韓国に行った話
去年、2024年12月14日と15日、ライブを見に韓国へ行きました。そんな話
1.きっかけ
2024年7月に発表されたラブライブシリーズ初の合同アジアライブツアーがきっかけです。
海外ライブ公演も単独では久しぶりの開催です。
5グループが介するのも珍しい、なんてたってμ'sも見れるからね。(細かい所だとヨハネ、ミュージカル、後から発表されたドラマ含めて現行のラブライブは8本あると思ってます。公式サイトもその分岐だし)
ラブライブって毎週のようにイベントやってる、年間40公演50公演ぐらいライブあるんじゃない?知らんけど。
昨今は、ライブもネット配信するからわざわざ海外まで行かなくていいだろうと思いますが、私としては思い入れのある虹ヶ咲の韓国公演は是非とも現地で見に行きたいと計画しました。福岡から近いし。
中国は入りにくいのとチケットや日程が合わせにくいのと台北はそこまで…って考えた結果。
(後から広州、台北、韓国の各グループ別は配信無いってから現地に行って良かったと思います。)
2.準備
韓国公演のチケットは日本国内からも購入でき、先着順で好きな座席を選べ、席によって価格が異なる形式でした。
とりあえず通路のアリーナ席を購入。横に余裕が出来るので良し。
会場の大学の体育館は2019年2月にAqoursでライブやってたのを知ってはいたので多少は分かります。
次に航空券、いつものマイレージを消費して特典航空券を取りたかったが福岡~金浦か仁川が直行便が見つからない、一度羽田を経由する変な経路が出た。
(ライブが土曜日として、当日に福岡→羽田→金浦か仁川で空港着がライブ開始直前で間に合わない。福岡→羽田で前泊、翌日に羽田→金浦か仁川の訳わからないルートだと宿泊代がかかって特典航空券の有り難みが無い。)
こうなると普通にお金払ってライブ当日に福岡→仁川で抑えた。LCCじゃなくて機内食が出る普通の、後からマイルを別枠に取り込めるやつ。
真面目に航空券買うの久しぶり。
それからホテル、取りませんでした。
ライブは土日2日間開催、私は両方見るより片方1日見れたらいい性分だから土曜日のライブを見て翌日日曜日には早々と帰って休んで月曜の出勤に備えます。
(両方取るとチケットと宿代が2倍になるし、日替わり曲も対して差が無いだろうし、他にも見たい人がいるなら分けたほうがいいと考えている。それで全く違う構成の異次元フェスは後悔しました。
ナンバリングライブなどは千秋楽の方が特別な演出や新情報を含んでお得さから、二日目の日曜日のライブを見て翌日月曜日に有休と帰路とします。九州から東京横浜のライブ見に行くと当日は帰れない。よくもまあ毎回見に行くもんだ。)
今回の韓国公演も航空券を土曜昼に韓国入り、日曜朝に韓国出で考えてた。その方がチケット安かったのもある。
そうなるとライブ終わった遅い時間にホテル戻るよりいっそのこと空港で一夜を明かしてみるか、となる。なった。
荷物はいつもライブ行くのとそんなに変わらない。応援グッズのブレード(光る棒)は3本、両手で2本と予備か3本使うとき、でも今回はライブチケット+ブレード1本付きだから持って行くの2本でいいや。
換え電池、電圧を測るテスター、これ重要で乾電池1.2Vを下回ると1時間以上もたなくなり、黄色が赤みがかったり変な色になるから1.35Vぐらいあると3時間半は使えるので調べること。まあ新品で1.57Vあれば十分である。電池とか機械に関しては結構詳しいですよ。たぶんこの国で300人より上。
モバイルバッテリーと着替えとタオル、それに羊羹など携帯食料をリュックに詰めれば2泊は行ける。羊羹は公演前に食べておくとエネルギー補給と尿意抑えでトイレ回数が限りなく減るので重要。
今回だけ増えたのはパスポート(それと航空券含むコピー控え)、紫のヘビのぬいぐるみ"サスケ"、後述。
キャリーケースを預けたりゴロゴロ引かなくていいから移動は楽。
そもそも1泊2泊でキャリーケースって何?仕事?
