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気が狂って書いたテイルズオブリーバス現パロ短小説一集

テイフェス2024年新規イラストを見て狂って書いたものだから深く考えないでほしい~


会社のあるある:

モブ「ガラルド社長、ちょっとこちらの書類を見ていただきたいんですが」
ユージーン「ああ、わかった。」
ヴェイグ「ユージーン社長、これも」
モブ(なれなれしくない?!)
ユージーン「ああ。」
モブ(平気?!)
マオ「パパ社長、おやつはまだ?」
モブ(かわッ・・・)
クレア「あ、マオ!冷蔵庫にアイスが入っていたはずだと思うよ。ちょっと待ってね」
マオ「やった☆ありがとう、クレアさん」
モブ(社長の子供と知り合いなの?!)

***

ティトレイ「なあ、ヴェイグ。そのポニテで大丈夫なの?これからお客さんと会うことになるし」
ヴェイグ「大丈夫だ。今まで気になった人が一人もいないから」
ティトレイ「それでもなんとか直さないとと思うけどなぁ」
ヒルダ「人のことを言う前にまず受付で働いているあんたが自分のぼさぼさの頭をなんとかしなさい!」

***

コーヒーを淹れてから氷がなくなったことに気付く話
ティトレイ「なあ、ヴェイグ。冷蔵庫の氷なくなったよ。代わりを作って」
ヴェイグ「・・・」
ティトレイ「頼むぜ!普通に作るには時間がかかるぜ」
ふーんとため息をしたヴェイグはティトレイのコーヒーを凍らせて牛乳を入れた。
ヴェイグ「これでどう?」
ティトレイ「おまえ、天才・・・」


会社隣りの喫茶・一集

注意:店の店員が二人いる。一人は女性のジョアンナ、もう一人は男性のジーオ。わざわざ名前を付けたいわけではないが区別するために名前を付けないとと思っただけ。

会社の隣は小さな喫茶店。高級コーヒーがあるとはさすがに言えないけど社会人にとって一日を始める重要な一歩。
今日踏み出すのは・・・
「ピーチラテを1杯、テイクアウトで。カードで。」
あら、怖い顔をするのに案外と甘党だなあとカフェ店員のジョアンナがつい思ってしまう。

***

ある朝の事だ。
店を開いたばかりのジョアンナはみずみずしい爽やかな香水を感じてまたあの人が来たのだろうと思って振り返ってみたらその通りだった。
「いつものラテですね」
「ああ。頼む。店内で」
「はい、かしこまりました!珍しいですね、店内で召し上がるとは~」
と言われたヴェイグは目を閉じて笑いのため息をして窓のそばの席に座った。少し外を見たら鞄を開いて本を取り出して真面目な顔で読み始めた。
その途中に店員さんがコーヒーを持ってきて、
「ゆっくりしていてくださいね~」
とニコニコしながらコップを置いた。
「ああ。ありがとう」と目を向けずに本に夢中なヴェイグが無意識的に答えた。
(何を読んでるのだろう?)と気になったジョアンナが本の中をちらっと見たらキノコの図や説明を見てしまった。(趣味のおもしろい人ですね・・・)と驚いた顔で振り向いて一気にカウンターに戻った。

***

「あ、もう9時だ。それで客が少なくなったわけか」とジョアンナがため息をついた。すると、急に帽子を被った白い制服をしている学生が走りこんだ。
「すみません、テイクアウトでピーチラテを1杯ください!カードでお願いします~」
「君、子供がコーヒーを飲んではいけないって知っているでしょう?」
「うん、わかってるヨ。父さんに頼まれたんだ!」
(お父、さん?)と店員は驚いた目で注文を見ていた。
またドアの前のベルが鳴らされて、よく通っている客が入ってきた。
「あ、ヴェイグ!」
「マオ?どうしてここに?」
「ユージーンに頼まれてさ!コーヒー持って一緒に会社へ行こうヨ!」
「そうか。そうしよう。普通のを頼む。」
そんな会話を聞いていたジョアンナが「あ、そうだったか」と落ち着いた様子で口に出して二人の注目を引いてしまったが、口を手で覆って「すみません!」とコーヒーを作り始めた。

***

また店を開いたばかりの朝だったが、今回早速入るのは髪の長い女性。
「こんにちは!店内でピーチラテを2杯お願いします。支払いはカードで。」と光り輝く笑顔で注文してきた。朝早くなのに笑顔だなんて、珍しい光景だ。
「かしこまりました。少々お待ちください。」と答えたジョアンナが「見覚えのある注文だね」とつい思ってしまった。
「本当に素敵な店ですね~時間があってよかったわ」と女性が周りを見ながら嬉しそうな声で店員さんに話しかけてきた。
「ありがとうございます。ご存知の上でいらっしゃいましたか。」
「そうとも言えるでしょうね。」と女性が窓の隣の席に座って外を眺めた。
「お待たせいたしました。ピーチラテを2杯どうぞ」とコップを置いたジョアンナがカウンターに戻ったとたんベルが鳴るのを聞いた。そして、覚えのある香水の香りが鼻を突いた。
振り向いたらヴェイグがいた。
思わず「いらっしゃいませ」と口にしたが、ヴェイグがうなずいてコーヒーを飲んでいた女性の隣に静かに座った。
「待たせたな、クレア。」

***

今日は転職してからジーオの初めてのバイト。コーヒーを淹れる技術には自信があるが、接客は少し苦手。
そんな一日に・・・
(あ、怖い顔のお客さんだ!)と店に入って窓のそばの席に座ったヴェイグを見たジーオが思ってしまった。(どうすれば・・・)
ヴェイグに顔を向けたジョアンナに、向こうの男は頷く。
「ピーチラテを1杯を」とジョアンナが命令した。
「え?先輩がコーヒー飲んだばかりなんですが?」
「お客さんの注文だよ」
「そ、そちらの?」
「うん。常連客なんだから」
「そんな顔でピーチラテ・・・」
「それで君は新人だね。」とジョアンナがニコニコする。

THE END?

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