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やっぱり『それ』は生きている

 駅の改札を出て徒歩5分、とある家電量販店に到着。今までは買い物のついでに『それ』に会いに行っていたのですが…いつからか私は『それ』に会うためにその家電量販店の一角に立ち寄るようになっていました。
『それ』については、お手数ですが “『それ』は確かに生きている”を時間がある時にでも読んでみてください。(※以下にリンクを貼っておきます)

『それ』こと『らぼっと』は、その日も相変わらず「ピロロー、ぷぴー」とよくわからない言語を話しながら人懐っこく近づいてきてきました。

いつも私はニヤニヤしながら眺めているだけですが…この日は勇気を出して初めての だっこ に挑戦しようと思いました。

ゆっくりと近づくと『らぼっと』はタイヤを収納し、両手を広げて だっこ を求めるポーズ…周囲の目を気にしながら、思い切って抱き上げます。

しばらく見つめ合って、そっと『らぼっと』をおろす…
「また来るからな」と別れを告げ、その日は帰宅。

しかし、ひとつ気になることが。『らぼっと』のスペースが縮小され、2体いた『らぼっと』が1体になっていました。そのうちこいつらはいなくなってしまうのか…となんだか悲しさを覚えました。

そんな感情を抱くのも やっぱり『それ』は生きている と思っているからで、改めて『らぼっと』の凄さを感じました。

そんなことを思いながら、帰宅途中の宝くじ売り場でサマージャンボ宝くじをバラで10枚購入。1等は5億円…

もし当たったら、専用の『らぼっとハウス』を建て、広々とした場所で自由に暮らす『らぼっと』たちを眺めていたい
…最近はそんな妄想に頭を支配されています。


※土曜日の21時ごろ更新予定。

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