミサイルが発射されます。そして、そのミサイルは、地上攻撃ボタンを押している間、真下に進みます。その後、地上攻撃ボタンを離すとその時の高さを保ったまま、ミサイルが右に進みます。なので、地上物の高さまでY軸を移動させてからボタンを離して当てる、という操作が必要になります。この操作は結構難しくなかなか当てることが出来ません。更に、対空攻撃ボタンを連射しながら地上攻撃ボタンをコントロールするのはかなり難しいです。なので、地上攻撃のコントロールを放棄して2つの攻撃ボタンを連射するというスタイルになりがちです。
ですが、このゲームもともと難易度がかなり低いので、2つのボタンを連射しつつ、うまく立ち回ることで割と進めてしまいます。ただ、そうであったとしてもやはりコントローラの扱い難さは隠しようもなく、このゲームを遊んでいる時が一番コントローラの使いにくさを呪っていた記憶があります。ファミコンのコントローラならもしかしたら地上攻撃のコントロールも出来たかもしれない、そういう恨めしさはずっとありましたね。
ですが今思うと、このコントローラの形は往年のATARI 2800やセガのSG-1000等と同じ形状なんですよね。当時のエポック社がヘボい設計をした
というわけでもないような気がします。
でもでも、そんなのはキッズには関係ありません。いくらATARI 2800が同じ形をしていようが、使いにくいものは使いにくいのです。当時既に多くのキッズはファミコンのコントローラを触っていて、その出来の良さはわかっていたわけですからね。それに到底及ばない操作感覚であったことはキッズにも容易に理解できるものでした。
スパカセの思い出を語るときに、このコントローラの問題は常につきまといます。肝心の場面でコントローラの操作をミスる、自分の思い通りに動いてくれない、そんな思い出が多かったなと思います。
あとはゲーム展開について、このゲーム、面数も少ないのですが、展開が割と単調で中だるみします。1周は10分かからない程度ですが、第2回でも述べたとおりこの頃のゲームはシンプルなので、シンプルな展開が10分続くと1周すればもういいやと思ってしまいます。それで、2周めの開始時に電源を切って終了しちゃうことが多かったですね。今回は2周やりましたが、3周目はプレイを止めました。見ても単調なところが多いので、一部早送りでお送りします。
1面です
空中物が出てきました。モアイっぽいですね。意外に弾を吐かれると避けづらいです。意外に弾を吐かれると避けづらいです。倒さずに距離を取るのが賢いかも。地上物の敵弾についてですが、一部を除き放物線を描いてとんできます。わかっていれば大丈夫ですが、最初は面食らいますね。
ショットを連打です。この間は地上攻撃のコントロールはほぼ出来ないので
、地上物の当たり判定部分の少し上に位置して連打するとうまく当たってくれます。
地上物の敵は放物線を描きますが、自機の近くにくると爆発します。爆発するとある程度の大きさのやられ判定が発生するので注意が必要です。ですが、その爆発のタイミング法則性が未だにわかっていないのです。面倒なので、大きく避けるのがいいですね。
またも空中物です。距離をとって戦えばなんということはありません。これにて1面クリアです
2面です。
地上物の構成が変わります。地形のそれに合わせて変わります。ですが、ゲーム展開そのものはあまり変化がないです。弾の避け方などは、1面と大差ありません。地上攻撃ボタンでなんとか誘導してみます。
ボタンを押しっぱなしにして…
離す
外れました
当たりました
これ、やっぱり難しいですね。これを狙ってできるタイミングはあまりないので、普段は気にしないのがやはり良さそうです。
1面とは違う空中物です。なんかヴォルガード2にこんな敵いたような気がします。なお、ヴォルガード2はスパカセの後のファミコンシリーズ内で取り上げる予定です。
またも地上攻撃ボタンのタイミングを狙ってみます。なかなか当たりませんね。これにて2面クリアです
3面です。
この地上物、なんだか五重塔っぽい感じですよね
そこそこ地上物に当たるようになってきたかな?
空中物その3です。アイスクリームみたいな形ですね。敵と敵弾が見づらい色です。まぁ難しくはないので、避けます。
デカイ空中物は上下の光るところを撃てばOKです。サクサクいきましょう
地上物の五重塔はてっぺんを撃つだけでOKです。でも、なかなか上下の判定が狭く当たらないですそれでも敵弾があまりないので難しくはありません。
地上への攻撃が当たるようになってきました。コツを取り戻しましたね。
デカイ空中物がまた出てきました。サクサクと倒します。これで3面クリアです
4面です。
4面の地上物はスフィンクスのような形をしています。でもここは地球じゃないんですよね確か。割と適当な設定です。
でも、やはりといいますか、そんなことはキッズには関係ありません。なんでここにスフィンクスがいて、攻撃してくるんだよとか、そういうツッコミをしたことはなかったように思います。
地上敵の弾がだんだん速くなってきてますね。でも、まだまだ楽に避けられる範囲です。
後ろから出てきたデカ物は別に攻撃をしてきません。周回数が進んだら撃ってくるかもしれないです。
スフィンクスは5箇所の光る部分を壊せば沈みます。当てやすいので、割とすぐに倒せます。弱いです。
しかも、別に倒さなくても大丈夫です。
後ろから大きいのが来ましたよ。
壊せないですねこれ。
これにて4面クリア、1周おしまいです。2周目に進みます。
2周目です。
特に変わりはないので、早送りします。
3周目です。
ここで終わっておきましょう。わざとやられます。
これにて終了です。1周目が終わった時点で終わっても良かったですね。
それでは今回はこのへんで。
気になったかたはチャンネル登録などしてみてください。ご視聴ありがとうございました。それではまた