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無自覚な孤独 

カズレーザーと学ぶ新知識ではじめて無自覚な孤独という言葉を聞いた。そこでとても「え~そうだったの~」という気づきがあったので、自分のために書き残しておこうと思う。

無自覚な孤独というのは、番組の中で例として挙げられていたのは、職場で集団の中で意見が言えずストレスを抱えている原因は孤独ではなく、仕事がつらいことと勘違いしてしまうというもの。

わたしもそうだったのかもしれない。

最近、怪我で仕事を辞めたのだけれど、その前に仕事がつらいと感じていた。自分がやりたいと思っていた仕事は、実は働かなければいけないから、何社も面接で落ちた後だったので、絶対頑張らなきゃと思っていたから、精神的に、肉体的にきつくてもやらなきゃと自分を追い詰めていたことに気がついた。

孤独は伝染し、伝染しやすい人は、自尊心が低いという。集団で話しても自分など意味がないとか価値がないと思っていたり、「本当の自分なんか分かってくれない。」と思うらしい。

え~、なんか私の事言われている~!

日本は世界の中でも自尊心が低く、社会的孤立の度合いが高いらしい。なんかひきこもりとつながってきたような。アメリカはその反対らしく、ハニーといて、「分かってもらえない。」といつも思うのはしょうがないことなのだろうか?

日本では他者から褒められるという文化がないので、自尊心が育まれにくいという。私の経験では、日本の会社ではいつも人を教育するのに叱ってばかりで、アメリカでは良いところを引き出す、褒めるのがとても得意ということを見てきた。

デフォルトモードネットワークを鍛えると自尊心も高くなり、孤独を感じにくくなるそうだ。

デフォルトモードネットワークをきたえるには、

  • 距離があるが対等な関係の人に、自分の話をする

  • アートをする

私は自分の話をするのが苦手で、「へもみちゃんって、自分の事はなさないよね~。」と自分よりずいぶん若い子に指摘されたのを今でも鮮明に覚えている。

うちのハニーはその反対で、ずっと自分の話をしていられる。アメリカ人そのまま。日本人の友達に会う前に、私はいつもハニーに注意する。「いつも自分の話をせずに、しばらくぶりに会うのだから、相手の話を引き出してあげてね。」と。それでも彼はいつも自分の話満載である。サービス精神旺盛なハニーの話で、結局お友達は楽しい時間を一緒に過ごしてくれるのでほっとしている私だった。

いつか自然に自分の話ができるようになりたい。まぁ、できないからこうやって文章に書いて表現しているのかもしれない。


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