ホテル泊まるならタブレット端末持っていってもいいけどね。
3.渡航
当日、毎月来てるいつもの福岡空港、今回は国際線で別の搭乗口、初めて入った。
海外は結構行ってました。パスポート2冊ある。
仕事じゃないから税関手続きなくさっさと審査も済ませる。
今って自分から言わないとスタンプ押さないのかな?ってスタンプ無し。韓国入力はシール、戻りの入国は押せた。スタンプは達成感あるから増やしたい。
福岡から仁川はたぶん東京行くより近かった。
空港から電車へ乗り換える前に購入した交通系電子マネーのT-moneyカード、現金はこの前韓国行った時の余ってた2000円分で足りる。
写真やキャタクターのプリントを自由に選べるらしいね、まあいいや。
案内が日本語多くて全く困らなかった。
ちょうどポケモンGOのイベントが始まって14-17時にネクロズマのレイドデーの開催です。
ネクロズマは合体すると高ステータスのためにできる限り捕まえるべき案件ながら空港ではレイドが成立するほどユーザーが居ないために移動します。
移動したのは弘大(ホンデ)、韓国のサブカルが集まる街らしい。
ここならレイドが成立した。寒い中で外をぐるぐる回って攻略。
それに韓国限定のバス停タスクも攻略、とにかく寒かった。韓国のフレンドが増えた。これ明日以降に送ってくるギフトが日本からとは思わないだろうに。
韓国限定の虹ヶ咲グッズも見れて良し。買うべきだったか?
めっちゃ賑わってた、アニメイトで通路まで犇めき合ってレジ待ち行列ってあまり日本でも見かけない。アニメコラボカフェもある。
ここで時間を潰すから孤独のグルメで韓国ロケ地のお店に行けなかった。
まあ、先にネクロズマのレイドが成立する繁華街、バス停タスクある所、アニメグッズのお店見たかった、あと韓国の焼肉屋はお一人様NGかニ人前からって行きにくいこと(ライブ前に焼き肉ニ人前はちょっと)、それに現金も持ち合わせが少なくてクレジットカード決済だけで今回は見送る考えで纏まってた。また来ればいいじゃん。
一通り時間潰したら会場に向かう。途中で国会議事堂は通過のアナウンスがあって大変そう。
会場の最寄り駅にはキムインホ桜子さんのファンアート広告、いつもリスナーさせて頂いておりお世話になっております。
遠く海外のアニメアイドルをよく応援しているなぁっていつも思います。お前じゃい。
会場の体育館は山の上、ちょっと登る西武ドームの雰囲気。
すっかり遅くなって暗くなってしまった。いい掲示されてるなら昼間行ってみればよかった。
チケットは紙なんて久しぶり、申込み画面とパスポート提示で受け渡し。現地のスタッフながら日本語堪能でさすがアミューズ運営。物販のピンバッチ売り切れてた、これ韓国限定で他はおおよそアジアツアー共通ですからね。
もう気温もマイナスじゃないかって寒さで早々に入場してブレードを受け取り、正面にフラワースタンド、よく出来てますね。
栞子のチマチョゴリ衣装は雑誌連載にあったニジガク空想世界旅行のイラストの通りです、知っています。
アリーナ席は背もたれのあるまるでビーチで使うプラ椅子、座席の文字が読めない、隣は韓国人。どうもAqoursからのファンでブレードもだいぶ前のモデルだった。いいね。
今回のブレードは普通のブレードの柄の底と違って切り替えスイッチが棒の側面にあるからよく誤って押します。5グループ切り替えで操作が多い、ピンク多いなぁ。こっちは歩夢のライトピンク、こっちはランジュのピンクゴールド、全然違う色だから覚えておくように。
全部座席使ってないから3000人程度かな?配信無いから来たほうがいいよ、前もライブ会場で見かけたって感じの人もいる。
ライブは、まあ楽しかった。
上海公演のネット配信を見ていた通り、冒頭のOPアクトはいつもワクワクする。広州、上海、台北、ソウル、横浜も会場がピックアップされる度に会場の歓声のオンオフが色濃い。それから登壇してアジアツアーの冒頭は他グループを含めたカバー曲、これも滅多に見れないから良し。
アニメ曲の衣装、ってことはこの後アニメ曲かぁって、つい2ヶ月前にKアリーナ横浜で7thライブが開催されて見ていたのと同じになるが、まあ韓国の人はそこまで見れてないだろうとスクスタやゲームよりアニメ人気だからなと回想しながら前半、それでもEMOTIONこの体育館であんなに重低音になるの?音響すげえ。
6人代わる代わるに終わる頃に繚乱衣装で残りのメンバーが登壇、歌い終わりと同時に残り一人が繚乱衣装を着込んで繚乱を歌い始める。そうきたぁ!アウトロからイントロにかけてメンバーが支えるこの繋ぎと歌い切れるタフネスと盛り上がりは最高潮だった。
繚乱はラブライブでもEDM強めに会場の一体感が増し、汎用性の高さから異次元フェスでも印象に残っただろう。声援・コールも日本語のイントネーションしっかりしてて海外と思えなかった。
その繚乱も終われば、今後は逆に他のメンバーが繚乱衣装を脱いでアニメじゃなくてゲーム衣装、翠いカナリア、そうきたかぁ!これは嬉しい不意打ち!
