バグダッド・カフェから学ぶ、生きる知恵
自宅のスピーカーセットが一新され、巨大なスピーカーによる5.1chサラウンドを得た。なので、GW最後の日は映画をみる。
今日見た映画は、バグダッドカフェと恋するベーカリー。
バグダッド・カフェは1987年のドイツ映画。
ストーリーの独特さと映像表現の美しさから、熱狂的な支持者がいる映画。ドイツ映画だが、舞台はアメリカのモハーヴェ砂漠。
映画を通して圧倒的な砂漠の熱とほこり、美しさが映し出されている。
個人的には終始フィルムカメラで撮影したかのようなレトロな味わいが好み。
夫とけんかをして、砂漠に取り残されたジャスミンの寄る辺は砂漠に鎮座する一つのカフェ兼ホテルと、間違って持ってきてしまった夫のトランクのみ。彼女の知恵と行動により、砂漠のカフェに居場所を作っていく。
彼女の素直さと、現状を改善していこうとする様子は一貫しており、見ているものにとって大きな学びになる。
どこにいても普遍的に必要な能力とはこのことかもしれない。
映画を見ていて、以下の格言を思い出した。
You play with the cards you're delt.
配られたカードで勝負するっきゃないのさ
そして、映画の中で幾度も挿入されるJevetta SteeleのCalling Youがまたいい味を出している。
しかし、DVDで見るとPrime Videoで見るのとは違った楽しみがあることに気
づいた。まず、ネットにはない完全版（一つ一つのカットが長い）はDVDにしかない。
また、キャストや監督の紹介や、映画のポスター、撮影時の写真、宣伝用のショートムービーも非常によかった。
恋するベーカリーは50代の離婚をした夫婦のラブコメディー。
こちらは、一人の女性を二人の男性が取り合うのだが、最後までどっちに行くか分からなかったのが良かった。
こちらもDVD特典が非常に面白い。
映画全体を通した、監督と女優のコメントが聞ける。
もっとDVDで映画を見よう。