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産後2ヶ月で授乳期乳がんになりました。#6〜ごく普通のママだった、最後の2週間の話。
検査結果がわかるまでの2週間、どのように過ごしたかというと、夫婦2人での子育てにも慣れてきて、本当にいたって普通に子育てをしていましたた。
そんな2週間のできごと。
保健師訪問
病院受診から2日後、市の保健師訪問がありまして。
発育状況とか子育て環境やらを確認するやつです。
ここでも子どものゲップが出ないって相談した気が。
そしてゲップの出し方教えてもらったけどそんなに効果なかった気が。
そのついでと言ってはアレですが、胸にしこりがあるんですよね、っていうのもお話しました。
そのときのワタシは、検査に行ったとはいえまだ乳腺炎を疑っていたので、たくさんのママさんに会っている保健師さんならわかるかも、と思いました。
しこりを触ってもらい、うーん、となんか悩んでいたけれど、
乳腺炎じゃないかな?近くの産婦人科に電話して受診できるか聞いてみたほうがいいかもね
とのお返事。
なんだ!乳腺炎なのか〜!
少しほっとするワタシ。
同じ考えの人がいると安心する、格付けチェックのドア開けたときみたいな気持ちになりました。
まあ、最終的に誰もいない部屋のドアが開くわけなんですけどね。
このとき保健師さんには言ってないけど、既に乳腺外科を受診したから、電話するのは結果がわかってからにしようと決めました。
ちなみにこの日、子どもの予防接種にも行きました。毎日用事があるわけではないのになぜ予定を詰め込むのか。。
セルフマッサージ、ダメ、ゼッタイ
胸のしこり、乳腺炎だったらいいなあ。
そんな気持ちをこめて、お風呂に入ったときはしこりがなくなるようにセルフマッサージをしていました。
子どものお風呂は夫が入れてくるので、現在進行系でお風呂にゆっくり入ることができます。
でも、たぶん、がんの場合、しこりは押したりしないほうがいいみたいです。
リンパまで流れてしまうとか。
やっぱり早めにしこりの正体を知るのは大切ですね。
最初で最後の普通のお出かけ
ちょっと語弊があるなあ。
病気ってわかってない状態でのお出かけが最初で最後だった、という意味です。
時代はwithコロナの幕開け。
まだ子どもが小さいということもありましたが、どっこにも出かけられず。
せめて、少しだけでも、と思い、夫に頼んでバースデイに連れてってもらいました。
これが、告知の前日の話。
ウキウキで、子供にはまだ少し大きい、新品のロンパースを着せて。
車で20分ほどのバースデイへ買い物に行きました。
初めてバースデイ行ったんだよね。
あと、初めてお店のカートに子どもを乗せました。
季節はもうすぐ夏。
子どもの半袖の服を3枚ほど調達しました。
あんまり長い時間いれなかったけど、帰りにはマックをドライブスルーして、すごく楽しかった。
よい気分転換になりました。
ぼんやりだけど、この日のことはずっと忘れないと思う。
そんな、何気なくて最高な日でした。
振り返ってみても、楽しかったなあ
今も楽しく過ごしているのですが、子どものこと中心に過ぎていく時間が楽しくて。
保健師訪問とか、予防接種とか、子どものことをこなしてる自分も、ママやってるう!って感じでどこか誇らしげで。(当たり前のことをやっているだけ)
このあと、自分の治療が入り込んでくる生活を考えたら、束の間のとても充実した楽しい時間でした。
そして、この日の翌日、病院に結果を聞きに行きます。
この日も絶対に忘れない1日となるのです。
つづく。