翠いカナリアは以前に遠路はるばる見に行ったにじたび北海道公演以来でそれときは声不調からCD音声流す限りだったから実際の歌はユニットライブ以来、とにかく強い歌だから尚盛り上がる。後ろにスクスタの3Dライブアニメーションも流れて嬉しかったなぁ、公式動画の決意の光衣装じゃなくてちゃんと翠いカナリア衣装で合わせてるの。
そこから立て続けにスクスタの初期曲が続く、虹ヶ咲の原点ながらあまり褒められた出来ではないゲームだが、この12/14と12/15はちょうど5年前に1stライブがあったことで思い入れのある記念日なんですよ。あの時も武蔵野の森総合スポーツプラザへ見に行ってスクスタリリース直後で当時からのファンとして感動しました。そういう意味で夢への一歩をフルコーラスで見れたのもこの時以来かも、初期衣装で年季が入ってると言われますが丁寧な作りと思います。ドキピポ☆エモーションの声援・コールも合ってた。
カバー曲もユニット甲子園で盛り上がったキラーキューン、まさかのハッピーパーティートレイン。HPTはAqoursが同じ会場でやってたリバイバルを彷彿とさせて、かつゲームがクローズしたのに今更スクスタ公式が先日動画を上げてた答え合わせだった。そういう意味だったの!?
最後はどこにいても君は君、これもまさかの劇場版ED。ここは沖縄?アニメにゲームに劇場版も押さえてラブユーにトキランもあって休み無く満腹堪能セットでした。
退場もお見送り付きなので、ここで紫の蛇のぬいぐるみ"サスケ"の出番です。俗に言うレスを貰うってやつです。数少ない女性ファンが侑ちゃんのコスプレで通ってたとこは人気あった、そりゃすごいや!いつもステージの上で大きく見える演者も並べば背が低く細いながらただ眩しかった。今回のメンバーは異常に細いのもある。
4.帰路
すっかり遅くなった時間で会場近くでクレジットカード使えそうな夕飯をケンタッキーで済ませるのも手だったか。でも駅前に来る事には弾圧のニュースあって号外も配ってた。夕飯もさておき、終電を逃さないように空港へ帰路。
空港は24時間のフードコードやコンビニが数店舗あって同じようにロビーで夜を明かす人が多かったのは事前に調べた通り、子供や女性も見かける。まあ温かいから冷えることない、とにかく暇だった。有料のラウンジもどこの椅子も満席で空きが無い、これライブや夕飯より先に行かないと無理じゃない?
バッテリーは豊富だったから困りはしない。歩き回って探検するか寝るか。
着替えあってよかった、シャツが塩噴いてて真っ白、激しい曲ばかりだったから。
朝になって搭乗手続きと出国と朝食とお土産を見てすぐ乗っちゃった。分かってましたがお土産屋の店員さん日本語上手ですね。コンビニのアルフォート3000ウォンしました、日本のスーパーなら99円で買えるサイズ。
タキシングって離着陸まで寝ることもある、朝食食べたけど機内食も軽くあった。まあいいや。24時間以内に戻り。
前に韓国行った時も24時間以内でした。あれ前職の話で面白くて、朝出勤したら「今すぐ韓国に飛んでほしい」って荷物と準備と手続きの準備して成田からLCCで釜山着いたら到着ロビーで即ピックアップされて仕事して短いホテル一泊から早朝帰るんだから。
早朝の便で帰ると、なんとかウマ娘のライブに間に合います。そのための時間とフライト調整と福岡空港の中心街近さと12/15日曜日公演だから前日を繋げられたんですね。大事です。
今回を振り返ると、もうちょっとご飯周りと移動の下調べすること、時間の余裕は十分で問題ない、宿は要らないけどあっても良かったかも、福岡の近さが僥倖、インドの田舎を経験しているとあまりに日本語が通じて海外感が無い、程々の低予算も慣れ、たぶんちゃんと調べたら特典航空券の上手な乗り継ぎで行けたかもしらないから調べること。
それと翌週もライブ行くから自分の布団で十分に寝る時間が少なかった。まあいいでしょう。年末年始は休めたので今年も行けるライブは行きます。