夏のタマキンベビーパウダー

タイトルの出オチ感は否めないが、夏の蒸し暑い季節、男性諸君を悩ませる問題がある。

そう。男性のデリケートゾーンのオーバーヒート問題である。これはなかなか馬鹿に出来ない問題で、特に現代のデスクワーク中心のライフスタイルだと、どうしようもなくなるくらい仕事中にボリボリしている人もいる。

普通に生活しているだけでも、汗や炎症によってタマキンと太もものギャップが荒れる場合がある。私は自宅で仕事ができるおかげで、ズボンを履く必要がないので、タマキンに快適な空気を毎事取り込むことが出来る。

だが、一般的なサラリーマンなどスーツを着て働いている人達は、そう簡単にスラックスを脱いで開放できるわけではない。近年はトランクス派よりボクサー派が上回っているので、より蒸れやすい時代になっている。

そんな世紀末である現代に、佐久間宣行のANNでとあるリスナーから『タマキンにベビーパウダーを塗ると、夏場も快適に過ごせる』という投稿がなされた。

これを受けて、佐久間さんも実践してみたところ、かなり快適に過ごせているという事を語っていた。

私は在宅勤務のお陰もあり、そこまで蒸れてなかったが、なんとなく試してみようということで、ヨドバシECで安いベビーパウダーを買ってみた。量のコスパで考えると、ドラッグストアのものが良いのかもしれないが、机の上に置いておくので、デカすぎるのも困るし、私が買ったものは固形で自分で必要量以外はひっくり返しても、こぼれる心配がないものだった。

それがたまたま値引きだったので、早速購入し使ってみた。結論から言えば、ベビーパウダーを塗布すると、サラサラになるが汗をかき過ぎると、どこまで効果があるかわからない。

ただ、在宅で仕事をしているくらいの蒸れには、十分に効果があり快適にしてくれる。

ちなみに、私は昨今の脱毛ブームよりはるか昔の2014年くらいから、ツルツルにしている。ツルツルというほどでないが、髭剃りくらいの感覚で、剃りまくっている。

その理由としては前に書いたかもしれないが、ハンガリーを旅行した際に、サウナは全裸で水着着用不可なので、海外の人にも私の日本刀が見られることになる。そこで海外の文化を尊重して、ツルツルにして臨んだ、ということが始まりだった。

ツルツルをキープしておけば、ファスナー巻き込み事故に怯えることもないし、Say KOH Showの時にパートナーの歯に糸ようじみたいに挟まる事もない。メリットしか無い事に気付かされた私は、ハンガリーから帰国後も、ずっとツルツルを維持している。

ツルツルを維持していると、毛量がない分、快適さはキープできる。その一方で、どうしても生えたてのものが皮膚を痛めつけやすくなる。タマキンのサイドも刈り上げてくるので、太ももとの兼ね合いで、肌コンディションが悪くなってしまう。

そういうこともタマキンベビーパウダーで未然に防ぐことが出来る。かなり自分としては費用対効果が高いように思える。

荒れてしまって、軟膏を塗ると、クリームのヌメヌメ感で、また蒸れて気持ち悪くなる。また、キンカン塗ってーまた塗ってーだと、少し内股が荒れていると、悶絶するくらいの爽快感を味わうことになる。そういった意味でも、予防の観点からタマキンベビーパウダーは効果的である。

在宅ワークならいいんだろうが、この季節に共有のパソコンを使ったりしなければならない仕事だと、そんなに潔癖じゃない人も、あんまり気が進まないだろう。

コロナを経てアルコール消毒は常備されているかもしれないが、コロナ関係なく共用で使うものは、アルコール消毒を定期的にしてもらいたい。

なんというか、見た目がキレイとかそういう事以上に、科学的に衛生的な環境を作る意識を人が集まる場では、個人で意識していても良い気がする。

日本は人口が多い割に街が清潔だとよく褒められる。それが何故なのかよくわからないが、確かに海外では当たり前のようにポイ捨てされているし、何かわからないが道がビチョビチョに濡れていたりする。

日本ではそういうことはあまりないし、道がボコボコになっていたり、落書きされていることもない。電車の中も、夏場が異常に臭うということもない。異常な湿気さえなければ、夏場はかなり快適だと思う。

海外の人は体臭を消すデオドランドが日本に売ってないことをよく嘆いている。海外の人に比べて日本人はそこまで体臭が酷かったりすることもない。

キレイ好きというか、周りの目が気になるのか、海外と比べると神経質なのかもしれない。細かいことが気になる性格の人が多いのと、すぐにクレームを言いたくなる性格が合わさると、公共の場では良いようにはたらくように思える。

この時期にリクルートスーツを着て就職活動をしている大学生を見ると、まだ今の時代でも、夏場にクソ暑い格好で面接に来させる会社があるのかと思って絶望する。

ほとんどの人はスーツでジャケットを着ていなくても、ネクタイを締めていたり、コロナ後でまた電車に人が戻り始めている。

臭いのが嫌なのに、臭くなるように行動しているというか、そのあたりが日本の謎の部分ではある。

自分の行動を変えないというのは難しいし、新しく始めたことを続けていくというのも難しい。健康管理など普段ないがしろにしてしまう事は、病気になって気づいたときには、なんでもっと気をつけてこなかったんだろう。と後悔することになる。

タマキンベビーパウダーも人によっては、何でもっと早くやらなかったんだろう。ということに含まれるかもしれない。困ってない人まで皆がやる必要もないのだが、ベビーパウダーは赤ちゃんの肌が安全に保たれるよう安全に作られているだけあって、すごい効力を実感した。

私のタマキンどうこうより、ベビーパウダーの技術力や赤ちゃんが安全に成長できるよう、舐めたり、目に入ったりした時も、それなりに被害を最小限に抑えられるよう考えられているんだろう。

私の身の回りを改めて見てみると、数百円で快適さを提供してくれる商品がありふれていることに気がつく。ベビーパウダーに限らず、その他化粧品であっても、数百円で映画が見れるAmazon primeでも、以前より生活の質は向上している。

それなのに、その環境下で自分の生活が全力を出し切れていないというか、満足なものになってない感じが悲しかったりもする。別にタマキンが気になって集中力が削がれて、自分の生活にきちんと向き合えていないわけではない。

もっといろいろなことができるし、一歩踏み出せば生活が好転していくことはたくさんあるのに、それを活かしきれてない感じが自分の中にある。

何を勉強するにしても、きっと無料の教材はありふれている。1日5分、英語のフレーズを練習して毎日継続すれば、きっと1年でそれなりの英語力が身に付く。あとは、自分がきちんと勉強するかどうかで自分の人生が決まる。人を羨ましがったり、だらだらしてしまう人が取り残されて、何も出来ずに嘆いている感はある。

自分にはその節があり、なんか満足いっていない。理想と現実の差を埋められずにいる。結局は、悲劇のヒロインだと思い込み言い訳にしているだけというのも自覚している。

しかし、今月からはタマキンだけは快適に保つことが出来た。それは去年の自分にはなかったことで、これからも継続していくことで私の生活は少し向上した。

何気ない一歩を踏み出して、それを継続していく。それでしか人生を好転させることは出来ない。あとは、自分を信じて継続できるかどうかで決まる。

#わたしのチャレンジ


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もやい
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