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息子に今必要なもの

今の息子に足りていないものは、次の2つだろう。
1つはじっくりと勉強に取り組む姿勢。もう1つは学習習慣だ。

理解不十分のまま、問題演習のシャワーに曝されても、その場しのぎで対応するだけで、学力は定着しない。そのうちについていけなくなって、その場しのぎすらしなく(できなく)なる(今の息子の状態だ)。
理解と問題演習は互いに補い合うものであるが、学校は問題演習を提供することはできても、理解は子ども自身がするしかない。子ども自身がじっくりと勉強に取り組み、理解することが絶対的に必要だ。

学習習慣ができていないのは、何をすればいいのか、どこから始めればいいのかが、分からなくなってしまっているからだ。そのため学習意欲が低くなって、スマホゲームに流れてしまっている。
学校は、危機感をあおって勉強させようとするが、子ども自身がその気になってくれないと仕方がない。
一番いいのは、(ちょっと)努力してみたら良い成績がとれたという成功体験だろう。それには、定期テストの点数を上げるのが手っ取り早い。
高校から大学受験まで一通り経験した大人から見れば、定期テストの成績を上げることは実は簡単である。そう思って、テコ入れしようとしたが、失敗したのは前に述べたとおりである。
学習習慣がついてないのに、試験中だからといって急に何時間か勉強しようと言っても、ついてこない。普段から勉強をする習慣をつけないと。しかし、学校が要求する学習習慣はあまりに過大だ。最低限、これだけはすることにしようと、本人と話し合って決める必要がある。



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