嫌な日も良い日に変わる
I HATE rainy days!!! 雨の日大っっっ嫌い！
基本的に晴れ女な私は、傘を差すのも嫌い。服や靴が濡れるだけじゃない。空の色も街を歩く人達の服装も暗くなって、世の中がどんよりした空気に包まれる。だから、私は自分の気分を上げるためにいつもカラフルな傘🌈🌼(小雨くらいじゃ差さないけどね笑)
先週からちょっと体調が優れなくて、昨日に引き続き今日も半日以上アパートの部屋で過ごした。気分転換にどこか行きたいけど、雨だしなぁ…。と雨音のする窓の方を見た。その時ふと思った。"雨とこの無機質なベランダ、ひょっとして良い写真撮れるんじゃない…？"と。
約2年前にミラーレス機を購入したが、まだまだカメラの扱いには慣れていないため、スマホで雨の日のカメラの設定を検索し、玄関から傘とレインブーツを持ってきて狭いベランダでカメラを構えた。外から見たら完全に怪しい人だったと思う(笑) 雨に濡れた物干し竿や床が立派な被写体になった。
軒下の雫を撮影している時、またふと私が住んでいる階の廊下の雨どいが壊れていることを思い出した。今朝ゴミ出しに行く時に濡れそうになってイラッとしたのだ。濡れるのを承知で今度は廊下に出た。自分の部屋の軒下とは違い、蛇口から水が溢れるように止めどなく雨水が零れ落ちていた。
連続でシャッターを何度も切った。人や花を撮影する時とは違い、同じ雫の形、水の滴り具合は撮ることが出来ない。まさに”一期一会”だった。
数時間後、予定があったため外出しその後帰宅した。部屋に向かうエレベーターを待っていた時、アスファルトに打ち付ける雨を見て、"何か良いの撮れる気がする。そして今撮らなきゃ寝る前に後悔しそう"という勘が働いた。急いで部屋に戻ってカメラと傘を取り、エントランスまでもう一度降りて、今度はアスファルトに向けてシャッターを切った。
"大満足" ーーーただこの言葉に尽きる。雨の日の撮影は慣れていなくてまだまだ練習が必要ではあるが、ポートレート以外でこんなに満足出来る写真を撮れたのは久しぶりだ。
大嫌いな雨の日がもたらした最高の芸術📸
『嫌な日が良い日に変わる』今日はそんな経験をした。
Thank you for reading!