はじめまして:子宮がん肉腫の母を持つ娘の記録 (がんは突然やってきた)
がんは突然やってきた
2023年4月に子宮がん肉腫と告知された母と娘の記録。記録者は長女。
年間600人くらい発見されていないそうですが、中途半端な希少がんは本当につらい。
将来のその少ない人たちのための記録です。
うちの母上はポジティブで体が強いのが自慢だ。水泳歴は20年以上。やや太ってはいるが、基本元気。仕事で落ち込んで電話して、何回救われたか。
2023年3月。WBCのチケットが当たったので、両親と大谷翔平を見に行く。そのとき確かに母は疲れやすそうだなとはおもったが、とくには気にしていなかった。この1か月後からこんなになるなんて、と今になって思う。
2023年4月上旬。母に何の気なしに電話したら、不正出血があって、その日のうちに見てくれる近くの産婦人科に急行。たぶんガンだからと地元の総合病院に紹介状をかかれてその日のうちにいろいろ手続き。
4月のGW前に、何の気なしに電話したら、お母さん癌みたいなのよと言われて、仕事のスケジュールを調整してとんで帰る。
そこで出てきたのは、若い医者。若いのはかまわん。ただ、不安にはなる。とりあえず素人にわからない言葉を使われたので、Gradeとは何ですか?と質問。そこででてきた子宮体がんガイドライン。ざっくりいうとGradeとは悪性度のこと。うちの母は悪性度が高い/進行が速いタイプのようなので、広範囲に摘出する予定とのこと。StageよりGradeの方が協調されて、Stageってなんだっけって気分になる。(たしか一応Stageは1Bだった)
それで手術って言われたが、不安になり、お金を払ってオンラインで医者の意見を聞く。そしてがんセンターの電話相談などもするが、進行が速いことから、このまま手術するしかないだろうと、GW明けに手術とあいなりました。
続く