未知の領域
私は色んな人の価値観や視点を知るのが好きだ。
だから1人で考えていても答えが見えない時、よく他人と話してみる。
数日前、自分を第一印象で分析して欲しくて今まで話したことがない人に就活相談に乗ってもらった。
"コミュニケーション力があるあーちゃんは、この職種が向いていると思うなぁ"
そう言われた。今まで営業職ばかり見ていた自分には1番関係ない業界だと思っていたし、職種だった。しかし、話を聞く中で、普段から人に笑顔になってもらうことが好きな私にはひょっとしたら営業職よりも合っているのかなと思えた。
一方で、やはり苦労すると分かっている未知の領域に足を踏み入れて良いのだろうかという不安がどうしても心にあった。
そんな中で今日、ゼミの後輩と久しぶりに近況も含めて色んな話をした。そこで彼女から言われた言葉がすごく響いた。
"あーちゃんの説明はいつも分かりやすいなって思っているし、私は未知の領域だからこそ成長できるし、未経験だからこそ専門知識がない相手(お客様)に寄り添えると思うんです"
ーーーーーと。この言葉は凄く納得が出来た。昔から数学が苦手だった私は、数学が得意な父親に分からない問題を聞いていた。しかし、父は自分は解けても私には教えられなかったのだ。理由はただ一つ。得意な人には苦手な人の気持ちが理解出来ないから。
確かに今回教えてもらった仕事は前もって専門知識がある人はかなりアドバンテージになる職種だと思う。しかし、顧客が一般人である以上、難しい専門用語を使って説明することはできない。いかに相手に簡単に分かりやすく説明するか。これが大事な職種なのだ。
本当に自分に向いている仕事かどうかは、企業説明会を中心にこれからもう少し考える必要がある。しかし、この数日で2人の視点を得られた事は私にとって大きな収穫だった。そして、未知の世界に飛び込むこと、それは私のモットーに通じるものがあるから良いのかなと。そう思えてきた。
"Life is an Adventure."