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人生のゲリラ豪雨

プロフィールにもあるように、私の座右の銘の1つは「Life is an Adventure(人生は冒険だ)」である。日本語にも「人生、山あり谷あり」という言葉があるが、人生は楽しいばかりの日々ではない。
先日、まさに”人生のゲリラ豪雨”のような数日間を過ごした。

事件①: ビザ発給が遅延

これが三つの中で最大の事件であったが、カナダ渡航の為のビザが出国日までに届かなかった。申請時の発行目安は8〜10週間と言われたが、その時点で3ヶ月経っていた。ビザが間に合わないのはギリギリで申請した場合であって、まさか自分の身に起こるなんて考えてもいなかった。
※詳細は【ビザが来ない】を参照。

事件②: 台風によるフライト欠航

2024年のお盆は台風三昧だった。私が影響を受けたのは、関東直撃といわれた台風7号。これも今までは、テレビやネットのニュースで見ていた「他人事」の話だった。もちろん、そういうニュースを目にして気の毒には思っていたし、約10年の東京暮らしの中で公共交通機関の非常事態は人並みに経験したと思う。だが、台風による飛行機の欠航は初めてだった。それも、数年ぶりの国際線でなんて。

事件③: 友人の体調不良

カナダ渡航前にアメリカの友人の所に数日間滞在をする予定だった。
しかし、出国予定だった前日にその友人から体調不良になったと連絡がきた。そもそも台風で予定通りの渡米は無理だと新幹線の予約のキャンセルや飛行機の変更手続きを始めたところだった。体調不良になってしまった友人には申し訳ないが、これで全ての状況に納得した上で諦めがついた。事件②までは自分が置かれた状況に納得できず、なんとか台風が去った翌日にアメリカ旅行だけでも決行できないかと考えていた。だが、友人から体調不良の連絡をもらい、カナダにせよアメリカにせよ今自分は北米大陸自体に行くべきでないのだと悟った。

なお、事件①〜③までは約1週間弱の出来事である。もはや"人生のゲリラ豪雨"というより"人生の線状降水帯"と言っても過言ではない気がする。こんなに不運が一度に重なることがあるだろうかと最終的には笑えてきた。
そしてこの"ゲリラ豪雨"は何をもたらしたか。

それは、「カナダ渡航の延期」である。

既に、航空券だけでなく現地での一時滞在先や学校の手配が済んでいたので、数万円分の変更手数料が追加でかかってしまった。
一方で、これらの不運が重なったことで「幸運」ももたらされた。台風の影響で欠航になった航空券が返金対象になった。また、リスケにより渡航日が夏の繁忙期からズレたことで、航空券を若干安く買い直すことができた。
先日、激しい雷雨が降った後に空に大きくて綺麗な虹が架かった。この"人生のゲリラ豪雨"のあとにもきっと素晴らしい"虹"が架かると信じている。そして、これらの度重なる不運も意味があったと思える日がいつか来るだろう。

次回は、ビザ遅延時の問い合わせについて話そうと思う。ミライの自分と誰かの役に立つかもしれない備忘録として。
Thank you for reading,
ASA

#カナダ渡航準備 #人生のゲリラ豪雨

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